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「ふたたび、恋が訪れて」カーラ・ケリー 
ふたたび、恋が訪れて (ラベンダーブックス)ふたたび、恋が訪れて (ラベンダーブックス)
松本 都

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1995 RITA Winner Best Regency Romance
1995 RT's-Reviewers' Choice Award finalists REGENCY NOVEL
昨夜ラスト1/3あたりから一気読みしました。
なんだか、気がつけば読み終えてしまったという感じです。
読みながら、ちょっとした箇所で、泣かそうなんて意図の無さそうな描写で、じーんときたりしました。
読み終わってから、ウインとロクサーナのちょっとしたやり取りや、ヘレンとリシーとウインの微笑ましい情景や、イングランドの田舎の自然の美しさとしみじみとした人の営みやら、大袈裟な舞台設定も何も無いのに、どうってことないシーンをいちいち思い出してはにんまりしたりじんわりしたり・・・。
ロマンス小説なんだけど、もっとなんちゅーかしたたかで現実的なんだがちゃーんと読者の願いを叶えてくれる・・・。
こんな物語をもっともっと読みたいなーと思わせてくれる、そういう作品です。
ドラマチックな語り口じゃなくても、鮮烈にイメージが沸いて来て何度も思い返す、実に印象的な読後感。
熱い熱いロマンスが大好きな私だって、こういうある意味真っ向勝負な人間味溢れた作品だって大好きなんですよ~(笑)
脇を固める人々を含めて、実に適材適所というか上手い具合にハマったキャスティング!
しつこいですが、大袈裟じゃないのに読んだ後は大波にさらわれて?!心をザバーンと洗ってもらったような気持ちのする、素敵な物語・・・
美しいドレスのオンパレードや、会った途端にあのことしか考えられない煩悩しかないのか~というキワキワのロマンスを読みなれると、目から鱗という感じです。
まったくもって等身大なんだが、こんなにも奥ゆかしくも誠実で不器用であったかいヒーロー&ヒロインの魅力にやられた~。
なんて可愛いんだ、あんたたち!
あーー、なんだか、細部をアレコレ語るより、とにかく読んでみて欲しいって感じです。
ゴチャゴチャ言ってないで、しばし余韻に浸りますよ、私は(笑)
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テーマ:ロマンス - ジャンル:本・雑誌

【2009/07/30 Thu 22:05 】 | K | comment(0) | trackback(0) |
「不安な関係」ジェイン・アン・クレンツ 
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Jayne Ann Krentz

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またまたクレンツの古いT作品、さらっと読了。
84年の作品ですね。
今読んでも相変わらず、ヒーロー:トールとヒロイン:アビーの会話が楽しい♪
いかにもなクレンツ・ヒーローらしく、どこまでもアビーに対して「所有権」を主張するトールにイライラするアビー、でもちょっとくすぐったく嬉しくもあり・・・という普通のカップルのほのぼのとホットな?!雰囲気は。金太郎飴的かもしれないけどやっぱりいいな~。
ジュリアン・マクリーンで王道すぎると言っておいて、アレですけど~(笑)
こういうユーモアセンスって、時代を経ても色褪せないんだなーと実感。
ストーリー自体はごくごく平凡、平凡すぎるくらいで物足りない感じもありますが、2人のやり取りが楽しいので、なんとなく読み終えてしまう感じです(笑)
ただ、ラブシーンの熱はもう少しかなーと残念。

