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「外科医」 
外科医 (文春文庫)外科医 (文春文庫)
Tess Gerritsen 安原 和見

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もうすぐ発売の【JANE RISSOLI & MAURA ISLE SERIES】の前にと、未読の山からまたまた発掘して(笑)読了。
2002 RITA Best Romantic Suspense の受賞作です。
昨夜は終盤に差し掛かったら止まらず、夜中まで読みきってしまい寝不足・・・。
しかし、なんというか、微妙な1冊(^_^;)
医療系サイコ・サスペンスとしては、なかなかよくできていて後半の加速度がつくあたりは面白かったと思う。
犯人「外科医」とヒロイン:キャサリンとの関係の設定も、よくあるサイコものをちょっと捻ってあるしね。
作者本人が医師ということで、克明な描写の手術場面や殺害方法なんかも、そんなには気にならないのだが、生理的に非常に気味悪く感じられるのが途中で差し挟まれる犯人「外科医」の独白。
あとがきにもあるように、底流を流れるのはレイプ犯罪への厳しい視線なんだけど、それを男性側からの目線で犯人に語らせる様がすっごく気持ち悪い、生理的にあっぷあっぷになりそう。
犯人の独白場面で度々語られる古代伝説の中の「生贄」女性たちの描写とそれを執り行う男性の高揚ぶりや、レイプ被害者に対する犯人側の興奮ぶり・・・それらが、決して肯定的な意味ではなく語られているのはわかっちゃいるけど、キャサリンではないが「信頼できる男はどこ??」って気持ちにさせられてもの悲しいような居心地悪いような・・・。
なんだか上手く説明できないけど、一般的なサイコものの犯人を突き放したように怪物に見立てる作風よりも、言葉は変だけど「犯人寄り」な描写が多かったので、ロマンス本ばっかり読みなれている最近の自分には急に違う風景に連れて来られたようなちょっとした違和感がつきまとった感じ。
さて、ロマンス部分はと言うと、かなりあっさり目です(笑)
キャサリンが必死に自分を保っているのはわかるんだけど、ムーアがそこまで惹かれる印象的な部分はあんまり感じられなかったかも。
加えてもう1人のメインの女性キャラの女刑事リゾーリが、ほんまに可愛くなくて(笑)ほとんど最後の方まではなかなか共感するのが難しかったな。
でも、ラストのラスト、リゾーリの今後の変化を感じさせられたので、シリーズ作品の次も読んでみようかなとは思います。
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【2007/08/30 Thu 09:39 】 | G | comment(0) | trackback(0) |
9月の二見ミステリ 
Hot Night
Hot Night

邦題が決定、「夜の扉を」です。
ホットナイトはそのまんまホットナイトでいーーじゃん!と思うのは私だけ?
エロティック・サスペンスなんて銘打たれると、読み手が限定されそうでちょっと残念なんだけどな。
ともあれ、来月はここに無事辿り付けるように頑張ります。
二見ミステリの9月刊行作品は、カレン・ケリーからM・J・ローズに差替えになっちゃいましたね。
M・J・ローズは未読の既刊本のシリーズということなのでそのうちに読み進めるとして、リンダ・カスティロ「もう一度熱いキスを」も「愛こそすべて」の関連本なのかな?

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【2007/08/29 Wed 14:46 】 | M | comment(0) | trackback(0) |
「ジャズの溢れる部屋で」 
ジャズの溢れる部屋で (シルエット・ラブストリーム)ジャズの溢れる部屋で (シルエット・ラブストリーム)
Ingrid Weaver 鏑木 ゆみ

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1998 RITA Best Romantic Suspense 受賞の本作品、未読の山の中から探し出して読んでみました。
長編&新作が続くので、合間にはちょっとブレイク。
飛行機で隣同士になった刑事のニックとテレビキャスターのローレンは、相手が全く自分のタイプではないのに何故か気になって仕方がない。
しかし飛行機がなんと事故によって不時着、ローレンは衝撃から自分をかばって意識の無いニックを抱えて落ちた湖を泳いで渡る。
気がついたニックは負傷者の救助に奔走しながら、ある理由によって自らを事故で死亡したように見せかけて姿を消す・・・
どうしてもニックのことが頭から離れないローレンは、彼が残した上着に入っていた鍵を使って勝手にニックの部屋に押しかけるんだけど、そこからローレンの部屋に転がり込んだニックとのドキドキする同居生活が始まることに。
両親の離婚や自らの婚約破棄の過去から人を信頼して愛することのできないローレンに、せっかちで茶目っ気がありストレートなニックが、真正面から向かっていく様子が微笑ましい。
男っぽさの見本のようなニックが、いちいちユーモラスで可愛らしいセリフを吐くところが、ツボ♪
沈着冷静な仮面をかぶろうとするローレンに、そうやって風穴をあけてドギマギさせるニックの静かなセクシーさがすごく良かったな。
ニックのことを考えまいとしながら何かにつけて思い出しているローレンの様子も可愛かったし。
激しいわけではないけれど、ただの遭難ものにはならないストーリー展開やちょっとした会話にセンスを感じさせる作品でした。

