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「黄昏に待つ君を」ロレッタ・チェイス 
黄昏に待つ君を (二見文庫 ザ・ミステリ・コレクション チ 5-3)黄昏に待つ君を (二見文庫 ザ・ミステリ・コレクション チ 5-3)
飯島 奈美

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Carsington Brothers #1 くすくすっと楽しかったです♪
未だにロマンス小説ではあまり多くない年下ヒーロー、見目麗しく男らしい外観とウラハラなボッチャン気質なつぶやきが、とってもツボでした(笑)
ミラベルがあれやこれやと行動する度に、頭をこん棒で殴られたみたいだの、顎が床に落ちそうだのと・・・明らかに振り回されているところがキュートでね~。
一目でミラベルにノックダウンされ、自分の使命を思い出して「家具と思おう」とか言ってるところが、すでにもう可笑しいし!
そんなわけで、全編これアリステアがミラベルとなんとか張り合おうとしてことごとく膝をついているわけですが、その陥落の仕方がね、なんというか清清しいし男らしいし人間として気持ちよいのです。
この作品は、男女の恋愛的な盛り上がりと繋がりを描きながらも結局は人間としての魅力って何なんだということを、しみじみと考えさせてくれます。
そういうことを、大風呂敷を広げずにあくまでかるーく描いてくれているのが、心地よいです。
それにしても、ここまで楽しいやり取りをしてくれるヒーロー&ヒロインの造詣に感服。
次々とよくまあ小さいエピソードで楽しませてくれること!
最後には、ようやくたどり着いた結婚式でミラベルが二の足を踏む理由ってのが・・・!!
いやもう、好きにしてちょうだいあなたたち、お幸せに!と心から言えるハッピーな物語です。
私としては、デイン&ジェシカの切なく熱くそのくせキュートなロマンスが一番のお気に入りですが、これからもどんどんチェイスの作品を読みたいですね。

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テーマ:ロマンス - ジャンル:本・雑誌

【2010/03/28 Sun 22:17 】 | C | comment(0) | trackback(0) |
「愛の誘惑は太陽の色」ローラ・リー・ガーク 
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Guilty Series #4、なかなか面白かったです。
自由奔放なルチアにかなりイライラもさせられましたが(笑)、逆に堅物ヒーロー:イアンがものすごく私好みだったので・・・!
いやー、彼が必死に自制心を働かそうとする描写、そして自制心のタガが外れちゃって実は初心なルチアに猛攻をしかける下り・・・面白かった♪
ものすごくキッチリした外見の下に、ものすごく野生的で情熱的な部分を隠しているイアン。
情熱で我を忘れてルチアに囁く言葉も、すっごくセクシーでやられました・・・!
ビリヤードの場面も、馬車の中での情熱的な場面も、本当にイアン兄ちゃんの抑えた激しさが実にキュートだったわ。
そう、ルチアも「彼はほんとうにかわいい」と言ってたけど、ほんっとうにキュート!
そして本人が絶対にキュートだなんで認めないだろうところが、またまた非常に魅力的なんだな~。
自分の敷地内なのに人が見ているからとコソコソとルチアとキスするシーンも、可愛すぎて笑ってしまう。
ルチアがイアンと結婚するために彼の情熱に賭けたことを知り、激しい怒りにかられてルチアを無視しようとするイアンが意外にあっさりと方向転換しちゃうところは、もう少しエピソードや描写を入れて欲しかった気もしますけど。
しかし、そういう細かい不満点もルチアの奔放さもチャラにしゃうくらい、私にはナイスなヒーローだったイアンなのでした(笑)

テーマ:ロマンス - ジャンル:本・雑誌

【2010/03/25 Thu 20:40 】 | G | comment(0) | trackback(0) |
「忘れえぬ夏を捧げて」メアリ・バログ 
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矢沢聖子