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【2009/07/27 Mon 19:57 】 | K | comment(0) | trackback(0) |
「公爵と百万ポンドの花嫁」ジュリアン・マクリーン 
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The American Heiress Series #1 皆様のレヴューを見ると「王道ロマンス」という言葉が目に付きますね~。
うん、確かに王道。
でも、王道すぎる
ものすごく素直な作品、とも言えるかもしれません。
ヒーロー:ジェイムズも辛い子供時代があった割にはものすごく真っ直ぐでまっとうな考え方の持ち主、ただ問題は父親のように激情を抑えられないという不安を抱えて自分のまわりに壁を作っているだけ。
これまたよくあるヒーローのテンプレですが、もう少しそこに肉付けして欲しかった感じですね~。
まっすぐに向かってくるヒロイン:ソフィアへの対応も想定内。
うん、王道だから、全てが想定の範囲内なんですよね~(笑)
多分それが、安心して読めることの裏返しなんだけど、安心して読める中にも、もう少し遊び心があっても良かったんじゃなかろうか?
クスっとしたり、ドキっとしたり・・・予定調和内だって、そういう「小波」を楽しみたかった気がします。
正直、読み終えてからしばらくして思い出すような場面が少ない、、、気がします。
シリーズ次作は、読まないかもな~(笑)

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【2009/07/26 Sun 22:41 】 | M | comment(0) | trackback(0) |
「妖しき悪魔の抱擁」カレン・マリー・モニング 
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The Fever Series #1 面白かった~~!!
この世界観、マックの成長、ハードボイルド・ファンタジー小説といった感じです。
ただ、The Highlander Series の別ヴァージョンだと予想して読むと全く裏切られるというか、実際ロマンス小説とは違うと言ってもよいかも。
だって、いわゆるラブシーンはゼロですから(笑)
大体、ヒーローらしいヒーローもいませんから(笑)
でもでも、そんなこともひっくるめて全く新しい切り口のモニング作品、作家としての器の大きさを感じさせてくれてもの凄く興奮しました。
多分、今年のベスト10に絡んでくると思います、私の中では♪
ストーリーはヒロイン:マック、若く生き生きと輝いて美しい女性の一人称で進みます。
この一人称の語り口ってどっちに転ぶかわからない危うさがあるんだけど、この作品ではすごく共感できる感じでしたね。
マックの現代っ子らしく遊び好きだったり辛抱強さが足りなかったりするんだけど、愛されて育った真っ直ぐな女性らしい妙な背伸びの無いところや、虚勢を張りながらも自分自身を冷静に観察したり相手を思いやるような心配りがあったり、またそれがさも「いい娘」って感じじゃなくさり気無く表現されているところ、そんな彼女の飾らない魅力が存分に表現されていたと思います。
一方、「一応」ヒーローのジェリコ、いやーーん、好きだわ、こういう男(爆)
自分の信念を持って、ちょっと可愛い娘なんかにはフラフラせずに、とことんシニカルに大胆に・・・。
格好いい♪♪
んで、彼もまた自分を必要以上に飾らないというか(隠しているものはまだまだタップリありそうですけど)等身大というか・・・。
マックを甘言で操らないところも格好いいし、ピンチの時にはさも嫌そうに現れては救うところも・・・格好いい♪♪
んで、「あんた小さい頃は絶対にイジメっこだったでしょ!」という感じのマックに対する辛辣さ、なのに時々見え隠れする熱い欲望・・・素敵です♪♪♪
どっちも気骨があるヒロイン&ヒーローが、今後どういうふうに接近し、お互いの胸のうちを晒して心を寄り添わせていくのか・・・ものすごく気になります!
同じようなパターンのロイス・グレイマンのシリーズとか、私は意外とこういう設定好きですね。
あっという間に情熱に身を任せるホットなのも大好きだけど、欲望よりもお互いへの強烈な信頼とか連帯とか、そういいうものに根付いた絆の深い愛情もいいですよね~。
2人の展開にヤキモキしながらも、悪妖精とのこれからの戦いももちろん気になります。
あ、もちろん善玉妖精たちも!
もうね、マックが博物館で必死に自分自身のストリップと戦う場面は・・・爆笑でした。
そういう辛口のユーモアも本当に楽しめたな~。
そう、ロマンス意外の部分が本当に面白かったので、いろんな人に読んで欲しい作品ですね。
あとがきによると、なにやら映画化の話もあるとか・・・それも楽しみですね。
ああ、次作も間隔をあけずに出してくれることを切に願います!!