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【2007/08/28 Tue 19:07 】 | W | comment(0) | trackback(0) |
「薔薇の宿命」 
薔薇の宿命 上 (1) (ヴィレッジブックス F ト 3-1)薔薇の宿命 上 (1) (ヴィレッジブックス F ト 3-1)
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薔薇の宿命 下 (3) (ヴィレッジブックス F ト 3-2)薔薇の宿命 下 (3) (ヴィレッジブックス F ト 3-2)
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上・下併せて1000ページに及ぶ長編、読み終わりました(^-^)
最初こそ作品の世界に入っていくのに時間がかかったけど、あとは一気読みでしたね、まさに寝る間も惜しんで!
次がどうなるのか、ついつい気になって寝れない~~(笑)
まあ、ラストは復讐を果たして・・・だと予想はついても、途中のフィオナとジョーのすれ違いに、ハッピーエンドだと思いつつもハラハラ。
舞台は19世紀のロンドンの貧民街から、目覚しい発展を遂げようとするニューヨークへ、そして再び立身出世を目指す商人たちが活気をみなぎらせるロンドンへ・・・
ともかく、序盤から中盤にかけてのフィオナを襲う悲劇のドミノ倒しが、凄い。
組合活動に手を染めたために父親が死ぬところから、ジョーの過ちと心砕かれる別離、更なる家族の非業の死・・・。
最初は、負けん気の強すぎるフィオナがはしかゆい感じなんだけど、だんだんと悲劇に翻弄されながらその度に起き上がる彼女の不屈の精神に声援を送りたくなるのよね、素直に。
ニューヨークへの逃避行は天晴れだし、そこからは更に加速度がついておじの店をやがてはニューヨーク1の茶商にまで発展させる才覚と商才には読んでいて胸がスカっとする。
そんな強気のフィオナが、憎みつつも決してジョーを忘れない、愛したくないと思いつつ一生愛することを諦めにも似た気持ちで受け入れいる様子が切ないんだな~。
一方のジョーは、自分のたった一度の過ちのために最も大切なものを失くしたことを激しく後悔し、自分の罪と自分自身を呪いながらも転落することなく「今度こそ自分の望むことだけをする」と余分なものを削ぎ落としたような人生を歩んでいくわけで、時々差し挟まれる圧倒的な孤独さやフィオナを一途に愛する思いの強さがすごい。やっちゃったことは結構情けなく(笑)そんな自分の不甲斐なさを一番悔やんで決してそこから目を離さずにあえて孤独に身を置いて10年も過ごすところなんて、我慢強いにもほどがあるヒーローだと思うな。
それだからこそ、川辺で再会を果たした二人が一気に・・・の場面には微笑ましささえ感じちゃう。
だってねー、お互いの家族や友人がフィオナとジョーのためと思えばこそでも、これでもか!と再会を邪魔するんだもんね~(^。^;;
本当に、会えずにフィオナがニューヨークに帰っちゃうかと思ったわ!
再会してようやく幸せな様子の2人のやり取りが、10年の時の隔たりを感じさせないユーモアもあって、楽しい。
とにかくこれだけ長いと脇役たちもたくさん出てくるわけだけど、やっぱり圧巻はフィオナと「偽装結婚」することになるニックの存在でしょう。
ある意味フィオナよりも悲惨な人生を送りながら、自分自身をありのままに受け入れてからは内に秘めた強靭な強さのオーラを感じさせるし、最後まで毒舌を忘れない精神やピュアな感性がすばらしい。
彼の最後には、本当に泣けた・・・。
そしてラストのちょっとしたドンデン返しは・・・これはちょっと予想がついたかもね。でも、次作はここからのお楽しみなのね~。
長編だけれど、重苦しさはなく一気に読める作品でした。

【The Tea Rose Trilogy】
The Tea Rose
The Tea Rose
今作品

The Winter Rose
The Winter Rose
ラストで顔を出したあの人の・・・

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【2007/08/26 Sun 13:29 】 | D | comment(0) | trackback(0) |
「異国の子爵と月の令嬢」 
異国の子爵と月の令嬢 (MIRA文庫 CD 1-1)異国の子爵と月の令嬢 (MIRA文庫 CD 1-1)
細郷 妙子

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クリスティーナ・ドット【THE GOVERNESS BRIDES SERIES】の1作目。
ううーーん、ちょっと退屈だったかな。
ヒーロー:ウィンターは悪くないんだけど、私的にぐっとくるところまでのキャラじゃなかったかも。
多分、あんまりシークものが好みじゃないからかな~(^。^;;
それに、破天荒なウィンターがどうしようもなく惹かれるシャーロットの魅力がそれほど伝わってことなかったんですけど。
可愛いですか・・・シャーロット??
いじらしくはあり、芯の強さもあって、見た目の冷静沈着さと内に秘めた情熱の対照がきっと魅力なんだどうけど、もっとお茶目なところを見せて欲しかったな~、もっと真面目さ故の可笑しな行動が印象に残ればよかったのにな。
それにしても、なんとしてでもベッドを共にしようとドアの鍵を拳銃でぶっ放す新郎って・・・(爆)
そして、婚前交渉に及ぼうとベランダから落ちるフィアンセって・・・(苦笑)
こういうところ、可愛かったけどね、ウィンター!!
しかしながら、私としては全体的にはあんまり印象の強く無い作品でしたね~、とほほ。


【THE GOVERNESS BRIDES SERIES】

Rules of Surrender (Governess Brides)
Rules of Surrender (Governess Brides)
今作品
Wynter & Charlotte

Rules of Engagement (Dodd, Christina. Governess Brides Series, Bk. 2.)
Rules of Engagement (Dodd, Christina. Governess Brides Series, Bk. 2.)
Devon & Pamela

Rules of Attraction (Governess Brides)
Rules of Attraction (Governess Brides)
Dougald & Hannah

In My Wildest Dreams (Dodd, Christina. Governess Brides Series.)
In My Wildest Dreams (Dodd, Christina. Governess Brides Series.)
Garrick & Celeste

Lost in Your Arms (Avon Romance)
Lost in Your Arms (Avon Romance)
Stephen & Enid

My Favorite Bride
My Favorite Bride
Colonel & Samantha

My Fair Temptress
My Fair Temptress
Jude & Caroline

That Scandalous Evening
That Scandalous Evening
ちらっと登場したあの人のロマンス??
Ransom & Jane

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【2007/08/23 Thu 21:16 】 | D | comment(0) | trackback(0) |
9月刊行作品の補足 
夏休みも終わり、イングランド・プレミアムリーグ開幕、週末にはセリエAも開幕・・・忙しいです、読む時間を確保するにはもはや睡眠時間を削るしかありません(笑)
ってことで、9月の刊行予定の修正なんかで、お茶を濁してみます。

★ジェニファー・クルージー「危ない恋人」HQアフロディーテ
★ジョー・リー「情熱の目覚め」HQアフロディーテ
★ジェイン・アン・クレンツ「緑の瞳のアマリリス」ハヤカワ文庫SF
★カレン・ローズ「復讐の」ハヤカワ・ミステリ文庫
すみません、単純に記入ミスです!
★コニー・ブロックウェイ「純白の似合う季節に」ライムブックス
★エマ・ホリー「偽りの婚約者に口づけを」ラズベリーブックス
★スーザン・アンダーセン「この賭の行方」MIRA文庫
★ビバリー・バートン「甘美すぎた誘惑」MIRA文庫
★ビバリー・バートン「華やかな孤独」SILラブストリーム
★ジェニファー・クルージー「嘘でもいいから」集英社文庫
邦題が変更になってます。
★アマンダ・クイック「真夜中まで待って」ヴィレッジブックス
★シャノン・マッケナ「ホット・ナイト」二見文庫