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新刊の紹介の際には The Bedwyns #2 としましたが、そう書くとどうも違和感があるので、やっぱりシリーズ1作目はSLIGHTLYシリーズへとっておくことにしましょう(笑)
「ただ愛しくて」のシドの兄キットのロマンス、「ただ愛しくて」でのイメージと、本書の粗筋からの放蕩者のイメージとが違っていたのでどうだろうと思っていたら、すごくキュートで誠実なヒーローでした!
またしてもバログらしい、劇的な展開よりも綿密な心理描写と細かなエピソードをつないて読ませるところが、今回もとても良かったです♪
いつも同じことを書いていますが、特別な事件も起こらないのにとにかくどんどん先が気になって読まずにはおられない、そういう魅力がバログの強みだな~と実感です。
キットと父親との関係、キットとともに働いた戦争で右目と右手を失った弟シドとの緊迫した関係、キットと幼馴染のフライヤとの関係・・・そういった人間関係を実に細やかにそれぞれの立場からわかりやすく読ませてくれるところが、物語を読む楽しみを倍増させてくれるんですよね。
キットがローレンを愛するようになるまでの描写、ローレンがキットを愛しながら彼から離れようと必死になる描写、そういうところにも納得できるバックグラウンドがあって、気持ちよい。
ただ、ローレンに関しては評価が分かれるかもしれませんね(笑)
フライヤじゃないけど、お高くとまった鼻持ちならない部分を強く感じてしまったら、かなりひいてしまうかも・・・
私には省みられなかった幼いローレンの心の痛みや、その痛みすら人から隠そうとするプライドの高さの切なさが、逆に切実に感じられて親しみがもてたほどです。
キットとローレンがお互いの自由を尊重しようとするあまり正直に自分の気持ちをぶつけられない苦しさを乗り越えて、ようやく結ばれるラストは晴れやかです。
ここにもまた、キットの心を変えさせる外的なきっかけはなくても、丹念な心理描写で変化を感じさせてくれるので、ごくごくシンプルな告白の場面も輝いてくるんだなーと思います。
さて、次作からいよいよベドウィン家の6人のロマンスなわけですが、いやー、この作品を読んだだけではどいつもこいつもいけ好かない!!(爆)
ここからどんな魅力的なロマンスが生まれるのか、バログの本領を発揮して欲しいと切に願います!!
villagebooksさん、がんがんお願いしますよ。

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【2010/03/23 Tue 22:44 】 | B | comment(2) | trackback(0) |
「突然のキスは秘密のはじまり」ジュリア・クイン 
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村山 美雪

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The Bridgertons #7、2005 RT's-Reviewers' Choice Award Winner BRITISH ISLE-SET HISTORICAL ROMANCE ということですが、私には可もなく不可もなくという印象(笑)
普通、普通だなーという感じです。
シリーズの中では、実の父親によって悲惨な関係を強いられたヒーローという設定で1作目のサイモンに通じるものがありますが、私は断然サイモンのほうにシンクロしちゃいますね。
別にガレスがどうのということではなくて、父親とガレスのやり取りが1作目ほど強い印象がないために、ガレスの苦悩が伝わる度合いも薄まってしまったようなイメージです。
それというのも、この父親の行動がなんだかすごく子供っぽいというか、悪役として迫力不足なために、どうもガレスとの関係の切迫感があんまり感じられなかったんですよね~。
あと気になったのが、またしても天の啓示のごとく突然に「この人が運命の人だ~、この人と私は結婚するんだ~」とヒヤシンスもガレスもはっと気がつくところ・・・!
前作6作目と同様、その心は?!とついつい詰め寄りたくなる感じです。
ロマンス小説で運命の人っていう設定は別にぜんぜんOKですが、それを感じる動機やぐっとくるエピソードがなければ、なんだか納得できない。
ヒヤシンスはガレスのどこに運命を感じたのか、ガレスはヒヤシンスのどこに特別なものを感じたのか、そこをもっと胸に迫るエピソードで表現して欲しかった気がします。
ただ、これも読み手の好みというか、単に私がのめりこめなくて感じられなかっただけかもしれませんが。
レディ・ダンベリーがいる場面のほうが、ガレス&ヒヤシンスの場面より面白いようでは、ちょっとどうかなと思っちゃいました(笑)
さて、シリーズも残りは1作!期待が高まりますね~。

テーマ:ロマンス - ジャンル:本・雑誌

【2010/03/21 Sun 21:11 】 | Q | comment(0) | trackback(0) |
McCloud Brothers Series いよいよ! 
Fade to MidnightFade to Midnight

