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「守護天使に恋して」メアリー・カルムス 
守護天使に恋して (プリズムロマンス)守護天使に恋して (プリズムロマンス)
メアリー・カルムス こうじま奈月

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プリズムロマンスのもう1冊も、とりあえず読了。
なんか、こういう「絵」の作品のレヴューに違和感ありなんですが(^_^.)
あまりにもBL風すぎて内容と違うなーと。
マンガじゃなくても、よいのでは?
ちなみに原書もイラストですが、こんな感じでなかなか素敵です。

The Guardian
The Guardian

とりあえずってのは、まさにとりあえずって感じでして、途中ものすごいはしょって読んでます(笑)
あのね~、ラブシーンありきの作品ですが、そのラブシーンもそれほどドキドキしなかったかな~。
なんか単なる「行為」って感じがしちゃいました。
その点は、もう1作「貴族の~」のほうが数倍ドキドキしましたよ、私は。
ジュードの住む現代アメリカと、オーエンの住む世界とをまたいでストーリーは展開していくんだけど、どうも私はラスト付近のジュードの家族や元恋人とのスッタモンダは必要なかった気がします。
ジュードのキャラは、その通りしなやかで優しくて心地よいんだけど、もっとオーエンと丁々発止のやり取りをしてくれたほうが楽しかったかな。
えーっと、7月にも2作品出るということなんで、このジャンル作品が日本でも定着して欲しいと思うので買って読んでみようと思っていますよ。
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テーマ:ロマンス - ジャンル:本・雑誌

【2011/05/31 Tue 19:58 】 | M/M | comment(0) | trackback(0) |
「闇を照らす恋人」J・R・ウォード 
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J. R. ウォード 安原 和見

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The Black Dagger Brotherhood #4、お待たせのブッチ&マリッサでしたが・・・デカだけに、期待がデカすぎた?
(ひゅるる~~)
いやもう、巷に溢れる数多のロマンス作品に比べると文句なく面白いんだが、何せこのシリーズそしてこの作品に対する期待値が半端ないっすから(笑)
そういう意味で、今までのシリーズの中で突出した印象がなかったのが、正直なところです。
うーん、前作のザディストがあまりにも私にはラブすぎて・・・どうしてもそれと比べると薄味なんだよね~。
だって、読み終わって「さて、次は何読むかな~」って気になっちゃいましたもん。
まず、人間でありながら兄弟団と行動を共にする元デカのブッチ、彼のキャラはどっかキュートなんだけどなんか情けないとこもあり、そうかと思うととても高潔で真摯な部分もあり・・・そのミックス具合が魅力なんだけど、悪く言えばどっちつかずとも言える・・・
いやいや、私はシリーズ1作目からブッチの大ファンなんで、そんな彼が大好きなんですが!
そういうハッキリしたキャラ設定じゃない部分、彼の立ち位置というか、家族からも人間界からも距離をおいている「異邦人」的部分がクローズアップされて、そこはなかなか上手いなと思いました。
ブッチがなぜ家族から疎まれているのか、なぜヴァンパイアにシンパシーを感じるのか、なぜVとここまで友情を深めることになったのか、そういう諸々の謎がカチっとはまるラストは心地よい。
ただ、心地よすぎるところもちょっと気になり・・・ブッチに埋め込まれた<オメガ>の「指」からすんなりと解放されるところ、血統を辿ってすんなりヴァンパイアになれちゃったところ、、、
どうしようもない状態から生まれた究極の愛の関係が切なすぎた前作に比べると、ちょっとヌルい気がして。
しかし、それはそれ、そういう全ての展開のうねりというか流れというか、構成力の凄さに今回も本当に脱帽したわけです。
面白ーい!止まらない!!って感じでした。
マリッサの評判はイロイロのようですが(笑)確かに、ちょっとイラっとさせられる部分はありなんだけど、生まれてずーっと高貴なお嬢様として育てられてきたバックグラウンドを考えれば、逆にあんまり出来すぎたヒロインより納得できる気もしました。
今の段階ではブッチの人間性がマリッサを包み込んでいる感じですが、シリーズの今後でマリッサの成長も描かれていればいいなーなんて思います。
で、当然シリーズの今後につながるキャラたちの行動もいろいろ・・・ほんと、作者はよく考えてるわ!
まずは、V!!
もうね・・・ブッチへの執着ぶり、儀式でのラブラブぶり?!には参った・・・(笑)
それこそslash作品の格好のネタだわね~。
で、ゼックス♪♪、、、そうか、そうなんか~、あなたは!!いやもう、気になる気になる。
ジョンは着実に大人の男へむかって成長してきているし、Zとベラの熱々ぶりには思わず頬が緩む。
は~~、ますますシリーズの今後が楽しみで仕方ないですね!
「LOVER UNBOUND」 → ヴィシャス
「LOVER ENSHRINED」 → フュアリー
「LOVER AVENGED」 → リヴェンジ
「LOVER MINE」 → ジョン
あえてヒロイン名は書きませんが・・・
そして今年にはとあるヒロインのロマンス「LOVER UNLEASHED」が刊行されるようです。

