Avalon Investigations #2(だと思うんだが・・・)、あーーー、序盤は面白いと思ったのに・・・(^_^.) 「ロマンティック・ミステリー」って帯にはありましたが、ミステリーな部分なんて、あった??(笑) 以下ネタバレ、、、というかバレるほどのネタでもない?けど、ご注意くださいませ。 最初からジャックが怪しいとわかっていて、絶対何かドンデン返しなり意外な展開なりがあるに違いない!と思って読み続けても、残念ながら最後までそのまま突き進んだだけでした。 ジャックの苦悩やダイアナの葛藤はよくわかるんだが、それよりも肝心のジャックの引き起こした事件の顛末がなんだかとってもあっけなく終わってしまって・・・ カーマイケルに対抗するためにこれだけのことをしでかしたのはわかるんだけど、それにしては最後が嫌にすんなり終わってしまったな~。 古代遺跡を発掘して冒険する考古学者の教授と私立探偵、インディ・ジョーンズっぽい!なんて書かれていたけれど、彼らが実際に動きまわったのはニューオーリンズ界隈とせいぜい野性的な動物園でして。。。 ラストも空港のセキュリティーゾーン付近って、なんか味気ないって思うのは私だけでしょうか? どうにも盛り上がらないと思いつつ読んだせいか、熱いラブシーンも当事者以外読んでいてあまりドキドキも無いし~~~ と、後半部分はかなりイライラさせられた感じでした。 シリーズはこの後、ボビー、キャシー、フィオナと気になるサブキャラたちのロマンスが続くので、読んでみたい気はするけど、、、時間があれば(笑) スポンサーサイト
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The Hathaways #5、ついにシリーズも最終話、家族全員が愛する人を見つけて、にぎやかで生き生きとした家族像が微笑ましいラストでしたね。 予想では、ベアトリクスに騙されたと思ったクリストファーがもっと頑なな態度にでて、誤解が誤解を生んで悶々とした状況でヤキモキさせられるかと思ったのですが、、、 意外とすんなりと2人の気持ちが重なったので、そういう状況が続く展開が苦手な私にはむしろ嬉しかったです。 戦争によってふわふわと気楽に生きてきた人生観を粉々にされ、人の本質を感じられるようになったクリストファーが、森の中でベアトリクスの存在を「感覚」で発見するところは、グダグダと愛の外側をまわり道しないストーリー展開を予感させて、とても印象的。 そう、、、全編通じて、これでもかってくらい素直な展開で、それが薄っぺらくならなかったのが良かった! いやね、しつこいですが、素直になれない2人がウダウダ悩むだけのロマンスは本当にわたしく苦手なんです(笑) ベアトリクスの素晴らしさに早々に気が付いて結婚を意識するフリストファー、色々な問題があることを承知で彼との結婚を前向きに進めるベアトリクス、クリストファーが心の闇に苦しみながらもベアトリクスを頑なに拒まず共に努力する道を選ぶのも良かった。 と、逆に言えばあまりにストレートな展開で物足りない、と思われる方もいるかなーってくらい、心地よく読みえ終えられました。 ま、確かに、印象としてはすこーし薄めになったかも知れませんが・・・(笑) |
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エマ・ワイルズの、マックレイ氏族とキャメロン氏族のハイランダーたちの中編、面白かったです。 そこそこ(いやエマ・ワイルズにしては・笑)熱くて、それぞれの作品が、前作でヒロインに失恋したヒーローのロマンスというちょっと面白い趣向の連作でした。 そういう意味でも、1作目のイアンが一番キャラとしてあっさりしていたかも。 だって、失恋してないしね~~~(笑) そして一番おいしいとこ取りというか、楽しませてくれたキャラはロビーで、私が一番好きなのは真面目なアデインです! アデインがジュリアに、婚約破棄されて別の男に嫁がれた上に、あらぬ疑いをもたれて疎まれて悶々と悩む姿がいじらしく可愛かったですね。 どのヒーロー達もヒロインに「誘惑されて」あっという間に陥落するんだけど(笑)そこは上手く抗えない感じが表現されていて嫌みない感じでした。 それにしても、エマ・ワイルズはすごい勢いで邦訳されている・・・ 何度もしつこいですが(笑)パラノーマルも出してください~~ |
