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「危険なエクスタシーの代償」ラリッサ・イオーネ 
危険なエクスタシーの代償 (マグノリアロマンス)危険なエクスタシーの代償 (マグノリアロマンス)
多田桃子

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The Demonica Series #1 読了・・・・できず(笑)
かなり我慢して読み進めたけど・・・ううっ気色悪い!!
体液やグロテスクな生き物たちが蠢く様子の合間に、やたらと熱い「動物的な」ラブシーンが加わっても、私、盛り上げれないっす・・・。
ははは、やっぱり、パラノーマルはどうも苦手だな~。
唯一、人狼ものは大丈夫そうなんで、来月のマージョリー・M・リュウでは是非巻き返したい・・・ですね。
えーっと、オビラットの登場場面で、ギブアップ。
これだけ新刊発売が多いので、我慢して読むつもりもなくさくっと頁を閉じましたとさ。

残念な結果にがっかりしながらふと思い出したのは、同じように、というかヒロイン自身が一種の異形のものであるマキャモンのイワユル「B級ホラー」時代の傑作、「スワン・ソング」
同じように禍々しく汚れた世界でも、ウワズミをすくえばその下には透明でかつ奥深い世界観の広がるこの作品、私は大好きなんですよね~。
ラスト部分のちょこっとロマンスにもドキドキしたし♪
マキャモンは大傑作「少年時代」のあとの数作以来、ちょっと沈黙ですね~。

Swan Song
Swan Song
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テーマ:ロマンス - ジャンル:本・雑誌

【2009/04/21 Tue 22:43 】 | I | comment(0) | trackback(0) |
「たくらみは二人だけの秘密」ジュディス・アイボリー 
たくらみは二人だけの秘密 (ライムブックス ア 1-4)たくらみは二人だけの秘密 (ライムブックス ア 1-4)
岡本 千晶

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なんとも不思議な物語でした!(笑)
やっぱり、ジュディス・アイボリーはちょっと一筋縄ではいかないなーという感じ。
当たれば激ツボ、外したら???・・・・(爆)
で、この作品は、とにかく不思議な感じ。
ほとんどスチュアートとエマの2人芝居めいた感じなんで、お互いの心理の変化をかなり丁寧に描いていて、そういったところは「闇の中のたわむれ」に似た印象かも。
エマの詐欺行為に激怒したスチュアートが、エマをイスに逆さ!!に縛り付けるんだけど、その辺りの展開がなんとも不思議な味付けで・・・・!
これも、ダメな人にはダメなシチュエーションかもね~。
あの、、、スチュアート、かなり変人です。
一見普通そうなのに、その思考回路とタブーの無さが際立っています。
私、ある意味ここまで容赦がなく、変態めいたヒーローって初めてかも、です。
なかなか最後までイメージを捕らえることができなくて、それでこんなに不思議な読後感なんだろうね。
ほんと、説明の難しいスチュアートとエマの関係、その微妙なやり取りを楽しめれば○なんじゃなかろうか。
変態(笑)のわりに、実に誠実なラストを向かえるスチュアート、それはまたそれで気持ちよくてよかったですけどね。
ただ、先がどうなるんだろうとサクサク読めるかと言われると、微妙な1冊です。

テーマ:ロマンス - ジャンル:本・雑誌

【2008/10/19 Sun 19:16 】 | I | comment(0) | trackback(0) |
「闇の中のたわむれ」 
闇の中のたわむれ (ライムブックス ア 1-3)闇の中のたわむれ (ライムブックス ア 1-3)
岡本千晶

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ジュディス・アイボリー、昨夜一気に後半1/2を読了しました。
いや、正直1/2までは読むのに苦労した・・・(続くな、こういうの)
「美しすぎて」の二の舞にならないように、辛抱して辛抱してルイーズとシャルルが下船するところまで読み続けて、正解でした。
シャルルが素顔を明かしてからの展開が、いったいどうなることやらと頁を繰る手が止まらなかった感じ。
そいういう意味で、何故かSEPを髣髴とさせる気がするんだけど。
ロマンス小説だからラストは当然ハッピーエンドとわかっていても、「一体ここまでこんがらがって、どうやって落とすんだ?!」っていう展開の面白さが、ジュディス・アイボリーにもあると思う。
この作品は、真の意味で「ロマンス」を期待して読むと、外した感の強くなっちゃう作品かも。
ロマンスの成就よりも、ルイーズの成長物語の側面が大きいのと、ルイーズとシャルルの人間的な触れ合いのほうが深く掘り下げられているので、例えばルイーズとシャルルが姿を見せずに愛し合うすごくセクシャルな場面でさえ、個性と個性の触発と融合と結びつきのようなものを強く感じてしまいましたね。
でも、それが全然嫌じゃなかった。
あ、正しくは「後半部分」は!(笑)
はっきり言って、ルイーズは誰もが息を呑む美貌を十分すぎるほど自覚して自分自身にうんざりしている「怒れる子供」なんです、「パシャに捨てられる」まではね。
なので、素性も知らない男性に身を任せたり相手の都合もおかまいなしに押しかけたりといった行動が、ううう・・・となるわけだけど、そこはやっぱり後半部分への伏線なんでしょう。
自分自身の判断や価値基準に素直に従ってそれを恥ずかしく思うことなく、目の前の「醜い」シャルルを愛することを自覚して、やがて他者と自分の違いを理解していく、ルイーズの成長をちょっとシニカルにでも応援したくなる感じでした。
一方のシャルル、自分で仕掛けたゲームで、最後にはがんじがらめになって苦しむ様子に、「まったく!!」とあきれるやら笑えるやら。
彼は、なんちゅーか、「自分の力」にすごく自信があるわけです。病気によって片目を失くすという「自分の力」以外のものを十分すぎるほど負って生きてきたわけだからね。
それをルイーズごとき「子供」に知ったような言われ方をされて、どうにも我慢がならなかったんでしょう。
そんな、実は非常にプライドの高い男が、ルイーズの前ではオドオドとも言える行動をとり、彼女の我儘に屈する様子が、どうしようもなく「恋する男」の苦悩を感じさせてくれた。
情けなくなってもいいような場面でも、どこか滑稽な感じもあって、ラストの自ら「自分」に扮装しようとするところなんて、なんだかもう「ばか!」ってくらいいじらしい(笑)
こんな、書けば書くほど人間臭いダメダメな2人が、本当に向き合って信頼し合って大切なものを見つける物語、独特な読後感があって、不思議と印象深い1冊です。