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【2011/05/29 Sun 22:04 】 | W | comment(0) | trackback(0) |
「貴族の恋は禁断の香り」アヴァ・マーチ 
貴族の恋は禁断の香り (プリズムロマンス)貴族の恋は禁断の香り (プリズムロマンス)
アヴァ・マーチ 寿たらこ

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BOUND #1&2、オークラ出版よりお試し刊行(笑)のプリズムロマンス、BLには興味無しの私ですが、一人前の男性同士ってのは嫌いじゃない(むしろ好み~?)ので、早速読んでみましたよ。
なかなか、面白かったです!
ただ、何ページかに1回はそういうシーンを設定するノルマなのか?というラブシーンには、ちょっと笑えましたが(爆)
所謂「やおい」って、要するにラブシーンありきってことなんですよね?
いやいや、熱いのは大好きなんで、それもまた楽しめたんですけどね。
やっていることはかなり赤裸々ですが、エゲつない描写ではないし血を見るわけでもないので(笑)M/MがOKなら全然大丈夫じゃないかな~。
エマ・ホリー作品とか読まれてダメな方はお勧めしませんが。
そうそう、今回この作品を読むにあたって初めて知ったのが、オリジナル小説(M/Mでなくても?)の男性キャラによるM/M二次創作小説のことをslash作品っていうのですね~@@
「○○/△△」ってキャラをつなげて表記するからとか・・・なるほど~、勉強になりました(笑)
で、この作品はというと、中編が2作入っています。
主人公は同じオリヴァーとヴィンセントなんですが、このオリヴァーのキャラ設定がなかなか良かったです。
自分自身では、何の取り柄もなくヴィンセントに比べたら見た目も平凡すぎるほど平凡だと思っているわけなんだけど、ヴィンセントにとってはそのオリヴァーのナチュラルさがきっと魅力だったんでしょうね。
幼馴染という設定も、関係を築く上でわかりやすく、ヴィンセントが在りのままの自分を受け入れる助けになっていました。
ヴィンセントの言葉攻め(笑)とそれに身を委ねるオリヴァーの関係がわかりやすく、幼馴染→恋人→生涯愛する相手、という気持ちの動きにあわせて関係が変化していくところもスムーズだったかな。
まあ、ロマンスという意味では大した深みは無いってのが正直なところですが、サラっと読むには十分でしょう。

なにぶん、まだまだこの分野は勉強中なので(笑)間違った解釈をしている部分があったらごめんなさい(^_^.)
でも、がぜん海外オリジナルslash小説に興味がわいてきました!

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【2011/05/27 Fri 20:16 】 | M/M | comment(0) | trackback(0) |
「瑠璃色のドレスをまとって」ジョアンナ・リンジー 
瑠璃色のドレスをまとって 華麗なるマロリー一族瑠璃色のドレスをまとって 華麗なるマロリー一族
ジョアンナ・リンジー 那波かおり

