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7月以降のHQ&MIRA 
リサ・マリー・ライスを買いに行ったら、6月のフローラブックスのローリ・ワイルドがもう発売されていました!
原書はこちら↓

There Goes the Bride
There Goes the Bride


作家情報メールが届いていたので、7月以降のHQとMIRA文庫で気になる新刊を・・・。

★7/5 ジェイン・アン・クレンツ(Krentz,Jayne Ann)「連れ戻された婚約者(SAXON'S LADY)」
ステファニー・ジェイムズ名義で1作残っていたものの新訳です。

★7/15 リンダ・ラエル・ミラー( Miller,Linda Lael)「幸運が瞬く星(MCKETTRICK'S LUCK)」MIRA文庫
McKettrick Series です。
McKettrick's Luck
McKettrick's Luck

★7/15 キャンディス・キャンプ(Camp,Candace)「罪深きウエディング」 MIRA文庫
うーーん、これは新刊買いするか微妙。

★8/15 スーザン・ウィッグス(Wiggs,Susan)「LAKESIDE COTTAGE(原題)」MIRA文庫
2006 RITA Best Contemporary Single Title
Lakeside Cottage
Lakeside Cottage

続いてMcKettrick Series です。

★8/15 リンダ・ラエル・ミラー( Miller,Linda Lael)「誇り高き血(MCKETTRICK'S PRIDE)」MIRA文庫
Mckettrick's Pride (Mckettrick Men)
Mckettrick's Pride (Mckettrick Men)

★9/15 リンダ・ラエル・ミラー( Miller,Linda Lael)「遥かなる心(MCKETTRICK'S HEART)」MIRA文庫
McKettrick's Heart (McKettrick Cowboys Trilogy)
McKettrick's Heart (McKettrick Cowboys Trilogy)


★11/15 ブレンダ・ジョイス(Joyce,Brenda)「THE MASQUERADE(原題)」MIRA文庫
The de Warenne Dynasty
ヒストリカルです。初作家はとりあえず読んでみる。
The Masquerade (Super Historical Romance)
The Masquerade (Super Historical Romance)

他にも、リンダ・ハワード&リンダ・ウィンステッド・ジョーンズ&ビバリー・バートンの「光と闇の覇者」3部作も出ますね。
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【2008/05/30 Fri 22:06 】 | 読書あれこれ | comment(0) | trackback(0) |
「情熱の密林」 
情熱の密林 (ソフトバンク文庫 (シ5-3))情熱の密林 (ソフトバンク文庫 (シ5-3))
松井 里弥

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The Bodyguards #3、ルーシー・モンローに続いて守る男と守られる女のストーリー、でも断然こっちのほうが面白い!!
このシリーズ、正直言って前2作はイマイチな感じだったけど、この3作目でいきなり面白さが2段階くらいアップした感じ。
どーしたんだ、シンディ・ジェラード?ものすごい覚醒??
フィリピンのジャングルを舞台に、テロ組織の人質となった元妻:ダーシーとイーサンの緊迫した脱出劇が、幕間に挟まれる2人の出会い~結婚~別離までのエピソードによってぐっと読ませる盛り上がり方になっていて、この辺がすごく上手いなーと。
ジャングルの描写も意外にも(失礼!)緻密で、そこにもう1人の人質の女性:エイミーを絡ませるあたりもストーリーが肉付けされて面白くなっていく感じ。
登場人物はたくさんなんだけど、今後のシリーズのための紹介めいた部分もあまり感じられず、ダラスとエイミーのやり取りなんて主役の2人以上にドキドキさせてくれてね。
本題のイーサンとダーシーのロマンスは、この激しい脱出行と、かつての甘く切なく哀しい出会いの物語の対比がすごくバランスがよくて、離婚に至る2人の心理描写が現実に起こっているテロ組織との戦いに負けないくらい胸に迫ってくるので、ただ過去の思い出話になっていないところがこれだけ読ませる理由じゃなかろうか。
1つ難点を言えば、これだけ前半から中盤にかけてスピーディかつセンチメンタルに進んだ話も、いざ現実のアメリカに戻ってみるとちょっとトーンダウンというか勢いが削がれてラスト・・・って感じなのが残念だけれど。
しかし、最後まで大人な2人のロマンスを愛の再生を基に書ききった感じで、ロマンティック・サスペンスの王道を十分に堪能させてくれたと思います。

