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「あきらめきれなくて」サンドラ・ブラウン 
あきらめきれなくて (新潮文庫)あきらめきれなくて (新潮文庫)
サンドラ ブラウン Sandra Brown

新潮社 1998-03
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サンドラ・ブラウンの新潮文庫から出ているロマサスも、まだまだ未読がたくさんあります。
結構、ページ数もあるので読み始めるのに気合いがいる・・・(笑)
今回も、邦訳が出てずいぶん経つので、ネタバレありですのでご注意を~!

舞台は石油会社のあるテキサスのとある町、そこでの人間模様だけのほうがぐっと締まっていたと思うけれど、物語の展開は中米の内戦状態の国のゲリラ軍が絡んできます。
北米のロマサスって、中米の政情不安の国が舞台になることって結構多いですよね~。
単純な逃避行でヒーローとヒロインにぐっと絞った展開なら好みですが、この作品のようにあちこち話が飛ぶのはどうもピンとこなかったな~。
どうも、読後感がスッキリしないというか、後味悪いんですよね。
それは多分ヘザーとタナーの運命とか、美しい外見の下のランドルの怪物なみの醜悪さ、とかのせいか。
クラークとのスキャンダルのオチは想像通りだったけど、ランドルがここまで悪役に徹するとは!
モンテサングレからえらくアッサリ脱出できた、と思ったらそういうドンデン返しか~、とその点は面白かったんですけどね。
反発から愛が生まれるキイとラーラのターニングポイントもあまりしっくり来なかったし、いじらしくてそれなりに読ませてくれたジャネレンとブーイも、ジャネレンがあまりにもスレてないのにちょっと違和感があったり。
いろんな部分がちょっとずつシックリこないな~、と思いつつ、そこはサンドラらしい展開の上手さで、最後までそこそこ楽しませてくれはしました。
さて、次はどの未読作品を読もうかな。
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テーマ:ロマンス - ジャンル:本・雑誌

【2011/10/24 Mon 20:26 】 | B | comment(0) | trackback(0) |
「初恋の隠れ家で」ローラ・キンセイル 
初恋の隠れ家で (ライムブックス)初恋の隠れ家で (ライムブックス)
ローラ キンセイル Laura Kinsale

原書房 2011-10-07
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訳者あとがきにもあるように、ローラ・キンセイルの印象を変える作品でしたね~。
ただ、こっちの雰囲気のほうが好きかと言うと、あながちそうとも言い難い(笑)
なんて偉そうに言えない私、だって邦訳2作品のうち「黒き影に抱かれて」しか読んでないもんで・・・
正直、「黒き~」もそんなに夢中になったわけじゃないけれど、なんかこう、救いが無さ気な感じが(爆)私好みで、今回の作品のちょっとドタバタでほろ苦ハッピーな感じより、好きかも。
ヒーロー:トレヴとヒロイン:カリーは幼い恋を忘れずに大人になったわけで、最初から最後までお互いへの気持ちに迷いは無いのです。
ただ、いろんな事情が災いして、なかなかいっしょになれない、そのジレンマをユーモラスな設定やキュートな動物、意地悪な敵役なんかを配して演出しています。
そこがどうも、私にはバタバタした印象で・・・
それは実は「黒き~」の時も感じたことなので、この作家さんの特徴なのかなーと思いますが、色々と展開に盛り込まれるものが多くて、2人の心の機微が影に隠れてしまうような印象でした。
トレヴがやんちゃなまま大人になった感じなのも、逆になんだか子供っぽいイメージが強くて、私にはイマイチ魅力的には感じられなかったな~。
カリーを一途に想っているところは良かったけれど、なかなか腹を括らないところが・・・ちょっとイライラしました。
カリーも、良い子がいざという時大胆になる、という設定の「良い子」の部分が強すぎて、ついつい「そんなに頑張らなくても~」なんて思っちゃいましたね。
ロマンスの熱も意外に低めで、そこもちょっと不満でした(笑)

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【2011/10/18 Tue 21:21 】 | K | comment(0) | trackback(0) |
「黄金の乙女に恋の手ほどき」ソフィア・ナッシュ 
黄金の乙女に恋の手ほどき (ラズベリーブックス)黄金の乙女に恋の手ほどき (ラズベリーブックス)
ソフィア ナッシュ Sophia Nash

