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「となりの家の海賊」ジェニファー・アシュリー 
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ジェニファー・アシュリー 芦原夕貴

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ジェニファー・アシュリーらしい、シリアスな設定の中でクスっとさせられる展開、面白かったです!
やっぱり、ヒロインのアレクサンドラの可愛らしさが、、、いいですね~。
大人の、しかも未亡人のアレクサンドラ、なのにどこか世間ずれしてなくて初々しい。
それがちょうどいい塩梅で大人の分別とミックスされていて、かなり好感の持てるヒロインでした。
そんなアレクサンドラをメロメロにするかと思えば逆に振り回されている感の強いヒーローのグレイソン、海賊らしい風貌と行動なんだけど、なんかちょっと筋も通っていて(笑)妙に納得させられてしまうキャラだわ。。。
グレイソンの宿敵であり旧友であるアードモアとの対決と絡めて、不気味なバーチャードの正体の謎解きを上手にラストにもってきたところが、ストーリー的にも楽しめた部分です。
アードモアとの再会も、なんだか余韻があってよかったな~~
とってもヒーローにはなり得ないくらい心の深く傷を負っているアードモア、一体どんな女性と恋に落ちるのか、是非スピンオフも邦訳して欲しいです!
それにしても、使用人一人一人に至るまでキャラが楽しめるジェニファー・アシュリー、今後も楽しみです。
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テーマ:ロマンス - ジャンル:本・雑誌

【2013/10/14 Mon 19:06 】 | A | comment(0) | trackback(0) |
「駆け引きはスペードの夜に」ミシェル・アルバート 
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ミシェル・アルバート 中谷ハルナ

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Avalon Investigations #2(だと思うんだが・・・)、あーーー、序盤は面白いと思ったのに・・・(^_^.)
「ロマンティック・ミステリー」って帯にはありましたが、ミステリーな部分なんて、あった??(笑)
以下ネタバレ、、、というかバレるほどのネタでもない?けど、ご注意くださいませ。
最初からジャックが怪しいとわかっていて、絶対何かドンデン返しなり意外な展開なりがあるに違いない!と思って読み続けても、残念ながら最後までそのまま突き進んだだけでした。
ジャックの苦悩やダイアナの葛藤はよくわかるんだが、それよりも肝心のジャックの引き起こした事件の顛末がなんだかとってもあっけなく終わってしまって・・・
カーマイケルに対抗するためにこれだけのことをしでかしたのはわかるんだけど、それにしては最後が嫌にすんなり終わってしまったな~。
古代遺跡を発掘して冒険する考古学者の教授と私立探偵、インディ・ジョーンズっぽい!なんて書かれていたけれど、彼らが実際に動きまわったのはニューオーリンズ界隈とせいぜい野性的な動物園でして。。。
ラストも空港のセキュリティーゾーン付近って、なんか味気ないって思うのは私だけでしょうか?
どうにも盛り上がらないと思いつつ読んだせいか、熱いラブシーンも当事者以外読んでいてあまりドキドキも無いし~~~
と、後半部分はかなりイライラさせられた感じでした。
シリーズはこの後、ボビー、キャシー、フィオナと気になるサブキャラたちのロマンスが続くので、読んでみたい気はするけど、、、時間があれば(笑)

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【2013/01/29 Tue 20:36 】 | A | comment(0) | trackback(0) |
「燃えさかる炎の中で」ベラ・アンドレイ 
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ベラ・アンドレイ 上中 京

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ベラ・アンドレイの Hot Shots #1、うーん、そこそこな面白さ、かな~。
最初はちょっといいテンポだったんだけど、中盤あたりからだんだんと展開が読めてきたような・・・
ヒーローのローガンは不良少年だった過去や女性にモテモテな現状なれど、浮ついたところがほとんどなく、とても誠実でメイヤ一筋って感じがなかなか好感がもてた。
正直、もっと官能の度合いが高いんだろうと思っていたので、ごくごくまっとうなロマンスの展開で、ローガンもメイヤもすごくオーソドックな行動って感じでしたね。
ホットさを期待して読むと、かなり肩すかしをくらうので、ご注意を(笑)
ま、物語の間中、森林火災の真っ最中なわけなんでそんなラブラブしているヒマもないのが実際のところか・・・
放火殺人犯は誰か、という点は早々に予想がつくわけだけど、この犯人の異常性の描写がなかなかに不気味で、そこは上手いなと思いました。
ただ、全体としてはホットショットの活躍部分がそれほど真に迫ってこないというか、どうも設定のほうが勝ってしまっている感じは拭えないかな。
ローガンというカリスマ性をもったアルファメール・ヒーローだったのでこれだけ読ませたけど、他の隊員はどうなのか・・・シリーズ通して面白いのかとちょっと微妙な気分になっています(笑)