ところで一番気になるのはダラスとエイミーの恋の行方でしょう!
まだ、恋と呼べるところまで発展していない2人の想いが描かれるのは、シリーズ6作目だそうです。
気長にシリーズが刊行されるのを待つしかなさそうですね~。


The Bodyguards #1
To The Edge (The Bodyguard)
To The Edge (The Bodyguard)
Nolan & Jillian

The Bodyguards #2
To the Limit (The Bodyguards)
To the Limit (The Bodyguards)
Mac & Eve

The Bodyguards #3
To the Brink (The Bodyguards)
To the Brink (The Bodyguards)
今作品 Ethan & Darcy

The Bodyguards #4
Over the Line (The Bodyguards)
Over the Line (The Bodyguards)
Jason & Janey

The Bodyguards #5
Under the Wire (The Bodyguards)
Under the Wire (The Bodyguards)
Manny & Lily

The Bodyguards #6
Into the Dark (The Bodyguards)
Into the Dark (The Bodyguards)
そして、いよいよ! Dallas & Amy

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【2008/05/27 Tue 10:06 】 | G | comment(0) | trackback(0) |
「いつまでもこの夜を」 
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小林 さゆり

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Mercenary Trilogy #3 でついにシリーズ完結。
締めを飾るにしては、いささか尻すぼみな出来かな・・・という感想。
ここまで引っ張った割には、ホットワイヤー(=ブレット)の個性があんまり感じられなかったな~。
ただのいい男って感じで・・・失った恋人のトラウマだって、いまひとつピンとこないし。
どこまでも一直線で熱いウルフや、ひたすらに無骨で不器用なニトロと比べてみてくださいな。
なんだかやっぱり、勢いに欠ける気がして仕方無いのよ、残念ながら。
バランスのとれた、メロメロないいヒーローだとは思うけれどね。
その点、クレアのキュートな浮世離れ具合(笑)は、かなり面白かった。
自分には女性としての魅力が無いんだとあっけらかんと信じていて、普通それを美人のヒロインがやるとほんとーーに嫌味になるのに、クレアにはそういうところが無いのが良かった。
天然で穏やかで、ブレットの前でドキドキしているのを隠せないところが、可愛い♪
ブレットに結婚を申し込まれて、唖然としながらも理路整然と断るあたりは、頭がいいのに決して頭でっかちでないところも光っていたな。

さて、あとがきにもある通り、本作に登場したイーサンがヒーローとなって幕を開けるルーシー・モンローのシリーズ【The Goddard Project Series】は↓の3作。この後もまだ続くのかな?
次なるホットな作品に期待します♪

The Goddard Project Series#1
Satisfaction Guaranteed
Satisfaction Guaranteed

The Goddard Project Series #2
Deal With This
Deal With This

The Goddard Project Series #3
「The Spy Who Wants Me」 January,09


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【2008/05/26 Mon 21:29 】 | M | comment(0) | trackback(0) |
「月夜に咲く孤独」 
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水月 遥

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Whispering Springs Series #2、前作に引き続き3組のカップルのロマンスを横軸に、アルカディアに迫る追跡者とのサスペンスを縦軸に、結構巧妙な構成になっています。
あとがきにもある通り、アルカディアの事件が解決した後も、所々に散りばめられたちょっとした謎の解明がドミノ倒しのように続くあたりは、クレンツの上手な交通整理の腕前があればこそ、かもね。
こういうのより、もっと骨太のロマンスや謎解きを求めると、なんだか物足りないと思ってしまうかも・・・ですが、これはクレンツのカラっとした軽妙さが生かされていて楽しめたかな。
ゾーイとイーサンが結婚生活を続けながら、手探りで絆を深めていくところも、常にくすっとさせるユーモアを交えながら結構しんみりと考えさせられるしね。
そんな中、私が一番ぐっときた場面は不機嫌で自暴自棄になりかけているジェフがシングルトンに心のうちを吐露するシーン。
「ぼく、ぼくのことを怒っているんだ」
なーーんだか、子供の口から出るとますます切なく奥深く感じられて、おばさんホロっとしちゃったわよ(笑)
ジェフよ、君は将来女性たちをメロメロにさせる言葉を吐く男に成長しそうだな・・・(爆)なんてね。
見た目暴走族風のシングルトンが、ジェフを相手に実に真面目に会話するところや、ボニーの持ってくる差し入れにがっつく様子が、めっちゃキュートでね~!
もう1組、アルカディアとハリーのロマンスはちょっと薄めだけど、こっちも美女と野獣?いや骸骨?で微笑ましいし。
おばあちゃん私立探偵、妻の浮気を心配するイーサンの商売敵、規則第一の管理人etc...
登場人物もたくさんなんだけど、どれも個性的でちゃんとキャラ立ちしているところが、さすが。
ウィスパリング・スプリングスの面々に、また会いたいな~もっとシリーズで書いて欲しいな~と思うんだけど、どうでしょう?