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Troubleshooter #10、うーーむ、やっぱりブロックマンはいいな♪♪ なんというか、疾走感があってキャラ全員が等身大よりちょっと肝っ玉が「デカくて」いい奴ばっかりで、、、(笑) ままならない人間関係、想いが交錯してもつれてややこしいんだけど、それぞれが人間臭くて興味深い。 そこに、人間性のかけらも無いサイコキラーが絡んだ連続誘拐殺人事件の緊張感が絡んで、物語はどんどんと進んでいくのです。 とにかく、時間も忘れて一気読みしました。 背が低めのジェンクと、これまた日系人にしても小柄でしょというリンジーの、ちっちゃいけど威勢のいい2人のテンポのいい会話を読んでいると、この人たち本当に相性いいんだなとにんまり。 ジェンクよ、それなのになんでトレイシーに拘る?!(笑) と言っても、早々にリンジーへの想いは今までと違うということに気が付いた賢い彼、リンジーに正面から真面目に誠実に取り組む様子が、これまたキュートでしたね。 イジーにこいつはどんだけリンジーに電話しているんだと呆れられながらも、ひたすら電話しまくる彼は可愛かった! 恵まれなかった親子関係と出自への持たなくてもいいコンプレックスのせいで、生涯への展望を抱くこともなく誰かと一生を共にするという感覚に恐れをなすリンジーの気持ちが読者にも理解できるし、その殻を破って人生に飛び出す決断をもたらすジェンクの頑張りが格好良かったですね。 と、メインの2人も十分面白かったのだけど、やっぱあれでしょ~、イジーとトレイシーのどっか笑えて切ない関係でしょ! イジーはこの後シリーズでヒーローになるわけだけど、トレイシーとの関係はそれまでに描かれることがあるのかな? 女に嫌われる女の象徴(笑)トレイシーだけど、サイコキラーに捕まってからの彼女の奮闘には大拍手でしょ! イジーの前では被りもの?を脱いで素の姿を垣間見せるトレイシーがどんな風に成長するのか、また読みたい気がします。 で、マックスとジーナ以上にイライラさせられそうな(笑)デッカーとソフィアはどうなのよ?デイヴの恋はどうなるのよ?! って、今後が気になる伏線もいっぱい、なわけですね。 そして、私が最後に声を大にして「ありがと~~ブロックマン!!♪」と言いたいのは、トムの姪、あのマロリーとオタク(笑)な彼のデイヴィッドが結婚するってニュース!!! もうね~~~、1作目の彼らのロマンスシーンは、私はどんだけ読み返したことか!! その後、どの作品でも彼らのその後は書かれていないかとチェックしてきましたが、ここにきて本当に嬉しいお知らせでした♪ |
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The Madison Sisters #1、今年最初はまずリンゼイ・サンズから! 彼女らしい、テンポの良い会話とドタバタ劇でかなり笑わせてくれます。 前半部分は特に、リチャードがクリスティアナを妻として受けれるまでのドキドキとか騙し合い?が楽しくて、かなりな勢いで読めたんだけど、後半は徐々にトーンダウン。 荒唐無稽の設定とか、ドタバタした展開が楽しめるのは結構短いので(笑)だんだんダレてきちゃうというか・・・ リチャードがひたすら我慢強く思いやり深いのにセクシーっつう、美味しいキャラなのは良かったけど、それと比べてクリスティアナのキャラが余り定まらないというか・・・ しっかり者の長女であり我慢強い妻なのはわかるのだけど、ディッキーにひたすら服従していた姿と彼の死体発見から怒る展開を仕切る姿が、どうも上手くマッチングしない感じでした。 ただ、迷いながらリチャードの男らしく優しい魅力にメロメロになってベッドに倒れ込んでしまう部分は、結構キュートで面白かったんですけどね。 さて、シリーズ次作はシュゼットとダニエルのロマンスらしいですが、それよりも俄然気になるのはリサとロバートでしょ?! |
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