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The Malorys #5、主人公2人があまりハメを外すタイプじゃなかったので、少し大人しい印象の読後です。
デレクはマロリー家の跡継ぎとして常に面倒を起こさずそこそこに遊びつつ成長してきたので、その抑えめの情熱はある意味心地よいというかね。
いい子ちゃんヒーローが情熱に振り回されて悶々と苦しむ、ってのもまた一興ですもんね~(笑)
最初はケルシーに対して結構な上から目線だったのに、だんだんと対等な女性として大切に思っていく様子が自然で良かったです。
一方のケルシーも家族を助けるために一生懸命なんだけど、空回りすることなく賢さが感じられたので、怪しいオークションから始まった展開でもスムーズに感じられましたね。
ただ、やはり分別も思いやりも人一倍なヒーローとヒロインが揃ってしまったので、勢いというかガツンとくるものは無かったな~。
でも、だからこそ逆にマロリー家勢揃いのシーンが多くて、それぞれのカップルの在り方も違っていて楽しくて、そういう部分はシリーズファンには思い切り楽しめたかもしれません。
そう、この作品は単独のストーリーとは言え、シリーズ通じて読んでいないとちょっとつまらなかったかも?
いやいや、逆にシリーズへの興味が募ってよいのか?
安定して読める、心地よい作品でした。

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【2011/05/25 Wed 20:05 】 | L | comment(0) | trackback(0) |
「夜の彼方につづく道」ローリ・フォスター 
夜の彼方につづく道 (ヴィレッジブックス F フ 6-14)夜の彼方につづく道 (ヴィレッジブックス F フ 6-14)
ローリ・フォスター 石原未奈子

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The Winstons Brothers & The Visitations Series #7、ウィンストン家とはもう関係なくなってしまったけど~、お楽しみのシリーズです。
ヴィジテーションの町の雰囲気がすっごく好きですね~♪
私、湖畔の町って大好き・・・老後は湖畔の町で過ごしたいけど、琵琶湖も河口湖も高そうだな(笑)
訳者さんのあとがきにもあった通り、元娼婦でありながら恋を知らないシンの可愛らしいこと!
それはブルースにも共通していて、この2人の高校生なみのドキドキっぷりがね~。
まあ、これ以上やりすぎるとシラジラしくなる一歩手前ってことで、微笑ましく読み終えられたけどね。
一応シンを狙うストーカーの謎もあるんだけど、これはすぐバレちゃうんで・・・
とにかく主人公2人は心配しなくてもスンナリ結ばれそうだったもんで(笑)やはり気になるのは脇キャラですよね~。
今回もジェイミーがかなり美味しいところをさらっていった感じだし、次作が真面目なジュリーがヒロインってことで私好みの展開になりそうで期待大です。
この頃はロリさんの作品を読んでもあまりワクワクできなかったけれど、このシリーズはやっぱりいいなーと改めて思いました。
ジェイミーのロマンスまで、楽しみに待っておきます。
あ、ジョーのところのウィローとクレイのその後も、できれば知りたかった!


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【2011/05/23 Mon 20:32 】 | F | comment(0) | trackback(0) |
「あなたに愛を描いて」メラニー・ジョージ 
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メラニー ジョージ Melanie George

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The Pleasure Seekers #1、いやーもう、評価が分かれそうな作品だわ(苦笑)
で、まず私はどうかと言えば、ぜんぜんOKです!
読む前は正統派のドラマティックロマンスかと思いきや、、、全然違ってました~!
もうね、突っ込みどころ満載な感じ(笑)
作者はきっとそんなこと意図してないんでしょうが、なんなんだこのドロドロ具合は!って感じで。
とにかくもう、ヒーロー:ケインがヘタレなんてもんじゃないくらい、ヘタレなんです(笑)
シェリル・ホルト「ラブレッスン 誘惑の覗き穴」のヒーロー:マイケルとドッコイドッコイですわ~!!
父親が破産して自殺したせいで家屋敷も土地も失って、今や年上の淫乱な未亡人の愛人として囲われたも同然に生きるケイン・・・出だしからもう、なんつーか爛れている感じ?(笑)
そんなケインが、生き生きとして正直でシガラミに捉われず自由に生きるブリスに魅かれるのも、必然と言えば必然なわけですね。
ケインとブリスが厩で激しく口論するシーン、これがとっても楽しくて♪
なんというか、もったいぶったところが無くて、お互いへの興味と怒りが高まっていく雰囲気を上手く表現できていて、ここでぐっと引き込まれました。
特に、ブリスのまっすぐな物言いがすかっと気持ちよくて。
彼女のその姿勢は最初から最後まで貫かれていて、ダメダメで後ろ向きなケインの激情に振り回されつつも、自分を決して見失わないところが好感が持てたな。
一方ケインは、、、、ダメな人には受け付けないヒーローでしょうね~(笑)
私は、このダメダメな弱いメンタル部分と、その反動でやけに猛々しい下半身、この対比が非常に面白く思えました!
えーっと、これまた万人向けではないけど、ヘタレ・ヒーローが好きな方にはお勧めします。
うーーん、きっと作者はもっと高尚な愛の物語を求めて描いたと思うんだが、どうしてもお下品で楽しいものっていう印象になっちゃうのよね、私には(^_^.)
しかしそれ故に次の作品も是非読んでみたいです~。

