怒涛の邦訳ラッシュのエマ・ワイルズ、さすがに少し食傷気味でもあり、さくっと読了(笑) ★「不適切な願いは嵐のように」CAN'T SAY NO これはなかなか切なくてキューンとなる感じで、甘酸っぱさもあり、良かったです♪ ヒーロー:ウェイドが少し、私の大好きなオリヴィア・パーカーのロスベリーを思い起こさせて・・・ あらすじだけだと、こんなにも真面目で切ない恋のドキドキを味わうと思わないので、嬉しい驚きでした。 ヒロイン:ヘレンも行動は大胆だけど地に足がついた感じで、お似合いのカップルでございました。 ★「真夜中の情熱」MIDNIGHT WITHOUT A MOON これはもう、途中からトレントンのおバカっぷりに笑えてきて・・・ 上から目線でジェシカを救ったつもりが、心のうちを見透かされて溜息つかれている様子が、ね、、、 そういう意味で、最初から最後までジェシカの肝の据わった感じというか、トレントンに対してしょーがないわね的な独り言の数々が、面白かったです。 ★「たぐいまれなる美しい人」INCOMPARABLE 確かに一番ホットではあったけど、ドキドキ具合は一番低かったかも(笑) なんとなく、ただやっているだけって感じが・・・(爆) アントンが最初からいけすかない野郎だし、ララもまあ、そんな簡単に・・・ エマ・ワイルズのレヴューを書きながら、オリヴィア・パーカーから次の作品がなかなか出てこないのが残念でならないtu-lalaです(笑) スポンサーサイト
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The PSY-CHANGELING Series #5、シリーズもいよいよ5作目まできましたね! 600ページの超ヴォリュームでしたが(笑)テンポよく読み終えました。 今回一番乗って読めたのは、今までのサイのヒロインの中でアシャヤの行動や考え方が一番私的にスムーズに感じられたからかな。 確かに最初からサイレンスを打ち破って評議会に挑戦するっていう設定だから、心の動きを追いやすかったのかもしれませんが、これってストーリーに入り込むためには結構重要なことだと思いました。 やはり、自分の心とあまりにもかけ離れていると、なかなか感情移入が難しいのでね。 アシャヤが気になって仕方なく、からかって怒らせながらも最初から関心があることを大っぴらに認めているドリアンの行動も、スッキリとして心地よかったし。 このシリーズ、やはりロマンス以外の部分の展開の面白さが格別なので、本流のロマンス部分がしっくりくると実に上手く物語の世界観に入っていけて楽しめるんですよね~。 そういった意味で、シリーズが進むにつれてどんどん興味が湧いてくる展開なので、今後がますます楽しみです。 今作品で特に面白かったのは、アシャヤの双子の妹の存在。 そこにサイネットとネットマインドの存在を上手く絡めて、更には星のウェブとも関連付けながら納得いく形でラストまで持っていったのが面白かったです。 サイネットの世界をあまり抽象的な描写ではなくスッキリ描いてくれたのも、読みやすかった理由では? それでも、今後サイネットの謎が更に複雑になっていくのも、それはそれで面白みが深まるような気がします。 あと、今回はロマンス部分の熱が少し控えめだったかな~と思います。 ねっとりした熱は、低めだったか(笑) |
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The Fever Series #2、むむむ・・・・ちょっと、停滞気味? シリーズ1作目の高揚感は、少し影をひそめた感じですかね~。 この圧倒的な世界観の面白さはもちろん継続中なんだけど、やはり一口食べてしまったら続けてもっと美味しいものが食べたくなるものです(笑) そういう意味では、前作通り、変わらぬ美味しさではあるけれど若干物足りないところです。 新しいキャラも出てきたりしていますが、彼らが活躍するまでまだ時間がかかるのか、顔見せ程度で終わっているし、バロンズとマックの関係も、当然と言えばそれまでだけどなかなか進まない。 確かにバロンズがマックに魅かれている様子は伝わるんだけど、どうせならもっとツンダレ炸裂して欲しかった! ともあれ、マックがどんどんヤサグレていく様子(笑)は、なかなかに読み応えがあって骨太でいいんですけどね。 新しく興味を覚えるような展開が少なかったのが、少し残念です。 シリーズ全体を通じて展開を考えてのことでしょうが、変化が少なすぎて単調な感じではありました。 |
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