竹書房 2011-10-08
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ソフィア・ナッシュは以前に出た初邦訳作品を読もうと思いつつ、買ったまま未読の山に乗っていました・・・
作家としてはとても気になっていたのと、今作品は設定がとっても私好みだったので、早速読んでみました。
似たような印象の多いヒストリカル作品の中で、久しぶりに夜中までかけて一気読みするくらい面白かった!
ストーリー的にはよくある金目当ての放蕩者と初心なヒロイン・・・と言ってしまえばそれまでなんだけど、そのバックグラウンドにのせて展開させるヒーロー:ウィルとヒロイン:ソフィのキャラ設定が、抜群に上手かった。
いやキャラ設定というより、キャラの育て方?でしょうか、、、
ウィルもソフィも、苦しい恋をすることによって新しい自分自身を切り開いていくのだけど、その展開がとても心地よかったです。
正直、侍女の言うことをあっさりと信じるソフィに、うーーん、と思うところもありますが、そういう心の揺れや、結局ウィルを振っておきながら忘れることもできずに自らを苦しめるソフィの想い、ウィルの隠れた姿を発見していく彼女の心の成長、そういう部分がとても巧みで共感できました。
そしてやっぱり、ウィルがすごくいじらしくて・・・(笑)
ソフィがドギマギするくらいの色男っぷりで茶目っけもあって自分が女性に与える影響を十二分に知り尽くしている彼が、ソフィに対して怖いくらい真面目な切ない恋をするくだり、それが割と前半部分にくるのが面白く、そこから自分の汚名を返上してソフィを何としてでも自分に取り戻そうと奮闘する姿が、セクシーな部分と相まってとても良かったですね。
誤解や頑ななソフィの態度でなかなか会ってももらえない彼が、ついにはソフィの地所まで追いかけて懇願する姿が、みっともないところなく妙にキュートだったのが、凄いって思いました(笑)
特に、ソフィから辛辣な別れの手紙をもらった時のウィルの描写が、リアルで印象的でした。
ウィルの女性に対する不信感、人生を真面目に生き抜こうとしない様子、その根底にあった事件もさらりと、でも印象的に差し込んでいて、上手いな~と思いました。
あちこちでクスっと笑えて、切なくなって、ロマンスらしいロマンスなんだけどベタベタせずに大人なムード、大満足の1冊でした。

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【2011/10/10 Mon 08:31 】 | N | comment(0) | trackback(0) |
「ファベルジュの卵」アン・スチュアート 
いつもblogに遊びに来ていただいて、ありがとうございます。
拍手コメントを残して行ってくださっている方、本当にありがとうございます♪
コメントを励みに、勝手気ままではありますが、今後も細々と続けていくので、どうぞよろしく!
拍手コメントへの返信?って、読めるのかな~と、いまいちシステムに自信が無いので、この場をお借りしてお礼申し上げます<(_ _)>

さて、しつこくしつこく、アンの未読のHQを読んでおります。
今回は「ファベルジュの卵」、原書は「CatspawⅡ」ってことで「泥棒と探偵を」の続編です。
原書の絵もなかった・・・(笑)
こういう凝った設定(怪盗とか宝石とか・・・)のものはあまり好みでは無いのと、前作がまあまあだったので(笑)なかなか続編に手が伸びなかったのですが・・・読んでみたら印象が一変です!!
前作と違って、抜群に面白かった♪
各章に古い映画のタイトルがついていたり、おっされ~~な印象なんだけど、それが粋に決まっている感じです。
前作ではどこかスカした印象が強かったブラックハートが、フランセスカと妹との間に入って悶々ハラハラいらいらする様子が。。。面白かったわ~
しょっぱなのどしゃ降りの中自分の部屋のベランダから忍び込むフランセスカの描写が、、、いきなり大笑いさせてくれて、ブラックハートとのやり取りも数段面白く感じられたな~。
ストーリーの重要な部分を占めるブラックハートの妹ダニエルと刑事のマクナブとの切なくも情熱的なやり取りも素敵だったし、喧嘩しながら結局イチャイチャしてしまうブラックハートとフランセスカの熱い場面も楽しかったです。
ほんと、テンポのよい名作映画を観たような、そういう満足感です。

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【2011/10/09 Sun 20:16 】 | S | comment(0) | trackback(0) |
「愛を奏でるコンテスト」キャラン・クレイマー 
愛を奏でるコンテスト (ラベンダーブックス)愛を奏でるコンテスト (ラベンダーブックス)
キャラン・クレイマー

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ラベンダーブックス大プッシュ?のキャラン・クレイマーのデビュー作、デビュー作にしてはいい感じ、というのが私の正直な感想です。
ハリーとモリーの心の機微を細やかに分かり易く伝えてくれるのも良かったし、展開もスムーズで独自の雰囲気も醸し出していた気がします。
一方、ハリーの内面の苦悩があと一歩描き切れていないと思ったことや、結婚やモリーに対する考え方の変化の具合が少し曖昧じゃないの?と思ったのも事実です。
ま、デビュー作だからガタガタと小言を並べる気はありませんが、期待がデカすぎるとちょっと残念・・・というか、ごく普通に面白い、読みやすいって印象でしたね~。
多分、私がハリーにあんまり興味がわかなかったからかも(笑)
だって、、、普通の気のいいお兄ちゃんって感じで、、、特別にコレ!!っていう強烈な個性は感じなかったな~。
最初の数ページでは、ハリーとモリーの子供っぽいやり合いがどうもイマイチ・・・と思っていたのですが、だんだんと2人の切ない想いが勝ってきて、それなりに感情移入して納得はできた感じです。
それと、愛人たちの駆け引きと友情という側面も、正直モリー以外の誰にもあまり好感が持てなかったので(笑)これまたイマイチだったし、悪役のリチャードも小者だったのとラストがちょっと都合よく納まりすぎたのも・・・
って、十分小言が多いでしょうか?
ただ、これからシリーズが続いていけばその辺りもこなれてきて、キャラの深みも増してきていい感じになるのでは?と期待しています。
ユーモラスで明るいムードと、からっとしていながらかなりホットなラブシーンが印象的でした。
でも私、どっちかというとネットリ恥ずかしい?!ラブシーンが好きなんで・・・(笑)