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【2008/05/25 Sun 09:33 】 | K | comment(0) | trackback(0) |
今月のリサ・マリー・ライス 
邦題が「闇を駆けぬけて」、発売日は5/30ということです。
待たされただけに、楽しみですねー!

Woman on the Run
Woman on the Run

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【2008/05/22 Thu 22:16 】 | 読書あれこれ | comment(0) | trackback(0) |
「氷のハートが燃えるまで」 
氷のハートが燃えるまで (MIRA文庫 SA 1-2)氷のハートが燃えるまで (MIRA文庫 SA 1-2)
立石 ゆかり

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「この賭の行方」に続く、ラスベガス・ショーガールのお話。
前作で犬猿・・・というかこの場合は犬狼?(笑)の仲ながらなぜかお互いに気になるウルフとカーリーが、ウルフが預かることになる甥やカーリーの犬たちを通じて徐々に理解し合っていくのだけど、とにかくウルフの「ロボット」ぶりがかなり可笑しい!
父親に省みられなかったとは言え優しい母親がいたわけなのに、物心ついた頃から人生をきっちり「計画」に従って進んでいこうとする頭のかた~いところが、笑える。
結婚相手は従順な「保母」さんとまで計画しているあたりが、かなり偏執的でもある(笑)
そんなウルフがカーリーの近くにいると自制心が吹っ飛び、自分では持ち合わせていないと思っていた優しい心遣いやちょっとしたお節介まで発揮し始めて・・・。
特にカーリーと初めて愛し合った時の取り乱した「おしゃべり」ぶりが・・・結構ツボでございました!
一方のカーリーは、ショーガールということで偏見の目で見られながらも実はしっかりした考え方と教育を受けたお嬢さんなんである。
そんな適応力抜群のカーリーからしてみると、ウルフの頑なな「計画」がうっとーしくて仕方が無いんだけど、そこは大人な女性の割り切りで、自分の人生の予定に無いなんてヒドいこと言われても「あっそう」とかわしてみせるあたりが、なかなか格好いい。
(もちろん、後でこっそり悲嘆に暮れるわけだけどね)
予想通りの展開とは言え最後までテンポよく読めたし、前作のような私の苦手な嘘がなかったのも気持ちよかった。
欲を言うなら、甥っ子の心理描写&ロマンスの展開がちょっと平板だった感じかな~。
スーザン・アンダーセンはラズベリーブックスから The Marine Series が出ているけれど、私は次は"Baby" Series に期待しています♪

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【2008/05/22 Thu 11:56 】 | A | comment(0) | trackback(0) |
来月のMIRAのSEP 
Honey Moon
Honey Moon

来月のMIRA文庫のSEPは「HONEY MOON」でした。
アン・スチュアートは日本のどこが舞台なんだろうか?
間違っても、火サスみたいに名所旧跡やら断崖絶壁の上で謎解きとか、勘弁してください(笑)
それでなくても「タカシ」という名のヒーローにどこまで感情移入できるか心配なもんで。
キャット・マーティンもヒーローがヴァイキングの末裔と書いてあったので、にわかに気になったりしてね。

スーザン・アンダーセンを読み終え、クレンツも読了。
ルーシー・モンローに突入予定ですが、レヴューが滞っています(汗)
明日あたりには・・・。
今日は早々に就寝して、UEFAチャンピオンズリーグ決勝を観戦しまっす!