余力があれば、これも読みたいな。
★テス・ジェリッツェン「聖なる罪人」文春文庫
★リンダ・カスティロ「フェイド・トゥ・レッド」二見文庫
★カレン・ケリー「サザン・エクスポージャー」二見文庫
★アリソン・ブレナン「ザ・プレイ」集英社文庫
★リサ・ジャクソン「アトロポスの女神に召されて」ヴィレッジブックス
★バリー・アイスラー「雨の掟」ヴィレッジブックス
★バーバラ・デリンスキー「ファミリー・ツリー」扶桑社ロマンス
【2007/08/22 Wed 10:23 】 | 読書あれこれ | comment(0) | trackback(0) |
「夜を忘れたい」 
夜を忘れたい (二見文庫―ザ・ミステリ・コレクション)夜を忘れたい (二見文庫―ザ・ミステリ・コレクション)
リンダ・ハワード

二見書房 2001-07
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リンダ作品の中にもいろんなヒーローがいるけれど、ものすごく大雑把に分けると、どうやら私は「警官」ヒーローが非常に好きみたい(笑)
「二度殺せるなら」「パーティーガール」「Mr.パーフェクト」どのヒーローももちろんキャラは違うけど、危険な目にあいそうになる目撃者だったり被害者だったりのヒロインを身を挺して守るってのが共通点。
その間に、男性ホルモンぷんぷんのヒーローは鼻っ柱は強くても守ってあげたくなるいじらしいヒロインにメロメロになり・・・ってのが、ものすごく好きなパターンかも。
この作品は、他人の意識にシンクロしてしまうマーリーと、そんな彼女に激しく抵抗しながら下半身は反応している(笑)無骨で強引なデーンのロマンス。
ちょっと、リサ・ジャクソンの「死は聖女の祝日に」を思い出させる感じ。
猟奇的な連続殺人の犯人を追い詰める過程もなかなかサスペンス溢れて楽しめたんだけど、やっぱり何といっても「女を愛したことのない」デーンと「愛されることも愛することも怖い」マーリーが、お互い意地を張り合いながらも激しく惹かれてガンガンやりあう様子が、最高に楽しかった♪
「あのネアンデルタール人!」とデーンのことを罵るマーリーには爆笑だし、マーリーを脅して威嚇しながらも下半身でお尻をつついているデーンがもうもう可愛いったら!!
熱い場面もたくさんあるんだけど、どれもこれもデーンの激しさと献身と優しさに溢れていてね~・・・(ほ~~っ♪)
マーリーの辛い過去を丸ごと受け止めて大きな体で包むデーンの力強さと男らしさに、素直に感動。
で、そんな男らしいデーンに見事にオチをつけたラストが、上手い~!
デーンの相棒トラメルとグレースのロマンスは、もっとトラメルの悶々ぶりが見たかったかな(^-^)

更新:「books」サンドラ・ブラウン、ローリ・フォスター、スーザン・E・フィリップス、リンダ・ハワード、エリン・マッカーシー、スーザン・ブロックマン、リサ・クレイパス、カレン・M・モニング、ジュリー・ガーウッド、ペニー・ジョーダン、バーバラ・デリンスキー、ジル・シャルヴィス、トレイシー・アン・ウォレン、スーザン・アンダーセン、シェリリン・ケニヨン、リタ・C・エストラーダ

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【2007/08/19 Sun 10:04 】 | H | comment(0) | trackback(0) |
「青い瞳の狼」 
青い瞳の狼 (二見文庫―ザ・ミステリ・コレクション)青い瞳の狼 (二見文庫―ザ・ミステリ・コレクション)
Linda Howard 加藤 洋子

二見書房 2000-05
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「二度殺せるなら」で登場して、謎に満ちてクールで鮮烈な印象を与えたCIA諜報員ジョン・マディーナをヒーローに据えたロマンス。
読む前は、勝手にもろシリアスで苦しい愛の物語を予想していたんだが、ジョンが思い続けたニエマとの再会に驚いて頭が真っ白になり「おせっかいじじい!」と胸の内で罵倒する場面で・・・オモロイじゃないか、ジョン!!(爆)
その後のニエマとのトレーニング中に交わされるウイット満点の会話や、ニエマが自分を恨んでいないと知った時の喜びように・・・可愛い~~!
可愛いって、ジョン・マディーナには無謀な言葉??
でも、可愛いんだもんなー。
自制して自制して、その自制がぷっつんと切れたジョンの死に物狂いの求愛が、切なくて非常にキュートだった♪
またまた勝手に「お堅い未亡人」かと思っていたニエマが、ジョンに負けじと全速力で家までダッシュしたり、必死に錠前を取り付けたり、見ちゃいけないと思いつつぼ~~っとジョンの体に見惚れるところが、こっちも予想を裏切ってくれて楽しかったな~。
そう、とってもお似合いな2人なのよね、ジョンとニエマったら(笑)
悪役なのに同情をもって読ませたロンサールのちょっと甘口のラストも、これはこれで良かったかな。

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【2007/08/18 Sat 22:01 】 | H | comment(0) | trackback(0) |
「ファースト・レディ」 
ファースト・レディ (二見文庫―ザ・ミステリ・コレクション)ファースト・レディ (二見文庫―ザ・ミステリ・コレクション)
Susan Elizabeth Phillips 宮崎 槇

二見書房 2003-02
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「超私的まだ読んでなかったんかい!」シリーズ(笑)から、少しづつ読み進めています~。
夏休みを利用して、次はリンダのジョン・マディーナものに着手予定。