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【2011/05/22 Sun 08:45 】 | G | comment(0) | trackback(0) |
「侯爵に甘いキスの作法」ローラ・リー・ガーク 
侯爵に甘いキスの作法 (ラスベリーブックス)侯爵に甘いキスの作法 (ラスベリーブックス)
ローラ・リー・ガーク

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The Girl-Bachelor Chronicles #3、さくさくと読了。
私の好きな解凍系ヒーローなんだが、最後がどうも急速解凍しすぎ・・・(笑)
マリアとローレンスの駆け落ち騒動の顛末から、恋に恋していた2人の当時の気持ちやら、マリアのことを思い詰めたあまり逆に振り切れちゃったフィリップの行動やら、そういうところはとても自然で細かい描写がされていたと思います。
それがゆえに、尚更最後が唐突すぎた気がして仕方ないんですけどね~。
お互いに思いを告げあうより前に結ばれちゃう性急さは、このカップルなら納得なんだけれど、パティシエとしてのマリアの強い夢や、身分の違いについての頑固なまでのフィリップの考え方が、あまり詳しく説明されることなく覆えされちゃったところに、イマイチ納得できなかった私です。
それまでの、フィリップの強烈なツンデレ具合にはかなり萌えさせてもらえたんだけど~(笑)
もうね、リボンの香りを吸いこんじゃうあたり・・・冷静に考えるとちと怖いくらいなんだが(爆)メロメロな彼のどうにもならないジレンマにタマラナイ魅力があるんで、許す!
とにかく、フィリップの危険なまでの愛の深さともどかしい不器用さが、全編貫いてとっても良かったです。

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【2011/05/20 Fri 21:01 】 | G | comment(0) | trackback(0) |
「とらわれた王女」ナーン・ライアン 
とらわれた王女 (マグノリアロマンス)とらわれた王女 (マグノリアロマンス)
ナーン・ライアン 市ノ瀬美麗