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【2009/07/25 Sat 19:52 】 | M | comment(0) | trackback(0) |
「偽りの花嫁」ステファニー・ジェイムズ 
これぐらい古いと、もう原書の画像も見つかりませんでした(笑)
ステファニー・ジェイムズ名義の81年の作品!
これは日本ではシルエットインティメットモーメント創刊記念プレゼントして出された非売品のようです。
ロマンス小説にはまった当初、がんばって集めた古い作品です。
あらすじは・・・
ヒラリーは大手レストランチェーンを経営する父親が、自分の花婿候補にビジネスといっしょに自分との結婚も条件に入れていることにうんざりしていた。
そうやって紹介される男性をことごとく撃退し、それでも懲りない父親が次に選んだらしき相手ローガンの会社まで乗り込んで、父親の申し出を断るように直談判する。
だが、ローガンは逆にそんなヒラリーの芯の強さと聡明さ、内に秘めた情熱に惹かれ、自分とちゃんとしたデートをすれば気持ちが変わるはずだと豪語する・・・
自分で考えて自分で決断して生きていこうとする2人、男性的な傲慢さに溢れたヒーロー:ローガンは実は誠実で細やかな配慮ができ、一方のヒロイン:ヒラリーも胸の内では素敵な恋に憧れている、という実にロマンスらしいストーリー。
ヒラリーがちょっとヒステリックな感じはするけど、この頃のHQ作品にはありがちと言えばありがちでして・・・(笑)
お互いにプライドを捨てて、お互いのものになる喜びに浸るラストもまた、定番のロマンスできっちりとまとまってある。
ただ、ヒラリーの心がローガンを受け入れる描写が、後半部分少しわかり辛かったかもね。
ああ、またペニー・ジョーダンの古い作品とかも読みたくなってきたわ~(笑)

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【2009/07/23 Thu 22:29 】 | J | comment(0) | trackback(0) |
「週末を待って」ジェイン・アン・クレンツ 
Ties That BindTies That Bind
Krentz

Harlequin 1986-05-01
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邦訳の画像が無かったので、原書のほうを・・・。
なんとなく文庫の新刊を読み疲れてしまい、さくっとHQの古い未読作品を読みたくなりました。
クレンツの未読も、まだまだあるんですよね~。
さて粗筋は・・・
シルクスクリーンで染色した自身でデザインしたバッグやカードを販売しながらカリフォルニア北部の静かな芸術家村で暮らすシャノン。
普段は男性を追いかけるような性格ではないのに、隣のコテージに越してきた少し陰のある男:ガースのことが妙に気になり、思い切って朝の散歩途中で友人たちとのディナーに招待する。
てっきり詩人か物書きかと思っていたガースは、実はシリコンバレーでベンチャー企業を経営しているやり手起業家だった。
お互いの中に自分に無い魅力を感じて急速に惹かれあい恋人になる2人だったが、ガースは熾烈な競争社会のシリコンバレーでの生活に決してシャノンを近づけようとはせず、週末だけの恋人関係に固執して・・・
産業スパイのちょっとしたサスペンスも盛り込みながらのお話ですが、ガースとシャノンが惹かれあう描写がほのぼのと可愛いです。
特別な出来事があったわけじゃなく、ただお互いに興味をもって親しみを感じて・・・という段階が実にスムーズで、アイスクリームショップでふいにガースにキスされて黙り込むシャノンの描写なんて、ほんとうにキュート。
この頃のT作品らしい、熱さと可愛らしさが上手い具合にブレンドされていて楽しいです。
あと、この頃のクレンツ&ステファニー・ジェイムズ作品らしい、「お願い」ヒーローが、またまたキュートですわ~(笑)