さて、SEPのいわずと知れた2001 RITA Best Contemporary Single Title受賞作品、やっとやっと読了♪
いつもSEP作品を読み終えると「ほ~~~っ」としばしその作品の世界観の中を彷徨ってしまう感じで、頭がまとまらないのよねなかなか(笑)
この作品は、【the Chicago Stars/Bonner Brothers】シリーズに比べるとすごくスマートでカラっとした印象。
ロードムービー好きな私には、アメリカのちょっと殺伐としてたり牧歌的だったりの「名も無い」町並みの感じがすごく気持ちよかった。
誤解を恐れずに書けば、舞台設定はまさに「大人のファンタジー」であり「現代のローマの休日」なわけで、これまた敢えて言うならヒーロー:マットにもヒロイン:ニーリーにも「常識あるんか~?!」ってくらいの濃いキャラ性が無いんだが、それが逆に全てが混ざり合って進んでいくロードムービーの中で上手く機能してくれた気がする。
マットもニーリーもすごくリベラルで責任感が強くて、あっと驚くような発言や行動はほとんど無いでしょ?けれど、そんな「大人の常識」を持ち合わせた2人だからこそ、自分の世界から飛び出して世界にたった1つの「自分の家族」を作ろうと向き合うラストが際立つ気がするのよね。
確固とした信念と深い愛情を勝ち取った2人なら、天晴れなラストもうんうん・・・と頷ける。
ニーリーの居場所がバレる辺りから、切ないやり取りにウルウルしっぱなしで、その度にトイレに立ったりアイスティーを入れてみたり・・・(笑)
マットの長い長い告白には、やられた~って感じだし・・・思いの強さが溢れ出ていたもんね。
そうそう、ルーシーのロマンスとか、ぜひ読んでみた~い!一体どんな男と恋に落ちるやら(爆)
あと、マットの赤ちゃんを扱う様子や何度も登場する幼い頃の妹達とのやり取りにも思わずクスクスとしてしまったわ~。

eHARLEQUINのページをチェックしていたら、今後の気になる刊行予定なんかが載っていて、ちょうどSEP関連情報も。
刊行予定は以下の2冊♪
他にも、ビバリー・バートンがMIRAから関連作品を2冊続けて刊行したり、ローリ・フォスターがHAから刊行したり・・・楽しみです。
リンダの新作?が来年HQから出るようで、びっくり@@

Just Imagine
Just Imagine
10月MIRA文庫より発売予定「愛はジャスミンの香り」は、多分これよね・・・ヒストリカルだし。

Fancy Pants
Fancy Pants
こちらは12月に同じくMIRA文庫より発売予定、邦題は未定。

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【2007/08/17 Fri 19:53 】 | P | comment(0) | trackback(0) |
「ダンシング・ラブ」 
ダンシング・ラブ (MIRA文庫)ダンシング・ラブ (MIRA文庫)
リンダ ハワード Linda Howard 三谷 ゆか

ハーレクイン 2004-05
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リンダの未読作品も、せっせと読み進めています。
が、、、この時代の作品は、正直20年経って読むのはちょっと辛い(^。^;;
なんでだろ、サンドラ・ブラウンは平気なのにな~、あと、クレンツ(ステファニー・ジェイムズ名義も含めて)もオッケー。
この時期のリンダ作品で「あたた~」と思うのは、やっぱりヒロインがあまりにも典型的なお嬢さんだったり、エキセントリックすぎる行動が多かったりするせいの気がする。
さて今作品、正直あんまり感想が無い(爆)
現代の海賊のような風貌のワイルドなコードと、彼を追い出したブラックストーン家の未亡人として家族とコードの間で揺れ動くスーザンのロマンス。
スーザンは夫亡き後も一家の経営する会社のために働き、執拗にブラックストーン家を追い詰めようとするコードに毅然と立ち向かうのだが、その一方で女性として彼を愛することも決してあきらめない。
こう書くと非常に現代的でしっかりした女性なんだけど、外見的な描写やしぐさや行動が妙に「女」っぽくて、なんだかムズかゆく感じちゃう。
コードとのやり取りも、今のリンダならもっとユーモアを効かせてくるんだろうと思うけど、この作品では冗漫な感じを拭えなかったかな~。

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【2007/08/15 Wed 18:19 】 | H | comment(0) | trackback(0) |
「あやまちは愛」 
あやまちは愛 (二見文庫 ウ 6-1 ザ・ミステリ・コレクション) (二見文庫 ウ 6-1 ザ・ミステリ・コレクション)あやまちは愛 (二見文庫 ウ 6-1 ザ・ミステリ・コレクション) (二見文庫 ウ 6-1 ザ・ミステリ・コレクション)
久野 郁子

二見書房 2007-06-25
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2007 RITA Best First Bookを受賞、Best Long Historical Romance部門でも最終選考まで残ったこの作品、ようやく読了。
この頃、ちょっとヒストリカルが多すぎて食傷気味かも、私(笑)
だからかなー、ちょっと辛口な点数になっちゃいました。
なんというか、ヒロインの行動にあんまり共感できなかったなー。
いくら愛する男性とは言え、だまして結婚しちゃうって出だしからギリギリオッケーな感じだったので、なんとしても嘘をつき通そうとするマイナスな頑固さや、バレた時の懇願の仕方、更に家出したのに行った先が夫の別荘で最後は「まだ懲りんのか!」とばかりに再度姉と入れ替わってヒーローを試す・・・
うーーん、苦しい苦しい、可愛いく純粋で必死なヒロインと思いたいが、居心地悪すぎです!
ヒロイン:バイオレットの人柄自体は、弱い者に優しく誠実で一生懸命な女性で好感持てるんだけど、それだけに余計にやることが全部???な印象なんだよね~。
この時代だとこんな行動が精一杯だという点を差し引いても、ヒーロー:エイドリアンに対してあんまりじゃなかろうか(苦笑)
エイドリアンはね、普通すぎたかな~。これと言って特徴が無いんだよね。
ただ、バイオレットの嘘を結局は許し、最後まで信じてもらえないのに(爆)よくぞバイオレットを想い抜いたところは褒められるかも~?
なんだか、消化不良な感じでモヤモヤしちゃった1冊です。

【The Trap Trilogy】は全部で3作です。

The Husband Trap
The Husband Trap
今作品
Adrian&Violet

The Wife Trap
The Wife Trap
Darragh&Jeannette

The Wedding Trap
The Wedding Trap
そして、やはりこの2人のロマンス・・・♪
これが一番楽しみ!