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98年に書かれたナーン・ライアンらしい AMERICAN-SET HISTORICAL ROMANCE、それほど期待せずに読んだのですが、私的には大当たりでした♪
私的には、と書いたのは、多分好き嫌いがハッキリ別れる作品じゃないかなーと思うので(笑)
それでもお勧めしますので、ぜひ読んでみて欲しいですね~。
私はこれ以前には「愛燃える平原」1作しかナーン・ライアン作品を読んだことがなかったのですが、少し淡々とした感じの展開にいまひとつな感想だったわけですが、今回は見事はまりました!
ハッキリ言って、中盤まではマリーナ王女はとっても嫌な女です(笑)
王女として何不自由なく育てられ、自分で髪を洗うことも服を脱ぐことさえしたことがなかったわけで、当然人が何かしてくれて当たり前、自分に注目されて当たり前、口答えするなんてあり得ねーってなわけです。
王女を捕らえるべき酒場の踊り子と取り違えたテキサス・レンジャーのヴァージルに、じゃがいも袋のように扱われ、皮肉を言われたり無視されたり、その度に大声でどなり散らして暴れたり急に機嫌を直して相手をして欲しがる王女は、ハッキリ言って我儘な子供といっしょなのです。
「この私を愛さない男なんていない」と思っている王女は、ヴァージルの冷淡な態度に怒り狂ったり、はたまた自分の体には関心のありそうな彼の態度に勝手な優越感を感じたり・・・
一方のヴァージルも母親に捨てられた過去から女性全般に根深い不信感があり、決して自分の懐に入れようとはせず、王女に徐々に優しい思いやりをみせてしまう自分、激しい欲望を感じる自分に嫌悪感を持ちながら気持ちを持て余してイライラを募らせます。
そんな2人の惹かれあう気持ちからくる逆風のイライラ竜巻が、うなりをあげながら高まっていく様子が秀逸でした!
アパッチ族から逃れた後のやむにやまれぬ荒々しくも美しいラブシーン、砂嵐の中の驚きの抱擁シーン(いやー、こんなラブシーンあるのね~)、ドン・アモンドの屋敷での抗いようのない盛り上がり方、いやいや、どれも官能的でとっても素敵でした♪
やっぱりね~、ヴァージルの「ベイビー」って呼び方もセクシーだし、王女の目を通して描写されるヴァージルの男臭さやセクシーさが素晴らしかった!
お互いに相手を通じて成長し、愛することを体現していく過程を甘すぎにならずに描いていてよかった。
で、そんなの裏技でいいのか?というラストだって、なんだかこの2人の激しい愛情の前には許せてしまうのですよ、私は。
王女が戻ってきて大喜びするヴァージルが、まるで少年のようで本当にキュートだったし、そんな彼を女として守ろうと思えるようになる王女の成長を素直に認めてあげたい気になりました。
ちょっと、サンドラ・ブラウン「夕暮れに抱擁を」を思い出しちゃいました。
あの、西部を舞台にした抑えようにも抑えきれないお互いへの欲望の燃え上がり方が似ているな~、なんて。
ナーン・ライアン作品、もっと読んでみたくなりました!

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【2011/05/16 Mon 20:45 】 | R | comment(0) | trackback(0) |
「王子は漆黒の馬に乗って」ジェニファー・アシュリー 
王子は漆黒の馬に乗って (マグノリアロマンス)王子は漆黒の馬に乗って (マグノリアロマンス)
ジェニファー・アシュリー 小竹由加里

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Nvengaria #1、つくづくとジェニファー・アシュリーは引き出しの多い作家だなーと実感した作品です。
それでいてどの作品も、物語としての細部のこだわりとか、そこかしこになんだかヒネリがあるところとか、独特の存在感を感じさせてくれるところが凄いっていうか・・・
そういう一癖ある作品だけに、ある意味読み手にとっては当たり外れを感じるかもしれないけど、それでも作家らしさを感じられて好感が持てると思いますね。
で、この作品はというと、東欧の小国、お伽噺、伝説の生き物etc...とファンタジー色豊かでありながら、メインストリームは王子とペネロピのラブラブな場面という・・・(笑)
ペネロピの純粋さ、賢さ、その等身大の魅力に王子がメロメロになるのがよくわかり、キャラの描き方がやっぱり上手いな~と。
ペネロピが可愛くて可愛くて、そんでもってそれ以上に食べちゃいたいくらいの「欲望」を感じるダミアンの悶々具合が可笑しくて~♪
ヒーロー&ヒロインももちろんだけど、脇キャラたちがまた個性的でよいのよね~。
ちょっと頭の軽い?ペネロピ母と彼女を心から愛するマイケル、あっけらかんとしていながら芯の強さや賢明さも感じさせるメイガン、明るい個性の裏に苦悩も抱えたイーガン、儀式への並々ならぬこだわりのサシャやクールで有能そうなペトリ、そしてロゴシュのウルフ・・・
で、やっぱり出色なのは敵役なのになんだその存在感は!の、アレクサンデルなんですよね~!
厳しく冷酷なキャラなのに、憎みきれない人間臭さもあり・・・気になる気になると思っていたら、そうなのか、次作でそうなのか!!(笑)
そしてシリーズラストはイーガンで締めってわけなのね、楽しみ~♪
話を今作品に戻すと、終盤に向かうにつれて厳しさの増すダミアンの心情を無理なく描いていたところと、ただメデタシではない終わらせ方とか、最後まで読む楽しみを感じさせてくれて満足の1作でした。
私は Highland Pleasures #1 よりこっちのほうが好きかな~。

