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「真夜中の罪はひそやかに」シンシア・イーデン 
真夜中の罪はひそやかに (イソラ文庫)真夜中の罪はひそやかに (イソラ文庫)
シンシア イーデン Cynthia Eden 松井 里弥

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シンシア・イーデンの Midnight #2、うーーん、1作目ほどの面白みは無かったか・・・。
なんでだろうと思ってみると、やっぱり「絶世の美女」でサキュバスっていうヒロイン:カーラの設定が、やや出来すぎな感じがしたからかな~。
セックスによってパワーを奪うことに嫌気がさして、真実の愛を信じて「セックス絶ち」しようとするあたりの理屈は何となく理解はできるんだけど、そこまで思いきるだけのバックグラウンドが今一つ迫ってこない感じもしました。
それと、姉を人間に殺されたあたりの事情も、後半に大いに絡んでくるわりにはカーラの切実な悲しみというのがもう一つ描写されていなかった気がします。
それはヒーロー:トッドにも言えて、母を失った経緯と警官という職業にとことん拘る人生観が、所々述べられてはいるけれど、どうもちょっと薄味な感じで・・・
主人公2人の心の葛藤がどうも切実に迫ってこないもんだから、あっという間にセックスに溺れちゃう部分のほうが目についてしまい、なんとなく納得できないような(笑)、まあお好きにどうぞ的な距離感になっちゃったような?!
とは言え、世界観はやっぱり面白く、何でもありじゃない部分がキュッと引き締まった印象のシリーズなんで、次作も楽しみにしています。
マクニールとスミスの異色カップルの行方のほうがよっぽど面白かったわけだけど、今回よりを戻したことでメデタシメデタシになっちゃうんでしょうかね~?
もっと、彼らのツンデレ具合を楽しみたいんだけど、次も・・・(笑)
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テーマ:ロマンス - ジャンル:本・雑誌

【2011/04/16 Sat 21:49 】 | E | comment(0) | trackback(0) |
「運命の出会いは真夜中に」シンシア・イーデン 
運命の出会いは真夜中に(イソラ文庫)運命の出会いは真夜中に(イソラ文庫)
シンシア イーデン Cynthia Eden 佐竹 史子

早川書房 2011-02-04
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Midnight #1、さほど期待せずに読んだからか、思った以上に面白かったです♪
シフターもののパラノーマル・ロマンスなわけですが、なんでもありの壮大な世界観の作品が多い中で、人間のそばでヒッソリと息づく「異人」という設定から外れずに最後まで読ませたのが、とても良かったです。
あくまでも舞台は現代の都市で、事件解決の過程も警察捜査を基盤にして進んでいくのが、大風呂敷を広げずにコンパクトにまとまってスッキリと読み切れた感じです。
眼鏡っ子のドクターというヒロイン:エミリーの設定も嫌みなくキュートだったし、そんなエミリーに会った途端にメロメロになっていく憎まれ口の多いいじめっ子ヒーロー:コリンも、型通りでも素直に楽しめました。
この2人の心のうちの描写がなかなかキュートというか、そのまんま思いを素直に文章にしたって感じが、逆にストレスなくスイスイと読めて良かったです。
どこか格別に良かった!とか、切なくて感動した!ってことは無いけれど、単純に読み物として面白かったという印象です。
こんな感じでシリーズが続くなら、肩の力を抜いて気軽に楽しめるパラノーマルとして読んでみたいと思いますね。

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【2011/02/13 Sun 19:47 】 | E | comment(0) | trackback(0) |
「奪われたキス」 
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高里 ひろ

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スーザン・イーノック、コンテンポラリーの邦訳1号が好みじゃなかったけれど、ヒストリカルはかなり面白いという評判を信じて(笑)読了、面白かったです。
テンポもよく、終盤になるにつれお堅いいい子ちゃんヒロイン:リリスがどんどん奔放になっていく様子が楽しかった。
最後にはヒーロー:ジャックもたじたじ・・・(爆)
悪役を尾行するは、ジャックを押し倒す?はで、いい子ちゃんの仮面をすっかりかなぐり捨てての大活躍で、作者の意図した通りに変貌ぶりが心地よかったです。
まあ、序盤からジャックに皿(だったかな)投げたりしているんだが。
一方のジャック、放蕩者ヒーローと書かれながら実際はいい人だったりすることの多いヒストリカルの中で、本気で悪いことしてきた描写が不思議と嫌悪なく受け入れられて、なんだか風格もあったりして(笑)
最初からリリスを苛めてやろう?という姑息なところもなんだか可笑しいし、リリスへの想いにとまどっている中盤も可笑しい。
前の邦訳1号では設定が走りすぎてちょっと感情がついていけなかったので、こっちはしごく王道なヒストリカルなんだが気持ちよく読み終えた感じです。
まあ、王道すぎて、印象に残るかと言われるとどうだろう?
っちゅーか、ヒストリカルの新刊が多すぎて・・・あんまり一気に読むと1作1作の印象が薄くなっている気がしてね~。
今月は特に多かった気がする。5月はコンテンポラリーのサスペンスやミステリーが多そうなので、気分転換にはちょうどいいかも。