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【2008/05/21 Wed 21:54 】 | 読書あれこれ | comment(0) | trackback(0) |
「シャンパン・ロマンティック」 
シャンパン・ロマンティック [ラズベリーブックス] (ラズベリーブックス マ 1-1)シャンパン・ロマンティック [ラズベリーブックス] (ラズベリーブックス マ 1-1)
スーザン・マレリー

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スーザン・マレリーの The Marcelli Sisters of Pleasure Road #1 読了。
ロマンス色より人情物というか家族愛を描いた作品、と言ったほうが正解かも。
1作目はマルチェッリ家の長女のケイティとやり手の離婚専門弁護士ザックのロマンス、なんだけど、この2人は最初っから惹かれあっているわけで、何も問題なく仲が深まり・・・という展開のような感じなのです。
まあ、ザックの息子のデイヴィッドとケイティの末の妹ミアの結婚騒動に基づくお互いの信頼関係という問題はあるわけだけど、根が誠実な2人なのがすぐにわかるので、ハラハラすることもなく展開を見守れるという感じでね。
だから、この2人のロマンス部分に関しては正直それほど感情移入できないかな~。
それよりも、やっぱり現代社会では稀有のマルチェッリ家の家風に描写の多くが割かれているからね。
イタリアの家庭らしい家族関係の濃密なところは嫌いじゃない私だけど、ここまでコテコテにイタリアンだと、ちょっとうっとうしい気持ちがしたのも正直な感想ですかね~(苦笑)
双子の妹フランチェスカとブレナや、末の妹ミアや、今後の展開への伏線を散らすことにも大いに頁が割かれているので、どうしてもシリーズ1作目として漫然とした印象は拭えないかも。

↓The Marcelli Sisters のシリーズは以下の通り。
ネタバレになるので、H/Hは記載していません。

The Sparkling One (Marcelli Sisters of Pleasure Road)
The Sparkling One (Marcelli Sisters of Pleasure Road)
今作品

The Sassy One (Marcelli Sisters of Pleasure Road)
The Sassy One (Marcelli Sisters of Pleasure Road)

The Seductive One (Marcelli Sisters of Pleasure Road)
The Seductive One (Marcelli Sisters of Pleasure Road)

The Marcelli Bride
The Marcelli Bride

The Marcelli Princess (Marcelli Sisters)
The Marcelli Princess (Marcelli Sisters)

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【2008/05/18 Sun 22:53 】 | M | comment(0) | trackback(0) |
「世界の果てまで きみと一緒に」 
世界の果てまできみと一緒に (ライムブックス (ワ1-2))世界の果てまできみと一緒に (ライムブックス (ワ1-2))
ローリ・ワイルド

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前作「恋って」でも、そんなのあり~?でも許す!っていう展開があったわけだけど、この作品ではそれが更に加速して、ある意味ちょっとハチャメチャな感じなんだけど、それはそれでオッケーと思わせる妙な「テンション」が、彼女の作品にはあるのかな~?
今回、ヒロインのマディーはFBI捜査官のデイヴィッドといっしょになって双子の妹キャシーの美術品盗難事件の行方を追いかけるわけだけど、おいおいデイヴィッド、君はほんまに優秀な捜査官なのかい?!と突っ込みどころが満載です(爆)
なんちゅーか、直情的だし思慮深くも無いし(笑)
大体、マディーに誘われるままロレツが回らんほど酔いつぶれるFBIエージェントって、どうよ!
FBIバッジをすられるって、どうよ!
追跡中の凶悪犯を自動車事故から救出しちゃって逆に手首を折られるって、どうよ!
もうね、はい、ここまでくると許す許す笑っちゃう、って感じです。
そんなデイヴィッドにイライラしてもいいのに、とにかくマディーを思う気持ちがキュートでキュートで・・・!
そう、マディーも言う通り「たまらない少年っぽさ」が奴の最大の魅力なんだろうな~。
お互いに対する気持ちの描写部分が、ローリ・ワイルド作品ではとにかく正直で初々しくて可愛らしくて、読んでいるこっちまでドキドキさせられる実に上手い描写をしてくれるなーって感心しちゃいます。
ハッキリ言って、そんな深みのある作品では無いです。
それでも、ジェットコースターのように次の展開を読まずにはおられないこの強引さも作品には必要だしね。
マディーとデイヴィッドがようやく愛し合う場面は、結構じっくり書かれていて独特のセクシーさがあって堪能させていただきました(笑)
それにしても・・・マディーは「チクチクするスネ毛」のまま愛し合ったんだろうか?と余計な心配をしてしまった私です。

