The Devil Riders story #2 うーーん、出だしはとっても面白かったんだけど、やや尻すぼみの感が・・・(^^; 全体的にはテンポもよく、ハリーの家族たちもそれぞれにキャラがあって今後の展開が楽しみな予感もしたりしたんですけどね~。 多分、出会いからいきなりのプロポーズまでがとってもいい感じで期待が高まっていったために、それ以降の展開が読めてしまったんですよね~。 最初、あんなにも自立心旺盛だったネルが、意外にも早くハリーの手に落ちたような感じで、もっとそのあたりのすったもんだ?をコミカルに描いてくれてもよかったかも。 まあ、背骨部分がとっても深刻な内容なんで、そうもいかなかったんでしょうかね。 そういうちょっと残念な部分を差し引いても、ハリーは放蕩者に食傷気味の私には嬉しい真面目ヒーローだったし、前半部分のとっても気丈なネルとのやり取りも楽しかった。 レイフとルークの、けなし合い、ばかし合い、じゃれ合いの会話も、The Merridew Sisters Series #1を髣髴とさせて、作者が乗って書いているなーという雰囲気がこちらにまで伝わってきましたね。 ハリーとネルのロマンスを軸に、ハリーと兄弟・叔母たちとの家族愛、愛を信じられない2人の孤独な心が寄り添う部分、イーサンとティビーの傍目にも可愛すぎるサイドロマンスetc....と、結構な盛りだくさんの内容を上手に交通整理して読ませてくれたと思います。 更にはシリーズ今後のヒーローたちのキャラも、それぞれに描き分けてあって、興味津々。 前作は私にはイマイチな印象だっただけに、この2作目でシリーズを引き続き読もうかな、という気にさせられて嬉しい誤算でした! スポンサーサイト
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