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【2011/10/07 Fri 20:53 】 | K | comment(0) | trackback(0) |
2011年11月の気になる新刊 
◎即購入
○思案中
△今のところ様子見


10/下旬 扶桑社ロマンス
△リンダ・フランシス・リー(Lee, Linda Francis)「(邦題未定)(NIGHTINGALE'S GATE)」
△ソフィー・ジョーダン(Jordan, Sophie)「(邦題未定)(ONE NIGHT WITH YOU)」

11/9 マグノリアロマンス
△メリッサ・メイヒュー(Mayhue, Melissa)「宿命に導かれた恋(A HIGHLANDER'S DESTINY)」
Daughters of the Glen #5 
◎マリー・フォース(Force, Marie)「恋の予感は突然に(LOVE AT FIRST FLIGHT)」

11/10 RHブックス・プラス
△ロクサナ・セント・クレア(St. Claire, Roxanne)「罪深き守護天使(NOW YOU DIE)」
The Bullet Catchers #8
2009 RITA Finalists for Romantic Suspense

11/10 ラズベリーブックス
△クリスティーナ・ドット(Dodd, Christina)「泥棒伯爵にハートを盗まれて (TROUBLE IN HIGH HEELS)
The Fortune Hunters #1
2006 RT's-Reviewers' Choice Award finalists CONTEMPORARY ROMANCE

◎エマ・ワイルズ(Wildes, Emma)「砂漠の王子とさらわれた令嬢(ARABIAN PEARL)」
Brothers of the Absinthe Club #1

11/10 ライムブックス
○ジェイシー・バートン(Burton, Jaci)「闇に煌めく恋人(THE DARKEST TOUCH)」
Demon Hunters #3
◎アレクサンドラ・ホーキンス(Hawkins, Alexandra)「真珠は偽りの調べ(ALL NIGHT WITH A ROGUE)」
A Lords of Vice Novel #1

11/15 MIRA文庫
◎キャンディス・キャンプ(Camp, Candace)「放蕩伯爵、愛を知る(SO WILD A HEART)」
△ジュディス・マクノート(McNaught, Judith)「もしも願いがかなうなら」「綴られし乙女の祈り」「君とめぐり逢うまで
3作品収録

11/15 ソフトバンク文庫
◎ニコラス・スパークス(Sparks, Nicholas)「最後の初恋」
「THE LAST SONG」??
→「NIGHTS IN RODANTHE」でした~。

11/18 二見ミステリ文庫
◎ジル・バーネット(Barnett, Jill)「(邦題未定)(BEWITCHING)」
◎ジュリー・アン・ロング(Long, Julie Anne)「(邦題未定)(TO LOVE A THIEF)」
2005 RT's-Reviewers' Choice Award finalists HISTORICAL LOVE & LAUGHTER

11/19 villagebooks
△アイリス・ジョハンセン(Johansen, Iris)「(邦題未定)(BLIND ALLEY)
Eve Duncan & Friends #4
2004 RT's-Reviewers' Choice Award finalists BEST SUSPENSE

11/22 ラベンダーブックス
◎キャラン・クレイマー(Kramer, Kieran)「(邦題未定)(DUKES TO THE LEFT OF ME, PRINCES TO THE RIGHT)」
Impossible Bachelor #2
◎エヴァンジェリン・コリンズ(Collins, Evangeline)「(邦題未定)(SEVEN NIGHTS TO FOREVER)」
RT BOOK REVIEWS 2010 Reviewers' Choice Award Nominees Innovative Historical Romance



なんとなく派手さは無いけど、いいとこ突いてそうな(笑)そんなラインナップですな~
エマ・ワイルズ、アレクサンダー・ホーキンス、ジル・バーネットとジュリー・アン・ロング、なんかが特に気になります。
エロ系少なめで、珍しい感じですね。
秋の夜長、落ち着いてじっくり読みたいです♪

テーマ:ロマンス - ジャンル:本・雑誌

【2011/10/05 Wed 00:41 】 | 読書あれこれ | comment(0) | trackback(0) |
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