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【2008/05/15 Thu 13:26 】 | W | comment(0) | trackback(0) |
「あの夏の湖で」 
あの夏の湖で (ライムブックス ギ 1-1)あの夏の湖で (ライムブックス ギ 1-1)
レイチェル・ギブソン 岡本 千晶

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「RITA賞受賞作!」と謳われても、がっついて読まなくなってしまった私(笑)
それは、ロマンス小説道?をボチボチではあるけれど歩んでいる証拠か?
がしかし、これは、面白かった!じんわりと、良かった!!
どんどんページをめくるのを止められない、「読む楽しさ」を味わわせてくれた感じかなー。
平野部に住む都会人を「フラットランダー」と呼び、便器投げ大会があり、誰の車がどこに留まっていたか住民全員が知っていているような、超ド級の田舎町ゴスペルで巻き起こるホープとディランの恋が、時にセクシーに時にしっとり&ほんわかと展開して、いやー、すごく上手だわ~!
正直言うと、私にはホープもディランも飛びぬけて魅力的なヒロイン&ヒーローってわけじゃないのよ。
独特の個性で虜にしてくれるヒロイン&ヒーローは他にもたくさんいるし、この2人が特別興味深いってことは無いんだよね。
だけど、彼らを取り巻くゴスペルの空気と町の住人の個性が、ホープの書く奇妙奇天烈なタブロイドの記事と不思議にミックスされて、ものすごく居心地良くてなんだか切なくなるような甘酸っぱいようなムードが漂ってくるのよ。
チャプターごとに付けられたタイトルが、またもう絶妙に可笑しくて!!
耳アカでジャガイモ~~?!とか(爆笑)
何度も何度も、読むのを止めてゲラゲラ笑うほど、私のツボを押さえてしまう「小ネタ」の宝庫!!
エイダがチキンの骨で窒息するってとこや、シェリーがポールに向かって「やせの暴れん坊!」って叫ぶとこや・・・なんだかものごっつくハマってしまった。
レイチェル・ギブソンのこのセンスに、やられた~!って感じなんだな。
そして、この独特の雰囲気の中で、ホープやディランの苦悩が淡々と描かれていくんだから。
2人の抱えた悩みは結構大変なんだけど、2人共がそれだけに囚われずに毎日を前を向いて暮らしている感じ、っていうのか、それが心地よかった。
大袈裟に誰かに八つ当たりすることもなく、時々抱え切れなくて自暴自棄になるけれど基本的には自分でちゃんと向き合っていこうというその姿勢が、まっとうな大人のキャラとして好感が持てた。
で、そんな2人がお互いのこととなるとまるで10代のように燃え上がっちゃうのが、また良いのだな~!
ホープの心をとらえる友人になるシェリーも、シェリーのことが何年経っても大好きな夫のポールも、ああ、こういう誠実な田舎の人っていいなーって思えるし、ディランの息子のアダムの心理もきっちりと描かれていて胸が熱くなったし。
アダムとディランの親子のやり取りも本当に微笑ましかったな。
作品全体の世界にきっちりはまって、人と人の結びつきの切なさや暖かさをじっくりと楽しめた1冊でした。

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【2008/05/14 Wed 20:53 】 | G | comment(0) | trackback(0) |
「恋はブーメラン」 
恋はブーメラン (ハーレクイン・アメリカン・ロマンス)恋はブーメラン (ハーレクイン・アメリカン・ロマンス)
アン スチュアート 中井 京子