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【2009/07/21 Tue 20:18 】 | K | comment(0) | trackback(0) |
「おさえきれない想い」ルーシー・モンロー 
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The Goddard Project Series #2 ははは、なんというか、軽すぎですが楽しかったです(笑)
気合入れずに、ダラダラ読むにはちょうどいい?(失礼!)
長さも程よく、内容もいつも通りなんちゃって政府機関のあんまりエリートらしくない工作員たちが・・・ただひたすら恋に落ちていちゃいちゃしちゃうってお話です(爆)
なんで、ある意味期待通りなんですよね!このお気楽さを待ってました!って感じです。
ただ、今回のヒロイン:ジリアンはもうひとつ私の好みじゃなかったので、ヒーロー:アランのドキドキぶりにはイマイチ納得できませんでしたが。
ジリアン、もう少しねじの飛んだ感じだったら、さらに面白かったのにな~。
一方のアランは、いきなり冒頭で赤面したりして、本人が思うよりずっとキュートで愛らしかったですね。
ラブシーンは、うーーん、なんというか、いつもの「止むに止まれず」感があんまりなく(いや、確かにハウスルールとの兼ね合いで悶々とはしていたものの)おバカさ加減が少なくて行為の割には淡々としたイメージがありました。
その点は、前作のほうがずっとドキドキしてよかったですね。
で、「あとがき」によると3作目のヒーローは元アメフト・ヒーローで研究者・・・なんだか私好みっぽいので楽しみにしておきます!

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【2009/07/20 Mon 19:52 】 | M | comment(0) | trackback(0) |
「麗しのプリンセスとくちづけを」アン・グレイシー 
麗しのプリンセスとくちづけを (フローラブックス)麗しのプリンセスとくちづけを (フローラブックス)
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The Devil Riders story #1 うーーん、期待したほどではなかったです(苦笑)
いきなり、すみません(^^;
まず、「The Devil Riders」とシリーズに冠するくらいなのに、肝心の乗り手たちがあんまり活躍してないし・・・。
っちゅーか、ヒーロー:ゲイブが活躍したのは、せいぜいティビーの家の立ち回りとアントン伯爵との最初の対面だけって?
なので、他3名も含めて一体彼らが何故「The Devil Riders」なんて呼ばれているのか、この1作目だけでは全くわかりません。
アン・グレイシーは読みやすく会話の応酬が楽しめる作風だと思うのですが、この作品についてはなんというか軽すぎるというか、どこで盛り上がればいいのか、ポイントを見つけられませんでした。
ゲイブもごくごく一般的なヒーローなら、ヒロイン:キャリーもごくごく平凡・・・というか、ちょっとイライラさせられました。
まあ、世間知らずだけど気骨はあるお嬢さんって設定なんでしょうけど、あんまり奥行きを感じられなかったですね~。
で、次作はヒーロー:ハリーの暗い面に期待しつつ(笑)ティビー&イーサンのその後も知りたいので、多分読むとは思いますけどね。

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【2009/07/19 Sun 21:58 】 | G | comment(0) | trackback(0) |
「愛の眠りは琥珀色」ローラ・リー・ガーク 
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The Seduction Series #3、次作は作曲家ディランの兄イアンがヒーローだそうで・・・(いきなりネタバレ?ですみません)えーーっと、最終話は真面目堅物ヒーローを期待していいっすかね?!
今作品のヒーロー:ジョンもかなりの甘ったれヒーローなんですが、思い返せば1作目アントニーは女性を「ふなむし」呼ばわりするは、2作目ディランは放蕩三昧で子供までできちゃって、という、揃いも揃って女性に大してちょいとルーズというか甘えているというか・・・(苦笑)
自分の魅力とか地位とかお金とかをもってすれば、多少のことは許されるとい思っているフシがあって、改めてムムム・・・・と思った次第です(笑)
まー、そういうダメンズヒーローがヒロインと出会って過去を反省し思いやり深い男へと成長する、って物語でもあるわけですけど。
しかし、放蕩者があんまりお好みじゃない私なんかに言わせると、「ジョンの何がそんなにいいんだ、ヴァイオラ?!」です。
そんな、ちょっとくらい口が上手くて茶目っ気があって社交界一美男子だからって・・・仕方ないのか?
私なんて一番胸に堪えたのは、捨てられたエマの捨て鉢な様子ですけどね~。
まさに「鼻にもひっかけてもらえない」自分の存在って、辛いですよ・・・。
ヴァイオラが自分を許してくれなかったとは言え、次々と愛人を作ったのはやっぱりいただけないし、放蕩者の割には本当に女心に無頓着というか・・・。
まあ、そんなダメダメなジョンだからこそ、ラストのセリフにはぐっときたし、改心ぶりが胸を打つのですけどね。
うん、本当にヴァイオラへのラストの告白は、かなり面白く痛快でした♪
そこにたどり着くためだけのためにも、読んでみてもいいかな(笑)
全ては前振りってことで?!