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いよいよ!
ついに!!
よーーやく!!!
でも、シリーズは永遠に続いて欲しい・・・(笑)
【2010/03/17 Wed 21:59 】 | 読書あれこれ | comment(0) | trackback(0) |
「夜明けの色を紡いで」リサ・クレイパス 
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The Hathaways #2 前作からかなり気になって早く読みたかったウィンとメリペンのロマンス、切なくてなかなか良かったです。
前作がどうもキャムの良さがイマイチ出ていないと私としては思っていたので、今回もそうならないかな~とちょっと心配でしたが、メリペン=ケヴの個性は良くも悪くも表現されていた感じでした。
彼の頑なさにきっとみんなイライラしちゃったでしょうが(笑)、イライラ具合が沸点に達する前に上手に方向転換されて、ストレスはそう感じなかったですね。
それと、恋敵役というか当て馬として登場のジュリアンの役回りが、いい奴だったらかなりイタタマレナイ展開だっただけにほっとしました(笑)
あんまり書くとネタバレなんでこの辺にしておきますが。
ケヴとウィンのロマンスは予定調和的でもあってある意味安心して読むことができただけに、どうしてもレオ兄ちゃんとミス・マークスのやり取りが!!
いやーー、レオ兄ちゃんのロマンスは一体シリーズ何冊目なのか?次作はポピーなのよね・・・!それともこのままサイドロマンスとしてどこかに盛り込んでしまうのか?
お堅くてしかも謎めいた家庭教師、いいわー私好みのヒロインじゃないですか!
今から読むのが待ち遠しいカップル登場で、たちまちこのシリーズが楽しみが増しましたよ。
さて、今作品に話を戻すと、ケヴとキャムの刺青プーカの謎が解けたりして、ケヴとウィンのロマンス&レオとミス・マークスの丁々発止のやり取りと併せて物語を上手に絡めていたと思います。
ロマンスの流れと事件の流れ、ケヴとキャムの秘密、これらが混ざり合ってラストに向かっていく感じで、後半に進むにつれてテンポがよくなったように感じました。
クレイパスらしいテンポの良さで、楽しめたと思います。

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【2010/03/17 Wed 20:48 】 | K | comment(0) | trackback(0) |
「くちづけはいつも闇の中」ケリリン・スパークス 
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Love at Stake #1 サクっと楽しく読了。
ただ、前半部分の「おバカ」な楽しさが、後半にちょっとトーンダウンしたのが残念!
あのままのテンションで、シリアスな展開も突っ走って欲しかった気がするな~(笑)
ヴァンパイアなんだけど人間を噛んで血を飲むことに深い罪悪感を持ち、化学者として人工血液を造っちゃったヒーロー:ローマンのキャラがよい!
しかもヴァンパイアになる前は修道士で治療士で、更には●●だった!!というぶっ飛びの事実・・・(大笑)
いやー、ありがちな獰猛でセクシーすぎるヴァンパイアとちょっと一線を画する感じを上手に表現してくれて、楽しめました。
シャナと出会うことになる深夜の歯科医訪問が、ヴァンパイア版ダッ●●イフ(って言葉、今でもOKなんでしょうか??)に噛み付いて牙が抜けた!っていう理由なのが、ほんまに可笑しいです。
そのあたりのシャナとの出会いまでのやり取りが、すごいテンポがよくておバカで良かった!
シャナは一生懸命で誠実な女性というのはわかるんだけど、現在の状況の説明がほとんどで過去から現在までの人格形成部分の描写が少し薄いのが気になりました。
家族の中で自分だけが寄宿学校にやられて寂しい思いをした、ということが唯一重要なキーワードって感じ。
ただ、そんな普通の感じの女性だからこそ、ローマンがヴァンパイアだってことを知ってなかなか自分の気持ちと折り合いをつけられない様子が自然でしたね。
なんだかんだ言いながら、ヒーローの魅力であっちゅー間にベッドへゴーしちゃうヒロインが多いからな~。
そんな2人が自分たちの異なる境遇を乗り越えて、愛を信じてみようとするハッピーエンドはほっとする感じでした。
ただ、やっぱり終盤部分にももっとバカバカしい楽しさを織り込んでもらえたら・・・と思わずにいられませんが。
脇キャラたちも楽しかった!
シャナに自分達の正体を知られないようにコソコソする様子が、なんとも微笑ましかったし。
特にコーヴンマスターたちがそれぞれ個性的で、今後のシリーズ作品が楽しみに思えました。
パラノーマルものが苦手、と言いつつ果敢にチャレンジして良かったわ~と思える作品だったな(笑)