ハーレクイン・エンタープライズ日本支社 1988-01
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はい、続いてもアン・スチュアートの古いアメリカン・ロマンスです。
おっもしろーーい!!♪
最初から最後まで一気読みしてしまったわ~。
この頃すでに、自らトラブルを巻き起こすドジで心優しいヒロインと、無骨で自己表現のとことん苦手なヒーローという、アン・スチュアートお得意の設定が出来上がっていたのね。
この2人の掛け合い漫才のような巧妙な会話が楽しいったら!
まずはヒロイン:ジニーが本当に愛すべき女性でね~。おせっかいなんだけど人の心にズケズケ入り込まず、自分らしい生活を持ち、人生を前向きに生きるためにちょっと小休止中・・・というナチュラルな女性。
次に男性と関係する時は結婚して子供を持って・・・という気持ちがあるのに、何故か謎めいた(実際、逃亡中の凶悪犯に間違われている)ヒーロー:マシュウに惹かれていく様子が、可愛い。
一方マシュウも、殺人課刑事として過ごした日々の亡霊に追われ、実際に殺人犯によって重傷を負わされてリハビリ&隠遁中。
自分はジニーの求める確かな関係を約束できないし、自分自身だって立ち直れずにままならないのに・・・と、ジニーに内緒でこっそり島を離れようとするんだけど、偶然出くわしたジニーの怒りが爆発!
ロブスターの罠カゴを投げつけられ海に転落、手首と肋骨を折る・・・(爆笑)
もーー、これぞ「猟奇的な彼女」??ジニー、最高!!
その後、舞台をコロラドに移して、ジニーとマシュウの意地の張り合いと駆け引きがユーモアいっぱいに続いて・・・(笑)
いや、思わぬ拾いものをした感じの、楽しい作品でした♪

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【2008/05/11 Sun 22:15 】 | S | comment(0) | trackback(0) |
「やさしいスパイ」 
やさしいスパイ (ハーレクイン・アメリカン・ロマンス (A36))やさしいスパイ (ハーレクイン・アメリカン・ロマンス (A36))
アン・スチュアート ほんて ちえ

ハーレクイン・エンタープライズ日本支社 1985-04
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邦訳されているアン・スチュアート作品で最も古いものの1冊。
いやはや、時代を感じさせてもらいました(笑)
続いてアメリカン・ロマンスをもう1冊読んだんだけど、2年ほど経つだけでここまで作品の印象が違うかな~とちょっとびっくり。
この作品は、なんつーか、この頃のHQによくあるやたらエキセントリックなヒロインものです。
恋人によるDVで心身ともに傷ついて殻に閉じこもったヒロイン:キャシーが、ことあるごとにヒーロー:シンをののしり、泣き、ヒステリーを起こしています!
まあ、その自暴自棄な態度も過去の辛い経験を思えば大目にみてもいいかなーって感じなんだけど、実際やっていることを読まされるとけっこうアイタタ・・・って感じです。
元恋人から逃れるために家族がしかけたことだったとは言え、シンを一旦はプライドを捨てて信頼して裏切られたキャシーの行動は、納得。
ウジウジとした展開だったのが、残り30頁くらいになったところで、急に切なく熱くなってきたのは嬉しい驚きだったな。
自信満々で主導権を握っていたシンが一転、ボロボロになってキャシーを探す様子も切なかったし、再会の展開もその後のアン・スチュアートの上手さを予感させるエモーショナルな感じで印象に残る。

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【2008/05/10 Sat 21:41 】 | S | comment(0) | trackback(0) |
6月の気になる新刊 
6月の新刊購入予定をば~♪
しつこいですが、これ以外にもたくさん出てますので、チェックしてみてくださいね。

★ローリ・ワイルド(Wilde,Lori)「奪い去られた花嫁」フローラブックス
おおっと、フローラブックスからも!

★ジュリア・クイン(Quinn,Julia)「不機嫌な子爵のみる夢は(THE VISCOUNT WHO LOVED ME)」ラズベリーブックス
The Bridgertons #2

★コニー・ブロックウェイ(Brockway,Connie)「美しく燃える情熱を」ライムブックス
「THE PASSIONATE ONE」 ? McClairen's Isle Series #1

★アン・スチュアート(Stuart,Anne)「青の鼓動」MIRA文庫
「ICE BLUE」ICE Series #3 でしょうね。

★スーザン・エリザベス・フィリップス(Phillips,Susan Elizabeth)あの空に架ける橋 上・下」MIRA文庫

★ジュリー・アン・ロング(Long,Julie Anne)「美女とスパイ(BEAUTY AND THE SPY)」ソフトバンク文庫
The Holt Sisters Trilogy #1

★ロイス・グレイマン(Greiman,Lois)「もう一度キスを(UNSCREWED)」ソフトバンク文庫
リヴェラとの仲はちょっとは進展するのか?!