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【2011/07/07 Thu 20:48 】 | A | comment(0) | trackback(0) |
「王子は漆黒の馬に乗って」ジェニファー・アシュリー 
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ジェニファー・アシュリー 小竹由加里

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Nvengaria #1、つくづくとジェニファー・アシュリーは引き出しの多い作家だなーと実感した作品です。
それでいてどの作品も、物語としての細部のこだわりとか、そこかしこになんだかヒネリがあるところとか、独特の存在感を感じさせてくれるところが凄いっていうか・・・
そういう一癖ある作品だけに、ある意味読み手にとっては当たり外れを感じるかもしれないけど、それでも作家らしさを感じられて好感が持てると思いますね。
で、この作品はというと、東欧の小国、お伽噺、伝説の生き物etc...とファンタジー色豊かでありながら、メインストリームは王子とペネロピのラブラブな場面という・・・(笑)
ペネロピの純粋さ、賢さ、その等身大の魅力に王子がメロメロになるのがよくわかり、キャラの描き方がやっぱり上手いな~と。
ペネロピが可愛くて可愛くて、そんでもってそれ以上に食べちゃいたいくらいの「欲望」を感じるダミアンの悶々具合が可笑しくて~♪
ヒーロー&ヒロインももちろんだけど、脇キャラたちがまた個性的でよいのよね~。
ちょっと頭の軽い?ペネロピ母と彼女を心から愛するマイケル、あっけらかんとしていながら芯の強さや賢明さも感じさせるメイガン、明るい個性の裏に苦悩も抱えたイーガン、儀式への並々ならぬこだわりのサシャやクールで有能そうなペトリ、そしてロゴシュのウルフ・・・
で、やっぱり出色なのは敵役なのになんだその存在感は!の、アレクサンデルなんですよね~!
厳しく冷酷なキャラなのに、憎みきれない人間臭さもあり・・・気になる気になると思っていたら、そうなのか、次作でそうなのか!!(笑)
そしてシリーズラストはイーガンで締めってわけなのね、楽しみ~♪
話を今作品に戻すと、終盤に向かうにつれて厳しさの増すダミアンの心情を無理なく描いていたところと、ただメデタシではない終わらせ方とか、最後まで読む楽しみを感じさせてくれて満足の1作でした。
私は Highland Pleasures #1 よりこっちのほうが好きかな~。

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【2011/05/14 Sat 21:06 】 | A | comment(0) | trackback(0) |
「潮風がレディに口づけて」キャサリン・アッシュ 
潮風がレディに口づけて (イソラ文庫)潮風がレディに口づけて (イソラ文庫)
キャサリン アッシュ Katharine Ashe 辻 早苗

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キャサリン・アッシュのデビュー作で初邦訳作品です。
設定とか展開自体は、それほど私の琴線に触れるものでは無かったのですが・・・
なんというか語り口とかキャラの動かし方とか、作風自体は今後に期待が持てる感じです。
真面目に一生懸命丁寧に描いている感じ、キャラの心の動きが自然で、例えやっていることが的外れでも納得できる感じ、実は大した事件は起こってないんだけど、主人公やまわりのキャラの動きが気になって続きが読みたいな~と思わせてくれるところ、そういう部分に将来性を感じました。
なので、もう少しキュッとしまった設定の中でじっくりとした世界を楽しませてくれたら嬉しいなと思います。
さて今作品は、ヒーロー:スティーヴンがじんわりと格好よくて、なかなか私の好みでした。
目的を果たすために、ある時はフランス人神父になり、ある時はお気楽なハンサム貴族を演出する彼と、孤独な生い立ちと強い正義感を持った自制の塊のような彼と、その対比が自然にできていて共感できるキャラだったと思います。
スティーヴンがなんとかヴァレリーを遠ざけようとしながら、ちょっとしたところで綻んでついついかまってしまう・・・そういうロマンスの醍醐味がストレートに描かれて楽しめました。
スティーヴンの辛い対応に傷つき一喜一憂してしまうヴァレリーの心境もよくわかったし。
最後まで頑張りやのヴァレリーと、そんな彼女に自分自身を曝け出すことを許したスティーヴンの男らしさ、穏やかとも言えるラストにほっと一安心しました(笑)
ただ、ヴァレリーのちょっと独りよがりの行動には、うーむと思うところはあり、そこがちょっと引っかかったかな~。
ともあれ、次作を楽しみにしている作家さんと言えるでしょう。