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【2010/03/15 Mon 20:46 】 | S | comment(0) | trackback(0) |
「冷たい瞳が燃えるとき」ナリーニ・シン 
冷たい瞳が燃えるとき (扶桑社ロマンス)(文庫) (扶桑社ロマンス シ 27-2 〈サイ=チェンジング〉シリーズ)冷たい瞳が燃えるとき (扶桑社ロマンス)(文庫) (扶桑社ロマンス シ 27-2 〈サイ=チェンジング〉シリーズ)
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The PSY-CHANGELING Series #2 面白かったです。
ただ、シリーズ2作目にしてイロイロ思ったことが・・・
作品の世界観とかサイネットの造詣、チェンジリングの生態とか、ものすごく面白くひき込まれて読めるんですが、逆にロマンス部分が前作と同様すこーし淡白な印象なんですよね~。
あとがきにもあるように、ラブシーン自体は官能的で野生的なんですが、どうも私はイマイチはまり込めない感じです。
前作同様、感情を排するように生きてきたサイの特質上どうしても手探り状態の愛の行為なんだと思いつつ読んでも、実はヴォーンと絆を結んでサイネットから離脱した後のシーンでさえ、やっぱり人間臭さ泥臭さは無いのです。
いや、当然そうなんですよ!だってサイとチェンジリングなんだから!
とそこまで考えた時、やっぱり私はパラノーマルロマンスどこか距離を置いて読んでしまうんだなーと納得(笑)
個人の趣味なんで、仕方がないですけどね~、これだけ良質なパラノーマル作品が多く出版されているから、是非楽しみたいとは思っているんですが。
やっぱり、ラブシーンのドキドキ具合が大事、ってことでしょうかね。
さて、本作品、ヴォーンとフェイスのロマンスよりもやっぱりサイの世界観がとっても面白かった!
そして次作ではいよいよサイのヒーローですか・・・!
ヒロインとの関係も興味深く、また違ったロマンスの雰囲気になることを期待しています。

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【2010/03/13 Sat 20:10 】 | S | comment(0) | trackback(0) |
「夕闇につつまれて」アン・スチュアート 
夕闇につつまれて (MIRA文庫)夕闇につつまれて (MIRA文庫)
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ひさしぶりのアン・スチュアートの単発コンテンポラリー作品、派手な殺し合いも脱走劇も無し、ただジワジワと迫ってくる気味悪さがいかにもアンらしい感じです。
ニヒル(死語?)な幽霊2名が登場し、しかも何の役に立つわけでもなくストーリーに色を添えているのも、いかにもで楽しかったです!
明らかに通常のコンテンポラリー作品から体半分スライドしたようなスタンス、いいわー、これぞアン・スチュアートって感じで、私は大好きです!
もちろん、ヒーロー:コルトレーンは捻くれた生い立ちを背負い、高潔さなんて道端に置いてきたかのように自分の復讐のためにヒロイン:ジリーを操ろうとするわけだけど、思う通りにいかないばかりかあろうことか全く好みじゃないと思われるジリーになんだか興奮させられて・・・(笑)
この辺りは、ICE Series に通じる感じ、ありますね。
というか、今年になって読んだ古HQ作品から、すでに反発しあいながら否応なく惹かれあうヒーロー&ヒロインのやるせなさが、原型としてあるんだなーとしみじみ思いました。
ヒーローもヒロインも、決して甘い夢を見ない、厳しい現実を受け入れてどこか達観したように自分の気持ちを丸裸にしてじっと見つめる様子が、クールでいて切なくて、なんとも言えず私は好き!
ハッキリ言ってなんてことないストーリーなんだけど、読んでいる間は異空間へ漂わせてくれる、私にとってアン・スチュアート作品はそんな感じです。
そしてそして、ラストに必ずヒーローの甘い告白があるところが、また超好みなんだな!(笑)

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【2010/03/09 Tue 15:38 】 | S | comment(0) | trackback(0) |
「月光の騎士の花嫁」スーザン・キャロル 
月光の騎士の花嫁 (ヴィレッジブックス)月光の騎士の花嫁 (ヴィレッジブックス)
富永和子