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【2009/07/14 Tue 20:55 】 | G | comment(0) | trackback(0) |
「禁じられた熱情」ローラ・リー 
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The Elite Ops Series #1 なんですよ、これ。そう、シリーズものなんですよ~。
正直言うと、熱いだけなんだろうと思っていまして、それなのに「なんだ、この(本の)厚みは?」って思いつつ読んでみると・・・ほんとーに意外に面白かった!!
この頁数なのに、ほとんど一気読みに近い感じでした。
ただ・・・・かなりポ○ノめいていますので、お勧めしません!(爆)
えっと、作者は例の洞窟websiteで多数書かれているので、内容はお察しの通りです。
いやー、オークラ出版さんは大胆ですわ~(笑)
けど、これだけ巷に熱い作品が増えていけば、ここまでの行為も許容範囲となったのかね??
激しいのが嫌い、普通にドキドキするロマンスがいい(いや、私だってそうだが)という方には、特にお勧めしません! (大笑)
しかし、そんな作品なのに何がここまで私を一気読みさせたかというと、「死んだはずの夫が帰ってくる」という、これまたよくあるロマンスのテンプレを使いながら、妻にはとことん他人として接しながらその妻の新しい恋人になる!という設定が、なんだかとっても面白かったわけなんです。
以下、ネタバレありなんでご注意を。
2年間の夫婦生活で、お互いに相手に「こう思われたい」という仮面の下に、暗い願望や熱情を隠していたわけです、この2人。
で、ヒーローで夫のネイサンはSEAL部隊の作戦中に捕らえられ拷問され廃人同然になって別人の外見になっちゃうわけです。
しかも、捕らえられている間に異常に性欲が強くなる「麻薬」を使い続けられ、その残滓が体に残っている自分のことを「獣」だと嫌悪しているんですね。
で、生きていたことを妻には内緒にし、他人として新しい非政府組織の中で6年間過ごしたわけです。
その間、そんな異常性欲をもて余しながらも、「妻以外とは絶対に寝ない」という自分への誓いを守りぬくとこがすごい・・・。
そんなネイサンがそこまで大切にしつつ、大切だからこそ避けてきた妻の元へ任務のために他人として戻ってくるのです。
で、一方妻のサベラは夫を亡くして6年間嘆き悲しみながらも残された車の修理工場をなんとか義弟とやりくりして頑張っているところへ、なんとなく死んだ夫を連想させる男が現れて・・・
その後、ネイサン=ノアはサベラに嘘をつき続けながら彼女と関係を持ってしまい、彼女が忘れられない「過去の自分」にひたすら悶々と嫉妬するんですよね(笑)
サベラはサベラでノアの正体が自分の亡くなったはずの夫だと気付いてからも、彼の芝居につきあって新しいノアとの将来を夢見たりするんです。
この2人、自分の中にあんまり大っぴらにできないセックスに対する暗い願望を結婚当初から持っていながら、それを見せ合えずにきたわけです。
これから夫婦として円熟していこうという前に離れ離れになったので、新しい関係ではお互いに対してすごく貪欲で容赦が無いんですよ。
その辺がラブシーンも含めて結構ヘビーなんですが、2人が醜いことも全て受け入れて互いに対する絶対的な信頼を得るまでの心の葛藤が、なかなか読ませてくれました。
ストーリーのバックグラウンドには「人種差別」的移民狩りがあるわけだけど、その犯人像も非常にじっとりとしてアブノーマルで下品なんで、ここでもちょっと読むのをためらう感じですが、ラスト部分の渓谷での対決シーンもそれなりにサスペンスが効いていて面白かったです。
シリーズの2作目はミカがヒーローということですが、それよりも・・・ローリーの物語が読みたい~♪
彼ってば、ほんとキュートでしたね。
こんなドロドロした物語の中で(爆)ローリーとトビーの可愛らしさが雰囲気を明るくしてくれてました。