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【2011/03/26 Sat 21:38 】 | A | comment(0) | trackback(0) |
「はじめての愛を知るとき」ジェニファー・アシュリー 
はじめての愛を知るとき (二見文庫 ザ・ミステリ・コレクション)はじめての愛を知るとき (二見文庫 ザ・ミステリ・コレクション)
ジェニファー・アシュリー 村山 美雪

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RT BOOK REVIEWS 2009 Reviewers' Choice Award Winner INNOVATIVE HISTORICAL ROMANCE
AAR 2010 Annual Reader Poll Results (for 2009 Releases)Best Romance,Best Historical Romance Set in the U.K.,Best Love Scenes (in a Mainstream Romance)-tie,Best Romance Heroine - Honorable Mentions,Most Tortured Hero
ってなわけで大いに期待したんですけど、うん、期待のデカさほどでも無く・・・
感情をうまく表現できない、何でもないこと(視線を合わせるとか)が普通にできず、精神を病んでいると判断されて育ったヒーロー:イアンの暗く固まった仮面の下の情熱や誠実さや優しさ、そういう部分を切なく描いていこうという展開だったのでは、と思うのですが。
イアンの苦しい様子を描写して独特のヒーローとしての印象を残そうとしたのか、そういう部分の描写が多くてそれ以上に描いて欲しかったそんなイアンとベスの心の交流が、正直不発だったように思えました。
ベスはイアンの奇妙な行動を補ってあまりあるどんな魅力に魅かれたのか?(見た目とセックスアピールはともかく、それ以外は?)イアンは何故すぐにベスの聡明さと芯の強さに気づいたのか?
前半部分の、恋に落ちるまでの過程の部分が、イアンの個性を描くことの後ろに隠れてしまった気がします。
ただ、こういう設定をもってきたこと自体がとても新鮮で、作者の意気込みを感じるので、あまり事細かにあげつらうつもりも無いのですが、あと一歩という感じでした。
前半のもうひとつ入り込めない感じから、後半は一気に物語が動いて面白かったですね~。
イアンに小言を言われてもめげずに事件の真相を探るベスには文句なく応援したい気持ちになったし、そんなベスを生まれて初めて愛するようになるイアンのまっすぐな情熱も心地よかったです。
上の3兄弟もそれぞれに個性的で、今後のシリーズも是非読みたいですね。

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【2011/02/09 Wed 21:42 】 | A | comment(0) | trackback(0) |
「ラブソングをあなたに」ジェニファー・アシュリー 
ラブソングをあなたに (二見文庫 ザ・ミステリ・コレクション)ラブソングをあなたに (二見文庫 ザ・ミステリ・コレクション)
ジェニファー・アシュリー 米山 裕子

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今日は初めに改めてお礼をば・・・
いつもレヴュー記事に拍手をいただき、ありがとうございます!
とっても励みになります~(^^♪
そして、管理人だけにコメントいただいたものもちゃんと読ませていただいております・・・けど、これって返信?したのはコメント主さんは読めるのでしょうか?
イマイチblogを使いこなせていない私・・・ごめんなさい。
これからも、勝手気ままななレヴューですが、どうぞよろしくお願いします。

さて、ジェニファー・アシュリーのコンテンポラリー作品、楽しかったです!
某websiteのコメントで「誰も変身しないし殺されない」とありましたが(笑)まさにその通りで、確かに舞台はちょっと普通じゃなくても等身大のヒーロー&ヒロインが悩み頑張る様子が、素直に良かったと思えます。
ヒロイン:ブレンダの一人称スタイルなんで、ヒーロー:ニックの心境は想像するだけなんだけど、それも細かな描写でストレスなく読めた感じです。
ブレンダの目を通して見るニックはたまらなくセクシーで優しくて男の可愛げに溢れた男なのに、当の本人は自分を「退屈な男」なんて謙遜ではなくスラリと言っちゃう当たりが、まさに等身大で良かった。
ブレンダから熱烈に思われながら、不器用な彼女の言動にとまどい落ち込んだり傷ついたりする様子が、本当にキュートでしたね~。
ブレンダも新鮮な驚きを感じたように、初対面が裸でベッドの中だった時に慌てて別れたことを「恥ずかしかったから」なんてふうになんのてらいも無く言えちゃうところが、とても自然体で温かい彼の人柄をとてもよく表現しているな~上手いな~と思いました。
そんな魅力的なニックから素直に熱い気持ちをぶつけられれば尚更に、愛におびえて傷つく前に自分から傷ついてしまえ!と逃げ腰になるブレンダの気持ちも、すごーくよくわかる!!
このブレンダのジレンマをあっさりと、でもツボをついて描いてみせたところが、とても共感できましたね。
結局、男と女は大した事件なんて起こらなくてもいろんなことで悩み喜び愛を見つけるのね・・・という恋愛のシンプルな真髄をサラリと教えてもらった感じです。
確かに、ちょっと長い!と思う部分もあったけど、脇のキャラたちもみんなやりすぎない程度に個性的で、人間模様を読むのも楽しかったです。
ヒストリカルはどんな感じなんでしょう?読んでみたいです♪

