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「ひめごとは貴婦人の香り」エリザベス・ホイト 
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エリザベス・ホイト 岡本 千晶

原書房 2011-07-08
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The Legend of The Four Soldiers #1、モヤモヤ気味の読後感(笑)
キャラの設定とか、展開とか、とても赤裸々なラブシーンや、苦しさや切なさを乗り越えた愛とか。。。
物語としては大胆でセクシャルでとてもよく練られていると思うのですが、どうにもならないことが1つ・・・
ヒロイン:エメリーンを好きになれないってことよ!!(爆)
ホイト作品はヒロインを決して美しく賢いだけに描かないところが特徴であり美点だと思うのですが、時々こういう風に読み手を選ぶキャラになっちゃうこともあり・・・。
アメリカ出身でイギリスの貴族社会に迎合する気のないサムと、そんなサムの豪胆さとその裏にある弱さに魅かれるエメリーン。
典型的な張りあって愛を深めるタイプのカップルで、その刺激的なやり合いは大人のロマンスらしくとてもセクシーなのよね。
抗いようもなく魅かれあっていく2人の熱が、所々に差し込まれるサムの戦争の辛い記憶と重なって、実に切なくて痛々しくも美しいのです。
サムとの身分や生い立ちの違い、生きている世界の違いを思うにつけ、愛してはいけない人だと思ってしまうエメリーンなんだが、なんというか・・・常に自信満々な感じがどうにも(笑)
いや、サムに嫌われたんじゃないかとか、そういう弱さを垣間見せて強気の後ろの儚さや脆さを表現しているんですけどね。。。
サムに抗えず結局ズルズルと関係を続けながらなんだかんだとサムを責めるところ、ジャスパーとサムの両方の気持ち、果ては自分の気持ちにも完全に嘘をついてさっさと逃げて婚約しちゃうところ、そしてなんだか常にサムを上から目線で批判しているところ、そういう部分がどうしても好きになれなかったかな~。
こういう女性と結婚すると、疲れませんかねサム(苦笑)
人間らしいヒロインとヒーローのドラマティックな恋、と懐深くして読めればよかったのですが、エメリーンがどうにも私の苦手なタイプだったので、なかなか難しかったです。
それより、2作目のジャスパーとメリサンドの恋のほうが断然気になるので、続きもちゃんと読むつもりですけどね。
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テーマ:ロマンス - ジャンル:本・雑誌

【2011/07/24 Sun 21:30 】 | H | comment(0) | trackback(0) |
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