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【2009/07/12 Sun 22:12 】 | L | comment(0) | trackback(0) |
「真夜中のキス」ララ・エイドリアン 
真夜中のキス (マグノリアロマンス)真夜中のキス (マグノリアロマンス)
市ノ瀬美麗

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The Midnight Breed Series #1 実はあんまり期待してなかったんですけど・・・なかなか面白かったです!
結構グロい描写もあったんですが、まあ私の許容範囲内だったんで、そのへんも良かったのかも。
ヴァンパイアもの苦手な私ですが、けっこう果敢にチャレンジしていると思いませんか?(笑)
ヴァンパイアものやパラノーマルなんかで、普通の「人類」であるヒロインにやたらと強引に自信満々に迫る「人類」とはちょっと違うヒーロー・・・
読みながらいつも少し違和感があったんですよね。
「その自信はどっからくるの?」とか「悩んでいるわりにはすぐにベッドに連れ込むのね」とか(笑)
そういう点で、自分をここまで追いやる悩み多きヴァンパイア・ヒーロー:ルカンの姿は、ぐっとリアルで共感がもてた感じです。
あっという間にヒーローに磊落されるヒロインもまた多い中、ガブリエルはこれまたすごく普通に悩み行動しているのもまた、リアルでしたね。
正直、ストーリー的にはよくある感じで、「あ、どっかで読んだ感じ」なんだけど、そういった細かいシチュエーションにおけるヒーロー&ヒロインの心理描写がすごく素直なんで(素直というのは、やたらすぐになんでも信じるってことじゃなくね)こっちも素直に読み終えた感じです。
あと、愛の行為の最中に血を与え合うという描写もヴァンパイアものにはよくあるシーンですが、そこの描写もすごく切なさとセクシーさがいい感じだったですね。
しかし、これだけヴァンパイア・シリーズがある中で、絶対次も読みたい!ってほど傑出した世界観があるかと言うと・・・ちょっと微妙かな。

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【2009/07/11 Sat 21:22 】 | A | comment(0) | trackback(0) |
「黒き狩人と夜空の瞳」ナリーニ・シン 
黒き狩人と夜空の瞳 (扶桑社ロマンス)黒き狩人と夜空の瞳 (扶桑社ロマンス)
ナリーニ・シン

扶桑社 2009-06-27
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The PSY-CHANGELING Series #1 面白かったです♪
次作以降、サイのヒロインorヒーローが登場すると思うのでまた楽しませてもらおうと思うのですが、この<サイネット>という設定が抜群に面白かったです!
ラスト付近の、いわば精神世界の中での闘いがすごく緊迫感があって独特で・・・。
そういうSF的な部分と、ルーカスとセンチネル達の醸し出す野生的な部分と、そのブレンド具合が気持ち良かったですね。
<サイネット>から離脱するための方法なんかも、納得のいくもので、その辺りが強引すぎず凄く練られているなーと思いました。
今、邦訳出版もパラノーマル作品目白押しじゃないですか。
そんな中でなかなかに出色なシリーズだと思います。
これからサイとチェンジリングとヒューマンが、一体どんな風に絡んでくるのかと思うと楽しみですね。
さてさて、今後活躍するキャラ達もなかなか面白そうだけど、やっぱり黒豹ルーカスは格好よかったですね~。
なんちゅーか、自分の気持ちにすごく素直で、相手にも真っ直ぐに向き合おうという姿勢が清清しかったです。
ただ、両親を殺されたその辺りのトラウマが、意外にあっさりめというか弱かった気もします。
まあ、そこを強調しちゃうと、このてんこ盛りな設定では難しいかもしれませんが。
ヒロイン:サッシャにもそれは当てはまってしまうけど、何せこの独特の世界観を楽しむためなら、多少どっかが淡白になっても仕方が無いかと・・・(笑)
そういう意味では、ラブシーンも思ったほど激しくなかった気がします。
どうか、間をあけずに次作を出して欲しいですね~。