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【2011/05/14 Sat 21:06 】 | A | comment(0) | trackback(0) |
「はじまりはいつもキス」ジャッキー・ダレサンドロ 
はじまりはいつもキス (二見文庫 ザ・ミステリ・コレクション)はじまりはいつもキス (二見文庫 ザ・ミステリ・コレクション)
ジャッキー・ダレサンドロ 酒井 裕美

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Mayhem in Mayfair #4、おまたせのエミリー&ローガンのロマンスで、大団円となりました♪
いかにもダレサンドロらしいというか、ヒーロー&ヒロインの心のうちをこれでもか!っちゅーくらい事細かく可愛く描写するところは、昔懐かしい少女マンガにも通じていて・・・・私は好きですね(笑)
すっかり結婚生活に満足している夫連中にここまで「間抜け」だ「大馬鹿野郎」だとからかわれながら、それでもまだ頑固に言い張るローガンのキュートさが、、、際立ってましたね~。
寸止めも極まれり!の事態に至っても尚、「これは女性と御無沙汰だから・・・単なる欲望だ」と突っぱねる彼のある意味一途な思いに参りました!
っちゅーか、ここまで単純な関係性をよくぞこれだけ引っ張れるな!というダレサンドロ節に参りました!?
まあ、私的にはシリーズ中ではどうしても1作目の萌え度にはかなわないわけですが(あのマシューの入浴シーンは秀逸)、どこまでも可愛らしく無邪気とも言える展開に心休まるものを感じます(笑)
だって、過去の因縁からの殺人放火騒動ですら、ほんの添え物程度なんですからね。
しかし、ダレサンドロ作品にそれほど深いものを求めていない私には(失礼!)このユルさが本当にいい感じなわけで、肩に力をいれずにさらっと読める貴重な作家だと思います。

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【2011/05/10 Tue 21:11 】 | D | comment(0) | trackback(0) |
「星降る庭の初恋」エロイザ・ジェームズ 
星降る庭の初恋 (ライムブックス)星降る庭の初恋 (ライムブックス)
エロイザ・ジェームズ 白木智子

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The Pleasures Trilogy #1、エロイザ・ジェームズのデビュー作ということです。
感想を一言でまとめると、、、「イライラする!」です(笑)
えーっと、誤解や嘘を残したままの展開がどうにも苦手な私、でもアラスジを読んだ時点ではもっとそのすれ違い(シャーロットがあの夜の女性だと気が付かないアレックス)はコミカルで可愛らしいものかと思っていたのですよ!
いきなり、「純潔を奪われる(拒んでないけど)」というようなこの時代取り返しのつかないポイントから出発しているなんて~!とちょっと読み始めて驚いてしまいました(~_~;)
で、エロイザ・ジェームズは独特のムードが読む人を結構絞ってしまう作家だと思うのですよ・・・
そのちょっと「ウザ!」って思うようなねっちょりした設定がツボにハマればとっても熱中できるけど、ダメな人は全然ダメっていうね。
今作品は私には裏目に出たパターンですかね(笑)
いやもう、アレックスがどこまで視野が狭いんだか、とだんだん呆れてきちゃいました。
シャーロットと再会して(本人は初対面だと思っている)途端に結婚を決めちゃうところとか、最初の結婚の経緯と中傷をそのまま受け入れてしまったところとか、なんかあんまり賢さを感じさせない、思いこみの激しいヒーローでね~。
まあ、その分情熱的ではあるんだが、彼の気持ちに振り回されるシャーロットはたまったもんじゃありません!(笑)
もうね、最後のほうは「一体いつどんな風にアレックスは真実に気づくのか?!」ということが知りたいがために読了できたって感じですよ。
そこまでせんと気がつかんか!ってか、人が何度も言っているのにちょっとは自分が間違っているって思わんか?!
だんだん昼メロめいてきた展開もちょっとね~、と言う感じの、とってもキレの悪い読後感の1冊でした・・・。
しかし、次作は双子の弟とシャーロットの友人という気になる設定なんで、またまたつられて読んでしまいそうですが。

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【2011/05/08 Sun 20:35 】 | J | comment(0) | trackback(0) |
「婚礼は別れのために」メアリ・バログ 
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メアリ・バログ 山本やよい