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【2007/08/14 Tue 20:42 】 | W | comment(0) | trackback(0) |
「スウィートハートは甘くない」 
スウィートハートは甘くない (ラズベリーブックス ア 1-1)スウィートハートは甘くない (ラズベリーブックス ア 1-1)
スーザン・アンダーセン 加藤 洋子

竹書房 2007-08-10
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blog拍手にコメント頂き、ありがとうございます♪
新作ラッシュで、なかなか名作を読む時間が無いのが悩みです(^。^;;
夏休み中に、大御所の未読作品を読みたいな~と思っています。

さて、スーザン・アンダーセンの邦訳1号、楽しく楽しく読了しました!
いやー、予想に違わず、明るくセクシーで最後まで一気に読み終えちゃいましたよ。
訳が加藤さんなんで、ついついブレア・マロリー・シリーズを連想しちゃったんだけどね(笑)
オタンコナスのコンコンチキって・・・(爆)
セクシーでガテン系ヒーローにしては珍しくブロンド(しかもツンツン)のクープのキャラが抜群に良かった。
元海兵隊、現在売れっ子作家、只今バーテンダーのバイト中って、なかなかないぞ~~。
そのキャラの絶妙感をどう説明しようか、、、
1.女子供には滅法優しいくせに気になる女には「甘くしたらイカン!」とばかりに突っかかる。(それって、小学生が好きな子イジメるアレね)
2.恵まれた義弟にも暖かく接し、決して自分の境遇を愚痴らない。
3.絶倫。
4.意地っ張りで頑固でも自分の非はちゃんと認められるし、相手の個性も尊重できる。
etc.etc....
はは、なんかクープ応援団になっちゃったね。
一方ヴェロニカは、しっかり者なんだが今時の女性らしい欲求もしっかりあったり、こちらも微妙な匙加減のヒロイン。
親友マリッサとの「ガールズ・トーク」はすごく面白かった!
そのマリッサとコディとのサイドロマンスは、まああっても無くてもいい感じだけど・・・。
ベッドでのシーンが、アカラサマすぎないのに何とも言えず熱くて、すごく楽しめたのもよかったな、ほんと、カラっとしているけど切なくてね。
クープがヴェロニカに「おれも愛してる」と囁くシーン、う~~ん、すごく素敵♪
こういうさり気無いけど外せない素敵なシーンがアチコチにあってね・・・期待以上で大満足でした。

テーマ:ロマンス - ジャンル:本・雑誌

【2007/08/13 Mon 07:37 】 | A | comment(0) | trackback(0) |
「愛ゆえに哀しくて」 
愛ゆえに哀しくて (集英社文庫)愛ゆえに哀しくて (集英社文庫)
Sandra Brown 秋月 しのぶ

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エリザベスとタッドの結婚から大体1年位?が経過した後の、妹リラと犬猿の仲のホテル王アダムのロマンス。
アダムが登山中に滑落して背骨に大怪我を負い、エリザベスとタッドのたっての願いのために渋々アダムが療養するマウイ島を訪ねるリラ。
前作から、会った途端に険悪な雰囲気になったこの二人、それがお互いへの強い関心の裏返しだったのは予定通り(笑)
自暴自棄になっているアダムをプロらしく厳しくトレーニングするリラと、気が強くセクシーな外見からはわからないコンプレックスを抱いて傷つきやすいリラの二面性がバランスよく描かれている。
ただ、アダムがリラへの気持ちに前向きになるターニングポイントのような出来事があったらよかったかな~、なんて。
トレーニングが進むうちになくてなならない存在になっていく、ってことなんだろうが、ちょっとその辺が曖昧だったかな。
あと、寝たきりアダムのセクシーな男らしさをもっとみせて欲しかった(笑)
リンダの「カムフラージュ」みたいな、ね♪
ラスト付近の、病院で再会した時の意地っ張りな二人のやり取りは、ナイス。

テーマ:ロマンス - ジャンル:本・雑誌

【2007/08/12 Sun 08:44 】 | B | comment(0) | trackback(0) |
「熱き夜の香りに」 
熱き夜の香りに (集英社文庫)熱き夜の香りに (集英社文庫)
Sandra Brown 秋月 しのぶ

集英社 2002-06
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サンドラ・ブラウンを引き続き・・・
エリザベスとリラの姉妹のロマンス、この作品は姉のエリザベスと隣家の建設会社社長タッドの大人なロマンス。
うんうん、サンドラ・ブラウンはこういった日常生活に潜むロマンスの発芽ポイント?!を描かせたら、最高にセクシーで私は大好き♪
心の奥では気になりながら敢えて距離を置いてきた二人が、ちょっとした偶然の出来事で触れ合って恋に堕ちていくという・・・まさにロマンス小説の定石なのだがなんて巧みなんだろ!
今回は、タッドに妙に暗い過去とかがなかった分、二人のロマンスの盛り上がりだけに集中できて良かったかもね。
嫉妬メラメラのタッドもおっさんながら(失礼)非常にキュートだった。
なんと言っても熱に浮かされながらリラの夢を見て悶々とするタッドとその様子を目撃しちゃう本人リラという・・・うまーーい!って思わず唸っちゃう心憎い状況設定に、まんまとやられてドキドキしちゃった!(笑)
長さもちょうどよいし、肩の力を抜いて楽しめる1冊。

テーマ:ロマンス - ジャンル:本・雑誌

【2007/08/12 Sun 08:43 】 | B | comment(0) | trackback(0) |
「いつも二人で」 
いつも二人で (ライムブックス フ 2-2)いつも二人で (ライムブックス フ 2-2)
ローリ・フォスター 平林 祥

原書房 2007-08
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ローリ・フォスターの中篇集、読了♪
全編通じてワトソン兄弟のおかしなやり取りにクスクスやられっぱなしで、楽しかった~!
全4編の原書はこちらからどうぞ。

「あなたしか見えない」
いかにも長男気質なサムと、14歳年下で末弟ピートのガールフレンドだったアリエルとのロマンス。
初っ端からいきなりヒーローのの上に座っちゃうヒロイン!!(爆)
なんとかサムに一人の女性として見てもらおうと、どんなに「いやらしい」申し出にもひるまず顎をあげるアリエルが・・・可愛い♪
そして、そんなアリエルにメロメロでついつい自分で自分の首を絞めているサムが・・・また可愛い♪
アリエルの悩ましい姿にすっかり自制心を失い、思わず「ごめんよ」と謝りながらもやることやっちゃうサムが・・・めちゃ可愛い!!