★アマンダ・クイック(Quick,Amanda)「RAVISHED(仮) (RAVISHED)」villagebooks

★カレン・ホーキンス(Hawkins,Karen)「ハー・マスター・&コマンダー(仮)(HER MASTER & COMMANDER)」扶桑社ロマンス
今月唯一のお初な作家。ヒストリカルですね。

あと、
★ジュリー・ガーウッド(Garwood,Julie)「ほほえみを戦士の指輪に」villagebooks
これはヒストリカルなんだろうな~。コンテンポラリーなら買うんだが。

クリスティーナ・ドットは多分読まない(笑)ダイアナ・ガバルドンは持ち越しです。

来月はちょっと落ち着いた感じです。
じっくり読めそうで良かった。

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【2008/05/09 Fri 11:56 】 | 読書あれこれ | comment(0) | trackback(0) |
6月のラズベリーブックス 
The Viscount Who Loved Me
The Viscount Who Loved Me

ラズベリーブックスのHPが更新されていましたね。
来月はジュリア・クインの The Bridgertons #2 「不機嫌な子爵のみる夢は(THE VISCOUNT WHO LOVED ME)」です♪
楽しみです!

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【2008/05/08 Thu 19:19 】 | 読書あれこれ | comment(0) | trackback(0) |
「あなたの牙に首ったけ」 
あなたの牙に首ったけ (フローラブックス ラ 1-1 恋するヴァンパイア 1)あなたの牙に首ったけ (フローラブックス ラ 1-1 恋するヴァンパイア 1)
キャシー・ラヴ みすみ あき

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人狼ものに続いてヴァンパイヤものもお初です。
比べてみると、断然人狼ものが好き(笑)
ヴァンパイヤって・・・やっぱりなんだか痛そうだし血なまぐさいし。
人狼ものだって、けっこう獣じみた描写が多いけれど、「獣」だと思えばなんだか野性味がある感じもしたりして。
まあ、初めてだから、イロイロ読んでいくうちにまた印象が変わるかもしれませんね。
さて、The Young Brothers #1 ということで、まずは記憶喪失に陥った長男リースの物語。
ま~~、なんちゅーメロメロぶりでしょう!
記憶喪失と共に、分別も喪失し(爆)更には子供がえりしているかのような甘えぶりが、笑える。
熱々ヒーローは好きですが、これだけたっぷりやられるとちょっと食傷気味かもしれません。
そして、やっぱりこれも頁数だけの内容が伴っているかな~と思ってしまうな・・・。
サクサク読めていいんだけど、深く印象には残らない。(この頃、やたらとこのコメントが多いですよね。)
リースよりもクリスチャンやセバスチャンの方が個性が際立ってしまっていたのも、そんな印象につながったのかもね。
シリーズ通して新刊買いして読みたいかと言われると・・・ウーーンという感じです。(笑)

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【2008/05/08 Thu 14:19 】 | L | comment(0) | trackback(0) |
「情事という名の罰」 
情事という名の罰 (ハーレクイン・アフロディーテ (HA53))情事という名の罰 (ハーレクイン・アフロディーテ (HA53))
ジェイン・アン・クレンツ 高山 恵

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クレンツのステファニー・ジェイムズ名義の86年の作品、時代を感じさせるな~(笑)
Dからたくさん出ているステファニー・ジェイムズものは、ワンパターンってところもあるけれど時にすごーくジリジリと切ない熱い秀作もあり、私は好きなんです。
中でも、「スリリングな夜(THE SILVER SNARE)」が特にお気に入りですね~。
あの、未開の地でのジワジワとした原始的な熱さが、よいです。
そんな中で、この作品はまあ普通ってとこでしょうか・・・。
傲慢ヒーローに堪忍袋の緒が切れた真面目なヒロインという、この頃のステファニー・ジェイムズの王道的な展開だけど、そこへヒーロー:フリンの息子との家族愛が絡んできて、中盤以降はけっこうホノボノさせられて良かったです。
フリンが息子の病気をうつされてヘザーに看病される様子が、なんだか微笑ましかったな。
クレンツは7月にもHAから出るけれど、これも未訳のものだったら嬉しい。

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【2008/05/05 Mon 13:59 】 | K | comment(0) | trackback(0) |
「裏切りの月に抱かれて」 
裏切りの月に抱かれて (ハヤカワ文庫 FT フ 15-2)裏切りの月に抱かれて (ハヤカワ文庫 FT フ 15-2)
パトリシア・ブリッグズ 原島 文世