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St. Leger Legacy Series #2 前作ほどのインパクトはなかったけど、巧みなストーリーの展開で楽しめました。
スーザン・キャロルはヒーローの苦悩と葛藤を描くのが本当に上手だわ~。
その反面、どうもヒロインの迫力不足というか魅力不足?なところもありますが・・・(笑)
今回もランスが自ら作り上げてしまった円卓の騎士ランスロット卿の幽霊に、激しく嫉妬して悶絶の極みです。
なにせ、相手は生身の男じゃありませんから!
しかも、自分自身の分身なわけですから!!
ロザリンドにランスロット卿として優しく接しながら、彼女の口から自分ランスへの悪口や褒め言葉を聞いては一喜一憂。
その心の揺れが実にキュートでね~、母性本能をくすぐられることでしょう。
えーっと、私の大嫌いな「嘘をついたままの展開」なんですが、ランスに至っては自分自分の首を絞めまくっているわけで(笑)かなりお気の毒な展開に思わず同情したくなるってもんです。
ダッチェスに嘘ついたままベッドへゴーするサッチャーに比べたら、可愛いもんです・・・だってその後も怒られれてシューンとなるのはランスだけですから!
一生懸命本物のランスを知ってもらおう、ロザリンドに心を開いてもらいたい、と誠実に接するランスのマメマメぶりもかなり泣かせる感じだし(笑)いやもう、いじらしさもここに極まれり、ですかね。
そんなランスをいつしか夢のランスロット卿より深く愛するようになるロザリンド、その辺りがもう少しエピソードがあっても良いかも、という気もしますが、ヴァルの事件を契機にすっかりランスを守る母鳥のように強くなる彼女の姿も、また気持ちよかったですね。
次作のヒーローは・・・これは一応あとがきでもストーリー上伏せられているんですね。
でも、予想に違わずあのヒーローとあのヒロイン、堅物なヒーロー好きの私には実に楽しみなシリーズのラストです♪

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【2010/03/07 Sun 12:38 】 | C | comment(0) | trackback(0) |
2010年4月の気になる新刊 
扶桑社は未定です。
ラベンダーブックスが無いし、新刊購入は少なめな感じです。
アドバイスありがとうございました。大変助かりました!


4/3 フローラブックス
★★サリー・マッケンジー(Mackenzie,Sally)「愛のつぼみを確かめて(THE NAKED EARL)」
Naked Nobility #3
・・・・ダイアン・カステル(Castell,Dianne)「ラブレスキューは迅速に(I'LL BE SEEING U)」
The O'Fallons #3

4/9 イソラ文庫
★★ローレン・バーク(Bach,Lauren)「囚われの夜に(LONE RIDER)」


4/9 マグノリアロマンス
・・・・L・J・スミス(Smith,L.J.)「ヴァンパイア・ダイアリーズ(2)(THE STRUGGLE)」
The Vampire Diaries #2
★★ドナ・ボイド(Boyd,Donna)「パッション─情熱─(THE PASSION)」
Devoncroix Dynasty #1

4/10 ラズベリーブックス
★★エマ・ワイルズ(Wildes,Emma)「不埒な公爵と恋の賭けを」
「AN INDECENT PROPOSITION」 ???
→ビンゴ!
★★シェリー・ローレンソン(Laurenston,Shelly)「黄金の瞳に心奪われて(THE MANE EVENT)
パラノーマルやファンタジー系の作品かと。
→Pride #1

4/10 ライムブックス
★★エリザベス・ホイト(Hoyt,Elizabeth)「せつなさは愛の祈り(THE SERPENT PRINCE)」
The Princes Trilogy #3
AAR 2008 Annual Reader Poll (for 2007 releases)Most Luscious Love Story

4/10 ライムブックスLuxuryRomance
★★ジャッキー・ダレサンドロ「胸さわぎの週末(YOUR ROOM OR MINE in "Double the Pleasure")
当然SSなわけですが・・・コンテンポラリーのような感じがしますね。

4/10 RHブックス・プラス(ランダムハウス講談社)→社名等変更?
★★ジュリア・クイン(Quinn,Julia)「ウィンダム公爵の憂鬱(THE LOST DUKE OF WYNDHAM)」
Two Dukes of Wyndham Series #1
★・・ジョー・ベヴァリー(Beverley,Jo)「涙は真珠の粒のように(AN ARRANGED MARRIAGE)」
Company of Rogues #1

4/15 MIRA文庫
・・・・ヴィクトリア・アレクサンダー(Alexander,Victoria)「ノークロフト伯爵の華麗な降伏(SEDUCTION OF A PROPER GENTLEMAN)」
The Last Man Standing #4
★★ジェイン・アン・クレンツ(Krentz,Jayne Ann)「めぐりあえた愛に(SWEET FORTUNE)」
91年の作品