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【2009/07/07 Tue 20:06 】 | S | comment(0) | trackback(0) |
2009年8月の気になる新刊【追記】 
villagebooksの気になる新刊を追加しておきます。
しつこいですが、他にも出ています。(扶桑社の2冊も私好みじゃなかったので、割愛)

8/20 villagebooks
★リサ・ガードナー(Gardner,Lisa)「(邦題未定)(GONE)」
Quincy/Rainie Series #5
→9月に発売延期?
★ジュリー・ガーウッド(Garwood,Julie)「(邦題未定)(FOR THE ROSES)」
Claybornes' Brides Series #1
1995 RT's-Reviewers' Choice Award Winner HISTORICAL ROMANCE OF THE YEAR
【2009/07/06 Mon 20:45 】 | 読書あれこれ | comment(0) | trackback(0) |
「ハイランドの白い橋から」カレン・マリー・モニング 
ハイランドの白い橋から (ヴィレッジブックス)ハイランドの白い橋から (ヴィレッジブックス)
上條ひろみ

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The Highlander Series #5 サクサクと読み終えました。
面白かったです。
いつもながら、見事な世界観が貫かれていて、まさに安心して読めるパラノーマル・ロマンスの代表的なシリーズの横綱相撲って感じでした。
ただ、今回のヒロイン:クロエと前作のヒロイン:グウェンが、キャラ的になんだかかぶってしまって・・・。
自分の好きなものはとことん追求するオタクっぽいところや、天真爛漫で口が減らないところや、もちろん細部はともかく、まとっている空気感がとっても近くて、どうしてもね~。
まあ、前作ヒーロー:ドゥルスタンの双子の弟:ダゲウスがヒーローなわけで、そしてドゥルスタンとグウェンのためにダゲウスの物語が始まるわけで、この2作品は対になっているというのは納得なんですが・・・。
そっか、いっそ前後編だと思って読めばすんなりするかもね。
しかしながら、物語としては私は前作のほうが好きですね。
話の捻り具合もロマンスの分量も私にはちょうどよく、気持ちよかったので。
今作品は、なんだかラストが予定調和しちゃう感じがバレバレだった気がします。
ダゲウスの復活も、ドゥルスタンの復活劇に比べたらインパクトが小さめだったしな~。
それと、後半はひたすら「いつやるか」ってことばかりになっちゃって(笑)、もう「はよせんかい!!」って思ってしまったしな(爆)
あと、アダムの出番が意外に少なかったのも、ちょっぴり残念。
ま、次作では大いに頑張っていただけるものと期待してますけどね。

テーマ:ロマンス - ジャンル:本・雑誌

【2009/07/05 Sun 22:06 】 | M | comment(0) | trackback(0) |
2009年8月の気になる新刊 
2009年8月のお買い上げ予定・・・★★のみ、にしておこうかな。


8/5 フローラブックス
★★ジェンナ・ピーターセン(Petersen,Jenna)「あなたの愛に射抜かれて 恋する女スパイ2(DESIRE NEVER DIES)」
The Lady Spies Series #2
★キャシー・ラヴ(Love,Kathy)「抱擁は薔薇色の闇にとけて」
「ANY WAY YOU WANT IT」????