「あどけない天使が恋をつれて」
家業を継いだクールな次男ギルと、タトゥーとピアスで奔放に見えても母性の塊アナベルのロマンス。
うーーん、もっと二人が丁々発止でやりあってくれた方が楽しかったかも。
まあ、ページ数的に難しいのかな(笑)
水と油の二人、特にアナベルの仮面(ってか、別に本人は隠してないのよね)がはがれるのが早くてちょっと拍子抜けかな。
しかし、アナベルを後ろから抱きしめるギルの熱々ぶりにワクワク♪(笑)

「近くて遠い関係」
無計画に人生のその日を楽しみながらお気楽に生きる三男ピートと、飾り気がないナチュラルな魅力を持つしっかりもののキャシディのロマンス。
一番ドキドキして楽しかった作品。
ヒロインのタイプはちょっと違うけど、ロリさんの【バックホーン・ブラザーズ】シリーズで私が大好きな「きまじめな誘惑」を思い出した。
思いもかけない相手をどうしようもなく欲しくなるプレイボーイ・ヒーローって感じ、大好き~~!
キャシディに男がいるんじゃないかと悶々とし、同僚としていい関係のキャシディのひとつひとつの動きに刺激されっぱなしのピートの心中を描いて、ローリ・フォスターのポップなセクシーさが際立つ感じ。
散々兄二人の恋愛をからかった報いを受けるピートの姿も、笑えて可愛いしね。
ピートの「あうううううう」に、爆笑の私。平林さん、いいぞーー!

「青い月の下で」
40歳を向かえる大人なスタンとジェナの二人の、じっとりと優しいロマンス。
ジェナのティーンエイジャーの娘レイチェルとやんちゃ盛りのライアンの存在で、スタンの男っぷりが更にあがっていい感じ。
満月の力で他人の意識が読めるスタンと、そのスタンに思いっきり女性らしい妄想を山ほど抱くジェナの描写が、出だしからすごいホット!
でも、ホットなだけじゃない、家族の絆もあったり、しみじみさせられたり・・・
ようやく結ばれた時、スタンが少年のような熱さを発揮するのが、素敵だったな~。
自身のHPで「パラノーマルものに興味がある」って言っていたロリさんの今後の作品も気になってくる1作。

さて、次はスーザン・アンダーセンにとりかかろうかな♪

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【2007/08/11 Sat 09:10 】 | F | comment(0) | trackback(0) |
「27通のラブレター」 
27通のラブレター (MIRA文庫 SB 1-15)27通のラブレター (MIRA文庫 SB 1-15)
新井 ひろみ

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今月、MIARから新装版が発売されていますが、ちょうどタイミングよく読んだのは旧バージョンです(笑)
サンドラ・ブラウンも、まだまだ未読がたっぷりで・・・(^。^;;
この夏休みの読書計画をそろそろたてなくちゃ!

さて、読後の感想は、サンドラ・ブラウンらしくじっとりと(笑)熱くセクシーな作品!
だから余計にこの甘い邦題がなんだかそぐわないな~って思っちゃう。
「27通のラブレター」って、私にとっては非常に優しく甘いイメージになっていて、実は狂おしく熱い作品内容と微妙にズレている気がするな~。
確かに、カイラが夫に書いたラブレターが物語の根底にある鍵なわけだけど、それ以上にやっぱりトレヴァーの魂が再生するのは生きたカイラの力なわけでね・・・。
トレヴァー、超セクシーで危険な男。なのに、カイラにだけは見も心も捧げて献身する姿がすごい。確かに周囲の人達にとっても思いやりをみせるけど、すべてカイラの愛情を得るために自然にふるまってそうなっているところが、愛する男の必死さを感じられてね~、すごい。
一方のカイラは、正直後半はだんだんイライラさせられるわけなんだけど、その意固地さに(笑)それもまた、トレヴァーの大きすぎる愛を受け入れる防波堤だったと思えば、納得。
それにしてもなかなか自分に素直にならないカイラに対する親友バブスのきつーーいお説教!!いいぞ~、バブス♪思わず拍手したくなっちゃうくらい、この場面は痛快だったな~!
なんだか続けてサンドラ・ブラウンの熱い世界が読みたくなり、集英社文庫の未読をひっぱりだしてきてしまいました~。

まだ出てないだろうと思いつつ入った書店で、ロリさんの新刊をゲット!
昨夜早速読むつもりが、ビール2本であえなく撃沈してしまいました(爆)
弱くなったよ、私・・・(^。^;;

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【2007/08/09 Thu 06:34 】 | B | comment(2) | trackback(0) |
「はじまりは嵐に似て」 
はじまりは嵐に似て―カリフォルニア・ドリーム (ハーレクイン・テンプテーション)はじまりは嵐に似て―カリフォルニア・ドリーム (ハーレクイン・テンプテーション)
Jill Shalvis 白槻 小枝

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ジル・シャルヴィスはテンポの良いストーリーとユーモラスで熱い作風で大好きな作家です。
軽くTが読みたい時なんかに、まさにピッタリ!
この作品は<カリフォルニア・ドリーム>というミニシリーズの1作目で、偶然古いアパートに住むことになった「シングル宣言」をした3人の女性の物語のスタートを飾っています。
まず、出だしから凄い!
何せ、嵐で大木がアパートを直撃して、脱出できずにずぶ濡れのヒロイン:スーザンを造園業者のヒーロー:ライアンが救出しに来て、2人高ぶる気持ちと不思議な引力にひかれて熱いキスを・・・。
いや、このくらい思い切った(笑)設定、笑える?!設定にしてくれたらその後どんなラブラブ熱々ぶりをみせられても驚きません(爆)
その上スーザンは過去の恋愛経験から「自分は男性をダメ男にする下げマン(死語)」だと思い込んでいて、頑なにライアンを避けよう避けようとするんだが体は言うことを聞かず・・・!
何度も寸前で拒絶されて落ち込むライアンが、普段のいいお兄ちゃんぶりと対照的でキュートなんだな~。
コックでケータリングを副業にしているスーザンのキッチンで、チョコレートアイスにまみれて事に及ぶ2人の姿は、とってもホットだけど笑えていかにもジル・シャルヴィスらしかった♪