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The Bedwyns #1、気に読了しました~。
正直、物語としてはとてもノーマルで落ち着いた内容なんだけど、そこはそれバログの丁寧な描写でどんどんと読ませてくれるわけなんですね~。
個性的な面々のベドウィンの中では地味なイメージのある二男エイダンのロマンス、エイダンの寡黙さが終始一貫していてブレないので、安心して読めましたね。
最初はどちらかと言えば印象の悪かった2人が、徐々に新しい一面を発見しながら惹かれあっていく様子がとても自然でした。
お互いの過去の恋人の登場で嫉妬に心が揺れる様子や、胸に芽生えた思いを相手に悟られないようにしてしまうところ、ごくごく普通の初々しいカップルなんだけど実際は夫婦という妙を楽しませてくれたと思います。
そして最後はお互いが意固地にならずに心地よく告白の場面までもっていくところが、バログらしくて良かったなーと思いました。
一筋縄ではいかないベドウィン家の面々だけど、本当に愛した人に対してはすべて心を開いて忠実なところが最後まで心地よかったですね。
ウルフの強烈な個性もいたるところで発揮されて(笑)これは最後まで本当にお楽しみをとっておかれる感じで期待しちゃいます。
私的には、こういう解凍系のヒーローが大好きなんで!

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【2011/05/04 Wed 20:43 】 | B | comment(0) | trackback(0) |
2011年6月の気になる新刊 
6/9 マグノリアロマンス
◎ローラ・リー(Leigh, Lora)「復讐はかぎりなく甘く(HEAT SEEKER)」
Elite Ops #3
◎エミリー・ブライアン(Bryan, Emily)「令嬢は密かに好奇心を満たす(VEXING THE VISCOUNT)」

6/10 ラズベリーブックス
◎エマ・ワイルズ(Wildes, Emma)「いつか恋に堕ちるとき(OUR WICKED MISTAKE)」
Notorious Bachelors #2
RT BOOK REVIEWS 2010 Reviewers' Choice Award Nominees Sensual Historical Romance
◎シェリー・ローレンストン(Laurenston, Shelly)「黄金のたてがみを抱きしめて(THE MANE ATTRACTION)」
Pride #3

6/10 ライムブックス
◎リサ・クレイパス(Kleypas, Lisa)「黄昏にほほを寄せて(TEMPT ME AT TWILIGHT)」
The Hathaways #3
RT BOOK REVIEWS 2009 Reviewers' Choice Award Nominees HISTORICAL ROMANCE OF THE YEAR
△ニコール・ジョーダン(Jordan, Nicole)「瑠璃色の海に誓って(LORD OF SEDUCTION)」
The Paradise Series #2

6/10 RHブックス・プラス
△ヴィクトリア・アレクサンダー(Alexander, Victoria)「プリンスを待ちわびて(THE PRINCE'S BRIDE)」
Effington Family and Friends #4

6/15 MIRA文庫
△クリスティーナ・ドット(Dodd, Christina)「賭けられた薔薇(SCANDALOUS AGAIN)」
Trading Places #1

6/20 villagebooks
△J・D・ロブ(Robb, J. D.)「(邦題未定)(INNOCENT IN DEATH)」
In Death Series #25
2007 RT's-Reviewers' Choice Award finalists P.I./PROCEDURAL NOVEL
△パメラ・クレア(Clare, Pamela)「(邦題未定)(UNTAMED)」
MacKinnon's Rangers #2
○ケイ・フーパー(Hooper, Kay)「(邦題未定)(HUNTING FEAR)」
The Fear Series #1
2004 RT's-Reviewers' Choice Award finalists BEST SUSPENSE

6/20 二見ミステリ文庫
○リンダ・ハワード&リンダ・ジョーンズ(Howard, Linda & Jones, Linda)「(邦題未定)(BLOOD BORN)」
RT BOOK REVIEWS 2010 Reviewers' Choice Award Nominees Vampire Romance
◎ラヴィル・スペンサー(Spencer, LaVyrle)「(邦題未定)(HUMMINGBIRD)」
1984 Golden Medallion Winner Best Historical Romance