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私、人狼ものを読むのは初めてでした!
でも、パトリシア・ブリッグスは元々がファンタジー小説から始まっているので、この作品もロマンスよりもファンタジー部分が強く、世界観や設定なんかがすごく面白くて惹き込まれましたね。
ファンタジー小説って、最初の数頁でその世界観を好きになれなかったら一気に読むペースが落ちるけれど、これはヒロインとふらりと現れた人狼の少年のやり取りだけでグイっと惹き付けられた感じです。
ストーリーはその少年の殺害と群れのアルファ(頭)アダム襲撃&娘の誘拐事件を中心に進んでいくんだけど、事件そのものはわりとゆっくりペースというか、それほど緊迫感が無い感じ。
むしろ、シリーズに今後登場するキャラ達の説明や関係を描写することが多かったんだけど、それでも語られる人狼を取り巻く世界が魅力的だったので全然ダルくはなく楽しめた。
ヒロイン:マーシィが、独立独歩なんだけど周りの人も頼りにしているその立ち位置が非常に気持ちよい。ただ頑張るだけのヒロインでもないし、キリっとしすぎてもいない。心の奥には癒されない傷を抱いていても、それを表面に滲ませることなく淡々と日々を楽しもうとしているところが、なーーんか大人の女だわ~っと。
そんなマーシィが服を着たままコヨーテに変身して、「ブラから抜け出す」様子が、わははっと可愛いいし♪
ヒーローというかマーシィを巡って静かな、いや子供っぽい?(笑)張り合いをみせるアダムとサミュエルもそれぞれ個性的で、ここは好みが別れるところかな。
私は断然、アダムです(笑)
マーシィとこの2人の関係や、刑事のトニーと気になる彼女の関係、そしてウォレスとカイルのその後・・・と気になることがいっぱいなんで、早く次作をお願いします!

テーマ:ロマンス - ジャンル:本・雑誌

【2008/05/04 Sun 21:30 】 | B | comment(0) | trackback(0) |
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ようやく、読み終えました。
まず一言は、長い!!
この内容を450頁近く語る必要を感じられなかったのですが・・・(笑)
勢いに乗って読めたのはラスト50頁くらいかな~。
まずは、ヒーロー:ジェイリッドが微妙にキャラが薄いのが気がかりでして、なんだか見た目の描写すらもあんまり無かった気がするのだけど?
瞳の色や髪の色とかものすごくハンサムってのはわかるんだけど、なんだかぼーんやりと形があるだけで生き生きと迫ってこない。
例えば、クレイパス「あなたを夢みて」のデレクを思い浮かべようとすると、すごく自然にイメージがわいてくるのとはずいぶん違うなーと、どうしても思ってしまう。
普通の、ハンサムで傲慢なヒーローなんです。
ただ、それもラスト50頁あたりから、もうなんちゅーか哀れで哀れで、そういう意味ではキャラが立ってきた感じなんだけどね(爆)
もー、これくらい自己表現の下手なというか自分のことをわかっていないヒーローってのも珍しいくらい・・・。
あ、そういう個性なのか、ジェイリッドって?
愛されずに生きてきて、愛の何たるかもわからないヒーローはたくさんいるが、ジェイリッドくらい戸惑って途方に暮れている(笑)子供のまんまのヒーローもあんまりいないって。
一方ヒロイン:エヴァ、頑固で生き生きとして愛らしいヒロインなんだが、捻りは無いかな~。
ジェイリッドじゃないが、「そういう約束で結婚したんじゃないの?」と思うとイチイチ突っかかる様子がちょっとしつこすぎる気もしないでも無い。もう少し、自分のこともままならないジェイリッドの言い分も聞いてあげてね~、なんて。
ラスト付近でソフィーが「たかが夫婦喧嘩でしょ」的な発言をしていたのが、目から鱗でして、そう、壮大な夫婦喧嘩が長々続いているお話なのでした。
それでも、私も「ミスター・パーシー」が誰なのか気になるので、次作もきっと読んじゃうに違いない。

テーマ:ロマンス - ジャンル:本・雑誌

【2008/05/01 Thu 23:33 】 | L | comment(0) | trackback(0) |
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