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【2007/08/07 Tue 20:22 】 | S | comment(0) | trackback(0) |
「魔法のランプ」 
魔法のランプ魔法のランプ
リタ・C・エストラーダ 霜月 桂

ハーレクイン 1998-06
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RITA賞のRitaとは、彼女の名前を冠しているんですもんね。
大御所作品、実は初めて読みました(^。^;;
いやーー、よく出来ていて面白かった!
なんちゅーか、Tだけど熱いだけじゃなく苦しくて泣ける感じが・・・すごく良かった~~♪
コンピューター会社を一代で築いた社長のワイルダーと、調理師見習いの学生バージニアが、お互いを取り巻く世界や価値観の違いにとまどい揺れながらも本物の愛を掴むまでのじんわりとした秀作。
バージニアがね・・・気が強いだけじゃなく、ワイルダーに届かない自分の想いを抱いて泣くところが・・・切ない。
愛を信じないワイルダーを頭から否定するんじゃなく、かすかな希望を抱いて愛を惜しみなく与えようとするところが、しっかりもののキャラに上手に色づけされていて、読んでいてシミジミしちゃった。
ようやく自分の気持ちに正直になるまでのワイルダーの我儘&悶々ぶりも男のセクシーさがあっていいし、後半~ラストの激しいけれど洗練された感じの愛の収まり具合?!が、ただハッピーエンドってだけじゃなく現実的でぐっときたな~。
他の作品もぜひ読んでみたくなっちゃいました!

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【2007/08/06 Mon 21:44 】 | E | comment(0) | trackback(0) |
2007年9月の新刊 
9月の新刊情報が出ました♪
以下、私の新刊買いのものです。

★ジェニファー・クルージー「危ない恋人」HQアフロディーテ
クルージー邦訳ラッシュですね~、嬉しいな。
★ジョー・リー「情熱の目覚め」HQアフロディーテ
天然ヒロインらしいので、ちょっと読んでみたくて・・・
★ジェイン・アン・クレンツ「緑の瞳のアマリリス」ハヤカワ文庫SF
ジェイン・キャッスル名義のものも、この調子で邦訳が進んで欲しいですね。
★カレン・ローズ「復讐の鐘」ハヤカワ・ミステリ文庫
実は「誰かに見られてる」も未読です~(^。^;;
★コニー・ブロックウェイ「純白の似合う季節に」ライムブックス
うわ!!嬉しい!これってひょっとして「THE BRIDAL SEASON」??
★エマ・ホリー「偽りの婚約者に口づけを」ラズベリーブックス
密かに、楽しみにしています(笑)
★スーザン・アンダーセン「この賭の行方」MIRA文庫
★ビバリー・バートン「甘美すぎた誘惑」MIRA文庫
★ビバリー・バートン「華やかな孤独」SILラブストリーム
ビバリー・バートン、MIRAの原書は?
★ジェニファー・クルージー「嘘つき男の処方箋」集英社文庫
今月2冊出ます!集英社文庫か~。これは「TELL ME LIES」かな?
★アマンダ・クイック「真夜中まで待って」ヴィレッジブックス
こちらも今月2冊目(笑)
★シャノン・マッケナ「ホット・ナイト」二見文庫
・・・・・!!!もう、言うことありません。来月はコレが一番楽しみ♪
原書、まだ未読の山の中だわ~。

リンダ・カスティロ、バーバラ・デリンスキー、リサ・ジャクソン、バリー・アイスラー、カレン・ケリー、テス・ジェリッツェン・・・ああ!全然追いつけそうにない!!

毎月言ってる気がするけど、9月こそ大忙し!
とりあえず、マッケナ目指して体力を温存しようと思ってますが、NFLも始まっているのに、ほんまに寝るヒマないっす・・・(苦笑)

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【2007/08/06 Mon 20:09 】 | 読書あれこれ | comment(0) | trackback(0) |
スポーツblog 
やはり、作ってしまいました(笑)
http://tulala23.blog115.fc2.com/
興味のある方は、遊びに来てくださいませ♪
【2007/08/05 Sun 21:48 】 | 更新記録 | comment(0) | trackback(0) |
「愛が育つ日」 
愛が育つ日愛が育つ日
バーバラ デリンスキー 森木 みち

ハーレクイン・エンタープライズ日本支社 1987-03
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続いて古いHQを。
バーバラ・デリンスキーはビリー・ダグラス、ボニー・ドレイク名義でもHQから多数出版されています。
雰囲気のあるセクシーな当時の作風が、私は結構好きなんだな♪
この作品では、ヒロイン:リズは幼少期の父からの虐待によって女性としての自分に全く自身の持てない心優しく真面目な性格で静のイメージなんだけど、対するヒーロー:ドノバンが実にほっこりとセクシーな(笑)キャラでちょっとTでは異色な感じ。
少年っぽさが抜けず屈託のない様子はいかついセクシー系とは対極なんだけど、一旦リズを口説きにかかると、まーーっ赤面するくらい積極的というか我慢がきかなくなるというか・・・(爆)
邦訳の感じも、「~~かなあ。」とか「~~なの?」とかソフトでちょっと頼りない感じが、反体制運動家としての過去や起業家としての自信と対をなして不思議な格好良さをだしているんだよね。
リズが受けた傷の正体はラスト付近まで謎のままなので、そこを乗り越えてようやくドノバンに心からの信頼を寄せていくリズの様子が切ないし、ひたすら我慢の子でリズを支えるドノバンの優しさが素敵。

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【2007/08/05 Sun 09:40 】 | D | comment(0) | trackback(0) |
「キスのレッスン」 
キスのレッスンキスのレッスン
ペニー ジョーダン 大沢 晶