6/21 ソフトバンク文庫
◎クレスリー・コール(Cole, Kresley)「光と闇のはざまで(KISS OF A DEMON KING)」
Immortals After Dark #6
RT BOOK REVIEWS 2009 Reviewers' Choice Award Nominees CONTEMPORARY PARANORMAL ROMANCE
2010 RITA Winner for Best Paranormal Romance

6/下旬 扶桑社ロマンス
△コニー・メイスン(Mason, Connie)「(邦題未定)(PIRATE)」
○ベラ・アンドレイ(Andre, Bella)「(邦題未定)(WILD HEAT)」
Hot Shots #1


◎絶対買い!!
○悩み中
△今のところスルー
ローラ・リーが一番楽しみかな。
個人的には割と地味な6月・・・
欧州サッカーも終わりNFLもまだ・・・なので、読書時間はたっぷりのハズなんですが(笑)
よーし、積み残し作品をせっせと減らすかな~?

テーマ:ロマンス - ジャンル:本・雑誌

【2011/05/02 Mon 15:38 】 | 読書あれこれ | comment(0) | trackback(0) |
「危険な涙がかわく朝」シャノン・マッケナ 
危険な涙がかわく朝 (二見文庫 ザ・ミステリ・コレクション)危険な涙がかわく朝 (二見文庫 ザ・ミステリ・コレクション)
シャノン・マッケナ 松井 里弥

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The McCloud Brothers #6、満を持して?タマラがヒロインの物語です!
このシリーズは一番大好きなシリーズだし、マッケナの大ファンとして強烈なバイ・プレイヤーである彼女の物語はとっても楽しみにしていたけれど・・・
それ以上に今回はノヴァク関連の事件ってことで、どーしてもコナー&エリンの一家の描写が気になって気になって(笑)
いやー、もう、あの荒んだコナーが家でバーベキュー・パーティーやるような親父になったか!!と感慨ひとしそ7おなわけなんすよ!!
息子ケヴィンもすくすく成長し、相変わらず夫婦は仲睦まじく・・・良かった良かった。
もちろん、この作品の後でまたまた「影のなかの恋人」を読み返しましたとも。
もう覚えちゃうくらい読んでいるんだが、やっぱり楽しいわ~。
すっかり話が脇道にそれましたが、この作品もいきなりのテンポの良さですんなりと入り込めるところがマッケナも熟練してきたなーと改めて思わされました。
時々やりすぎてエキセントリックな設定になりすぎることもあるけれど、今回は設定の非情さ、悲しさ、激しさと、その裏側の家族愛とか人間としての価値観への問いかけとか、その両方がうまい配分でブレンドされてとても完成度の高いエンターテイメント作品になっていたと思います。
んが。。。その分、前作あたりから気になっていたロマンス部分の淡白さ具合が今回も気になっちゃいましたね~。
え?淡白?という声が聞こえてきそうですが、「影のなかの恋人」と読み比べてみると明らかに違うんですよ。
マッケナお得意のベッドの中での丁々発止のやり取りや駆け引き、笑っちゃうくらい熱烈で赤裸々なトークの数々、、、そういう部分がどんどん薄れてきている感じです。
おバカなやり取りが本当にキュートだったのに、そこがとても普通のベッドシーンになってきたのが残念ですね~。
というか、マクラウド兄弟への愛が深すぎて、私が他のヒーローだとのめり込めないのかもしれませんが!(笑)
それでも、この長編を舞台をアメリカからイタリアへと移しながらシーンを巧みに展開させていくあたり、どんどん先が読みたくなる上手さは素晴らしかったです。
エンターテイメント作品として大いに楽しめたものの、偏愛するまでの要素は感じられなかった、というところかな?
で、、、次作はいよいよケヴィンの登場です!
今までの思い出や憶測のみで、本人が一切出てきていないわけで、そこからどうやって一気に物語へ展開させていくのか、マッケナの筆力が楽しみな作品です。
そしてシリーズは更に続くわけで、例えマクラウド兄弟全員が家族持ちになろうとも、お楽しみはまだまだ続くわけで嬉しいです♪

テーマ:ロマンス - ジャンル:本・雑誌

【2011/05/01 Sun 21:29 】 | M | comment(0) | trackback(0) |
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