テーマ:ロマンス - ジャンル:本・雑誌

【2008/03/26 Wed 20:54 】 | I | comment(0) | trackback(0) |
「美しすぎて」 
美しすぎて美しすぎて
ジュディス・アイボリー 岡本 千晶

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50ページくらいまで「むむむ」と思いつつ、がんばって1/3まで読み進めてみたのですが・・・完読できず・・・(爆)
今月はこれを一番楽しみにしていただけに、ちょっと寂しいな(^_^;)
なんなんだろう、この居心地の悪さは~??
と分析してみたのだけど・・・。
うん、多分、ジェームズのココに対する讃美の仕方があまりにも「てらいが無くて無邪気」すぎるところに、違和感があるのかな~。
文中でも何度も出てくる通り、ジェームズは無邪気なだけの男じゃなく野心も気概もあるうちに秘めたタフネスを感じられるキャラなのに・・・。
あくまでも私の好みなんだけど、どんなにメロメロなヒーローでも、ヒロインの欠点をよーく理解してその上で「どうしようもなく惹かれる」っていうところが堪らなく切ない感じになると思うのだけど、ココの場合、ジェームズを通して彼女「自身」の欠点が語られることがほとんど無く(1/3辺りまでは)とにかくその魅力に圧倒されているんだよね。
ココが「元高級娼婦」ということや年の差etc.が2人を隔てる障害として描かれているわけだけど、それははっきり言えばココ「自身」の欠点ではないわけで、逆に禁断の魅力となってしまうでしょ?
そうなると、一種「悲劇のヒロイン」(ココの場合はちっとも暗くなくていいんだけど)になってしまって、彼女の「愛すべき欠点」はどこなの?ってことになって、完璧すぎて面白みが無いと私的には感じてしまった。
雨宿りのシーンとか、本来読んでいてドキドキワクワクしてくる場面なのに、どうしても思い入れが足りなくて、気持ちの上をスルスルと滑っていく文体を追うのみという、なんとも物足りない感じになってしまった~。

むーーー、いつか再チャレンジしてみようとは思うのだが・・・(苦笑)
あの、あくまで私的な感想なので、これ読んでも是非皆様はトライしてみて、また感想を教えていただけたら嬉しいです。

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【2007/01/17 Wed 08:46 】 | I | comment(0) | trackback(0) |
「舞踏会のレッスンへ」 
舞踏会のレッスンへ舞踏会のレッスンへ
ジュディス アイボリー Judith Ivory 落合 佳子

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楽しみにしていたジュディス・アイボリー、夏休み初日に一気読みでした(笑)
なんていうか、素敵にセクシーな大人の御伽噺だー!
ご都合主義のような展開だと、結構辛口になる私ではありますが、今回のラストはもう全くもって許すよ~いいよ~♪って気がするのは何故かしら・・・と考えてみたんだけど、全編通じての健康的な前向きなパワーに心から賛成できたから、かな?

ミックが素敵に変貌していく様が、ウィニーでなくてもうっとりするほど素敵でね~。元のままでも粗野な魅力に溢れているのに、そこに更に洗練された貴族らしさが加わると・・・まさに「悪魔的」・・・(笑)
しかも、動物を愛して、自分の家族を愛して、あるものをあるがままに受け入れている自然体でもあるわけで。いやー、これは手ごわいよ、ウィニー!
そんなミックが、ウィニーを口説きまくる様子が、なんとも羨ましく微笑ましいんだよね~。
キスしたい、君が欲しい、俺が欲しいと言ってくれ、etc...「大きくて醜い女」だと自分を卑下してきたウィニーの殻を破って、美しく飛び立たせるのはそんな素直な心からの賞賛の言葉なんだから。
ハッとして胸が暖かくなるドキドキシーンはいくつもあるんだけど、ウィニーが自分が脚を覗き見た女性だと判って言葉もなく照れるミックの姿がすごく印象的。少年のようで、ほんと可愛い♪
原題の通り、いたるところに様々な「取引」が隠されていて、嘘っぽくなりそうな展開を絶妙にコントロールしている。そして、ミックとウィニー2人の心理描写が圧倒的なページ数を占めながら、恋する男と女の苦しく熱い胸の内を起伏に富んで描いていて全く飽きさせないのが、すごい。
随所に伏線でもある言葉遊びが隠されているのも、読んでいて楽しいところ♪ウィニーの「ムスコ」発言には、ミックでなくても爆笑・・・( ̄m ̄〃)
読み終わってハッピーになれるこんな作品を読むと、「ロマンス小説」というジャンルに出会えて本当に良かったなーって思っちゃう。

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【2006/08/12 Sat 22:58 】 | I | comment(0) | trackback(0) |
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