8/8 マグノリアロマンス
★ジュリア・ロンドン(London,Julia)「ハイランドを遠く離れて(HIGHLANDER UNBOUND)」
Lockhart Family Trilogy #1
★★ララ・エイドリアン(Adrian,Lala)「深紅のキス(KISS OF CRIMSON)」
The Midnight Breed Series #2

8/10 ラズベリーブックス
★ポーラ・クイン(Quinn,Paula)「ハイランドの炎に掠われて」
「LAIRD OF THE MIST」????
★★ジャクリーン・フランク(Frank,Jacquelyn)「誘惑の月が満ちるとき(JACOB)」
The Nightwalkers Series #1
2006 RT's-Reviewers' Choice Award Winner CONTEMPORARY PARANORMAL ROMANCE

8/10 ライムブックス
★スーザン・イーノック(Enoch,Suzanne)「天使の罠にご用心 (LONDON'S PERFECT SCOUNDREL)
Lessons in Love Series #2

8/10 ランダムハウス講談社ロマンス文庫
★★キャリン・モンク(Monk,Karyn)「悲しみに聖女の祈りを(THE PRISONER)」
The Orphan Series #1

8/10 オーロラブックス
★ジェニファー・アポダカ(Apodaca,Jennifer)「翡翠の女神の甘い誘惑 (EXTREMELY HOT)
★パトリシア・ワデル(Waddell,Patricia)「放蕩貴族の恋の賭け(HE SAID NO)」
The Gentleman's Club Series #2

8/15 MIRA文庫
★ヴィクトリア・アレクサンダー(Alexander,Victoria)「放蕩貴族ナイジェルの窮地(WHAT A LADY WANTS)」
Last Man Standing Series #2
★★サンドラ・ブラウン(Brown,Sandra)「プルメリアの眩惑(TEMPERATURES RISING)」
★デビー・マッコーマー(Macomber,Debbie)「夢の花がひらくとき(A GOOD YARN)」
The Blossom Street Series #2
★スーザン・ウィッグス(Wiggs,Susan)「あの頃、憧れは遠くに(THE WINTER LODGE)」
Lakeshore Chronicles #2

8/17 ソフトバンク文庫
★キャスリーン・E・ウッディウィス(Woodiwiss,Kathleen E.)「終わりなき愛(EVERLASTING)」
★パトリシア・グラッソ(Grasso,Patricia)「すみれ色の瞳に恋して(TO LOVE A PRINCESS)」
The Kazanov Seires #2
★★シャーレイン・ハリス(Harris,Charlaine)「トゥルーブラッド2 歪んだ儀式(LIVING DEAD IN DALLAS)」
A Sookie Stackhouse Series #2
2002 RT's-Reviewers' Choice Award Winner BEST AMATEUR SLEUTH
★キンバリー・レイ(Raye,Kimberly)「お嬢様はヴァンパイア2 恋に危険は付き物??(DEAD AND DATELESS)」
The Dead End Dating Series #2

8/20 villagebooks
★リサ・ガードナー(Gardner,Lisa)「(邦題未定)(GONE)」
Quincy/Rainie Series #5
→9月に発売延期?
★ジュリー・ガーウッド(Garwood,Julie)「(邦題未定)(FOR THE ROSES)」
Claybornes' Brides Series #1
1995 RT's-Reviewers' Choice Award Winner HISTORICAL ROMANCE OF THE YEAR


8/20 二見ミステリ文庫
★★スーザン・クランダル(Crandall,Susan)「(邦題未定)(A KISS IN WINTER)」
★★カーリン・タブーク(Tabke,Karin)「(邦題未定)(GOOD GIRL GONE BAD)」


やっと2冊目が出たスーザン・クランダルと、カリン・モンク、カーリン・タブークあたりが楽しみなところ。
villagebooksと扶桑社は未定ですが、割と地味目な感じですね~。

テーマ:ロマンス - ジャンル:本・雑誌

【2009/07/03 Fri 22:14 】 | 読書あれこれ | comment(0) | trackback(0) |
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