ハーレクイン 1989-03
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長めの新刊を読むのが続くと、無性に古~いコテコテのHQが読みたくなる・・・(笑)
そんな時にはペニー・ジョーダンの出番ですな。
階級意識の強い両親と馴染めず貧困地域の学校教師をするジェマは、14歳の頃友情を深めた末に喧嘩別れしたルークと再会することになり・・・
ひたすらジェマの心の内の葛藤を描写する、この当時のペニー・ジョーダンの真骨頂?!というストーリー展開。
勝手に思い込みヒーローの態度を誤解して鼻息荒く拒絶反応しながらも力強い腕に抱かれるとついヘナヘナと・・・という、まさにHQな展開に安心しきって読めてしまう感じ(爆)
基本的にヒーロー側の心理は勝手に想像するだけなんだけど、これまたヒロインにメロメロなくせにわざわざ自虐的な行動に出て最後には「僕が悪かった」と抱きしめて謝るプチ傲慢系。
ジェマを強引に自分が開発するカリブの島へ連れて行く後半部分は、ルークにまとわりつく性悪女というお決まりのキャラも登場し、なんてことは無いんだけど、ジェマがルークに恋心を抱いた少年とのキスのために「キスのレッスン」をせがむ前半のエピソード部分が、なんとも切なくて甘酸っぱくていいんだな~♪
まるで世界が揺れ動いたかのような大袈裟なキスの描写だって、許しちゃうぞ。

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【2007/08/05 Sun 09:35 】 | J | comment(0) | trackback(0) |
「太陽に魅せられた花嫁」 
太陽に魅せられた花嫁 (ヴィレッジブックス F カ 4-5)太陽に魅せられた花嫁 (ヴィレッジブックス F カ 4-5)
鈴木 美朋

ヴィレッジブックス 2007-07
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1週間ぶりのレヴューです!
ジュリー・ガーウッドのヒストリカルの名作ということで期待大だったけど、最後までユーモアとテンポの良さで楽しめた作品だったな。
粗筋を読んだだけの時は、もっとじんわりと暗く熱い感じかな~と、アレックの妻殺し云々で想像していたんだけど、いい意味で想像を裏切られて良かったな~。アレックの、豪胆で男らしいけどユーモア満点で弱者に優しいキャラもすごく素敵だったけど、やっぱりジェイミーの可愛らしさが一番、かな!
アレックに負けない気の強さと頑固さを持ちながら、少女のままの純粋さや優しさを感じられるジェイミーのキャラが本当に楽しい!
アレックとのユーモラスで甘いからかいに満ちた会話が全編に溢れていてね・・。
アレックとダニエルがジェイミー達と結婚してすぐにスコットランドの領地へと帰途につくわけだけど、そこでお互いのことをほとんど知らないのに無意識に相手を信頼し、どうにも抗えない男女の引力に自制も恐れも飛び越えて巻き込まれていく様子が、非常に鮮烈。
その後のアレックの臣下たちとのやり取りは、ジェイミーの持ち前の明るさと優しさから気持ちよく信頼と尊敬を勝ち取る様子がいわば「期待通り」で展開され、ジェイミーが次に何をやらかしてくれるかと楽しみながら読み進めることができて、気持ちよかった。
特に、ジェイミーがスコットランド王エドガーと知らずに自分の失敗談を涙ながらに告白して慰められる場面は、予想通りでも清清しくてね~。
それをこっそり陰で見守るアレックの様子が、何とも可愛らしい。
愛なんて・・・と最初は思っていた2人が自分に正直に気持ちに向き合う様子も好感が持てたしね。
ジリジリヒリヒリする熱さは無いけれど、ユーモアと人間性の暖かさを感じられて気持ちよい読後感のある作品だったな♪

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【2007/08/04 Sat 19:10 】 | G | comment(0) | trackback(0) |
来月はアマンダ・クイックも♪ 
9月新刊の補足(^.^)
villagebooksからは、アマンダ・クイック「真夜中まで待って("WAIT UNTIL MIDNIGHT")」♪

Wait Until Midnight
Wait Until Midnight

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【2007/08/03 Fri 09:24 】 | 読書あれこれ | comment(0) | trackback(0) |
来月はエマ・ホリー 
9月発売の新刊情報が、少しずつ出始めていますね。
ラズベリーブックスは、エマ・ホリーです・・・!
エマ・ホリーというと、どうしてもVコレクションを思い浮かべてしまうんだけどね~(笑)
さすがラズベリーブックス、路線は変わらず♪
この作品「偽りの婚約者に口づけを」は原題「BEYOND INNOCENCE」で、AAR Best 2001 Romance Novels Most Luscious Love Storyの選外佳作となった作品です。
エマ・ホリーのヒストリカルは読んだことが無いので、楽しみです。

Beyond Innocence
Beyond Innocence


ラズベリーブックスで今月日本初上陸となるスーザン・アンダーセンは、9月にMIRAから「この賭の行方」が出ます。
こちらの原書はどれでしょうね??

HQアフロディーテの来月のジェニファー・クルージー「危ない恋人」の原書は「GETTING RID OF BRADLEY」のようですが、これは1995 RITA Best Short Contemporary Series Romance受賞作品ですね~。

Getting Rid of Bradley (STP - Mira)
Getting Rid of Bradley (STP - Mira)

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【2007/08/02 Thu 14:14 】 | 読書あれこれ | comment(0) | trackback(0) |
8月だー! 
読書ペースがアップせず、レヴューが書けないために日々のゴソゴソしたことでお茶を濁しているこのblog・・・(汗)
夏休み前ということで(別にしなくて良いのに)暑気払いだとかでお出かけが重なっています。
合間にジム通い、月が改まったのでヨガのクラスのポーズも新しくなる。
1週間に3日あるクラスに毎回出ているので、かなりのコストパフォーマンスですよね~(笑)

ヤキモキしていたセリエAの放映権、無事スカパーが獲得とのことです。(っつーか、取れないなんてこと無いとは思ってましたが)
早く、放送予定が出ないかな~っと。
NFLは、G+の9月の放映予定にガンガン「未定」枠があるので、きっとそこで放映されるハズ・・・GAORAの予定は未定。

ロマンスのレヴューよりスポーツネタが増えてしまっているので、シーズン中だけ開催?の別blogを本気で思案中です。
サッカー&NFLに興味の無い方、もう少し我慢してお付き合いくださいませ!
【2007/08/01 Wed 11:35 】 | 日々のあれこれ | comment(0) | trackback(0) |
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