4/15 ソフトバンク文庫
★・・シャーレイン・ハリス(Harris,Charlaine)「トゥルーブラッド4(DEAD TO THE WORLD)」
A Sookie Stackhouse Series #4

4/20 villagebooks
★★アマンダ・クイック(Quick,Amanda)「(邦題未定)(MISTRESS)」
★★エリザベス・ソーントン(Thornton,Elizabeth)「(邦題未定)(SCARLET ANGEL)」


4/20 二見ミステリ文庫
・・・・キャサリン・コールター(Coulter,Catherine)「(邦題未定)(WILD STAR)」
The Star Series #4
★★ロレイン・ヒース(Heath,Lorraine)「(邦題未定)(TEXAS DESTINY)」
★★ジェニファー・ヘイモア(Haymore,Jennifer)「(邦題未定)(A HINT OF WICKED)」
Tristan family #1
ヒストリカルです。


4月の一番のお楽しみは、やっぱりホイトとロレイン・ヒースですかね~♪
あと、ラズベリーブックスが新しい作家なんで気になりますね。

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【2010/03/04 Thu 21:49 】 | 読書あれこれ | comment(0) | trackback(0) |
「青の炎に焦がされて」ローラ・リー 
青の炎に焦がされて (二見文庫 ザ・ミステリ・コレクション)青の炎に焦がされて (二見文庫 ザ・ミステリ・コレクション)
桐谷 知未

二見書房 2010-02-19
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Tempting Seals #2 としておきましょう。この作品の前にリーノとレイヴンのSSがあるのでね。
期待に違わず?読み手を選びそうな熱い内容でしたね(笑)
あんなところやこんなところにピアスしたヒーロー&ヒロインって、初めてだわさ。
ってか、へそピアスなんかはともかく、一般人がこんなピアスするのでしょうか、北米あたりは??
その辺のカルチャーがもうひとつわからないのでアレですが、いい感じで個性的なキャラばかりで、なんというか動物園状態でございました。
熱くて赤裸々なロマンスが好きな私、それでもOKな場合とダメな場合の境界線はどこなんだろうと、今回しみじみと考えてみました。
分かったのは、お互いメロメロで顔をあわせればベッドへゴーしちゃう激しい関係でも、2人以外の第三者というか信頼できる他者に2人のアツアツぶりを詳らかにしていて、そこに客観性が生まれていればOKなんですよ。
で、2人の世界で閉じてしまって、やたらナルシスティックに熱い場面だけ続くのが、どうもこそばゆいというか居心地が悪いんですよ。
なので、この作品とか Elite Ops #1 とかのように、仲間たちから甘くからかわれて赤面したり保護欲むき出しにしたりする2人というシチュエーションが、どこかほっとさせられて、熱さとのバランスがとれていい感じで読めるんですよね、私にとって。
そう・・・熱くて激しくてもどうもダメだったアノ作品やらコノ作品やら、「私たちだけの世界に入ってこないで」的感覚がイカンかったのね~。
と、自己分析して激しく納得させられた1冊でした・・・!
さて、肝心の作品の中身はというと、こんな個性的なのになんだかやることが可愛いクリントと、向こう意気は誰にも負けないのに泣き虫だったりするモーガナ、2人ともなんだか憎めなくて良かったです。
SMの世界とはいえ、ロマンス小説のカテゴリ内なんで、ドロドロしたり痛くてかなわんような描写は無く、いきなりクリントがモーガナにやっちゃうあんな行為でさえエゲツなくならないようになっています。
正直、もっともっとハードなものが読みたい向きには(そんな人がこの本を手に取るのかは疑問だけど)中途半端かもしれませんが、ちょっとだけアブナイ世界も覗いてみたいわ、なんていう向きにはいい具合じゃないでしょうか?
シリーズ1作目ということで、今後の作品に登場しそうなキャラたちもたくさん、特にメイシーとか気になるな♪
あと、スミスもなんだか味があったし、悪役さえもちょっと気になる感じ・・・
今回もまた、500ページの長編もあっという間に読み終わってしまいました。
次作が早く読みたいです!

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【2010/03/01 Mon 20:35 】 | L | comment(0) | trackback(0) |
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