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【2010/11/03 Wed 20:33 】 | A | comment(0) | trackback(0) |
「ハニーは涙を流さない」スーザン・アンダーセン 
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The Marine Series #4、メデタシメデタシな結末♪
ただ、盛り上がりはイマイチだったかも・・・あまりにも展開見えすぎで・・・(笑)
いやいや、ジェイリッドとPJだからガチな展開でいいんですよ、、、でも、やっぱりちょっと捻りが足りなかった。
捻らないなら、熱さで盛り上げるとか・・・して欲しかったかな~。
それでも、心の奥にある絶対的信頼感の上に成り立つロマンスなわけで、読んでいて安心というかほのぼのとさせてもらえましたね。
やたら「俺は氷河だ~~~~」と念仏を唱えるジェイリッドが笑えたし、ジェイリッドのことを女をイカせる天才だと思っているPJが可愛かった♪
んで、そんなジェイリッドの脆さと頑なさを実に絶妙に暴いてみせるPJの賢さも、また脱帽なんであります。
なんちゅーか、カントリーのスターと元海兵隊の私立探偵という普通じゃあり得ない設定でも、なんだかほんわか等身大って感じで、そこがリラックスして読めて良かったですね。
途中で出版社が変わったこのシリーズ、MIRAになってから若干ムードが軽めになったような気がしたのは、私だけでしょうか?(笑)

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【2010/10/09 Sat 20:26 】 | A | comment(0) | trackback(0) |
「プラムローズは落とせない」スーザン・アンダーセン 
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9月にシリーズ4作目が出るので、積み残しておいたこの作品もしっかり読み終えておきましたよ。
これ読まないと、4作目のH&Hが出てこないし・・・(笑)
ラブシーンのあっけらかんとした熱は前作まで同様で、なかなか楽しめました。
ただ、ロケットの魅力が最大限に生かされたかというと、ちょっと微妙な感じです。
見事なお宝を持つ(爆)プレイボーイの元海兵隊員という設定だけど、やることも言うこともしごく真っ当で(まあ、おチャラケから卒業したって設定なんでしょうが)ちょっと面白みがなかったかな~。
トーリとの掛け合いはそれなりに面白かったけれど・・・
このカップルもまた、サイドロマンスのジェイリッド&P.J.にすっかり株を奪われた感を否めないか。
くくく、私の好きな青ーいカップルのその後ということで、読みながらすっかり次作への期待のほうが高まってしまったわ。
ロケットとトーリの心のすれ違いと葛藤も、まあ平均点といった感じ。
多分、今作品と次作品とをセットで読むと楽しめるんじゃなかろうか。

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【2010/08/03 Tue 11:34 】 | A | comment(0) | trackback(0) |
「ダークフリスの一族 金色の翼の花嫁」シャナ・エイブ 
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The Drakon Series #1、独特な雰囲気で、ファンタジーの色濃いムードが良かったです。
ただ、ちょっと期待が大きすぎたのか、思ったほど熱中しなかったかな~。
前半部分はかなりファンタジーの面白さが勝っていて、それが逆に良かったんだけど、せっかくの設定が少し小さなスケールに収まってしまったような印象です。
一族の宝の宝石をめぐる「逃亡者」との追跡劇は、その宝石の圧倒的な重要性がイマイチ伝わってこなかったのと「逃亡者」が最後まで影が薄いままだったので、もうひとつ盛り上がらない感じでした。
クリストフとルーのロマンスは、煙から竜へと変化する特性を大いに生かしてとてもロマンティックで読んでいて楽しいものだったし、初恋の人クリストフを心から思いながらそれゆえにただ運命のまま結ばれたくないというイジラシさもあり、すごく納得できる感じでしたね。
ルーを思うクリストフの気持ちも、ただ「アルファ」だからという根源的な動かしがたいものと、いつまでも「ねずみっ子」とからかい混じりに呼ぶ優しさとがあり、男らしい勢いと誠実さが同居してなかなか良かったし。
すみずみまで丁寧に描かれていてすごく良かっただけに、もう少しの勢いがあれば、という感じですかね~。
ともあれ、ゼインがヒーローの次作もすごく楽しみなんで、ぜひ読みたいですね。

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【2010/07/12 Mon 18:18 】 | A | comment(0) | trackback(0) |
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