5月のステファニー・ローレンスは、やはり Cnster Novels #1 「DEVIL'S BRIDE」でしたね。
長いシリーズものの1作目・・・なので思案中です。

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【2008/04/12 Sat 22:12 】 | E | comment(0) | trackback(0) |
「あたしはメトロガール」 
あたしはメトロガール (ソフトバンク文庫 イ 3-1)あたしはメトロガール (ソフトバンク文庫 イ 3-1)
川副 智子

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初イヴァノヴィッチ読了。
ロマンスと書くとちょっと違う。サスペンスというには切迫感がちょっと足りない。ミステリにしては謎解きがあるわけでもない。
なんて書くと、面白いの?と思うかな?
いやーーー、すごく面白かったです(爆)
途中、何度も大笑いしちゃった。
蛇と蛭のシーン。(どんなシーンかって?読んでみてくださいな)スパイス・クッキーと犬のブライアンのシーン。オールバックとぐるぐる包帯を轢くバーニー・・・。大袈裟な文体ではないのに、ポップさと独特のユーモアセンスがすごく楽しかった。
NASCARのハンサムなレーザーで、億ションに住んでいてクルーザーを持っているなんていうとなんか鼻につくかと心配したヒーローのフッカーも、男気と健康的なセクシーさと茶目っ気のある少年っぽさが絶妙にブレンドされて、素敵だった!
男が好きになる男だった、意外にも!
バーニーに惹かれてチョッカイ出しながらも、眼前の重要事項にテキパキと対処する誠実さも良かった。
そんなフッカーに、これまたそんな場合じゃないのよ!と思いながら心乱されるバーニーも可愛い。
男前な行動と心の中の女の子っぽさがキュートでね~。
男と女という前に、人間同士として信頼しあっていく過程がさっぱりとして心地よかったし。
次作も、楽しみです。

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【2008/01/31 Thu 20:26 】 | E | comment(0) | trackback(0) |
「魔法のランプ」 
魔法のランプ魔法のランプ
リタ・C・エストラーダ 霜月 桂

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RITA賞のRitaとは、彼女の名前を冠しているんですもんね。
大御所作品、実は初めて読みました(^。^;;
いやーー、よく出来ていて面白かった!
なんちゅーか、Tだけど熱いだけじゃなく苦しくて泣ける感じが・・・すごく良かった~~♪
コンピューター会社を一代で築いた社長のワイルダーと、調理師見習いの学生バージニアが、お互いを取り巻く世界や価値観の違いにとまどい揺れながらも本物の愛を掴むまでのじんわりとした秀作。
バージニアがね・・・気が強いだけじゃなく、ワイルダーに届かない自分の想いを抱いて泣くところが・・・切ない。
愛を信じないワイルダーを頭から否定するんじゃなく、かすかな希望を抱いて愛を惜しみなく与えようとするところが、しっかりもののキャラに上手に色づけされていて、読んでいてシミジミしちゃった。
ようやく自分の気持ちに正直になるまでのワイルダーの我儘&悶々ぶりも男のセクシーさがあっていいし、後半~ラストの激しいけれど洗練された感じの愛の収まり具合?!が、ただハッピーエンドってだけじゃなく現実的でぐっときたな~。
他の作品もぜひ読んでみたくなっちゃいました!

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【2007/08/06 Mon 21:44 】 | E | comment(0) | trackback(0) |
「恋に危険は」 
恋に危険は (ライムブックス イ 1-1)恋に危険は (ライムブックス イ 1-1)
数佐 尚美

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日本初上陸の作家さんが毎月たくさん紹介されるのはすごく楽しみではあるのだけど、正直次も絶対読みたい!!と思える作品はそれほど多くない・・・(笑)
スーザン・イーノックは、これがコンテンポラリー初作品?のヒストリカルの作家さんらしいですね。
ヒストリカルの作品はどんな感じだろーと興味はありますが、この作品は結構苦しかった(^_^;)
・・・・ドキドキしない・・・・!!
これって、ロマンス小説では致命的?
しかも、結構な長編で最後のほうはかなりはしょって読みました。
ヒロイン:サマンサは正真正銘の美術品窃盗のプロ、ヒーロー:リックはそのサマンサが忍び込んで図らずも命を助けることになる億万長者。
なんつーか、2人とも、人間臭さが漂ってこない~、匂わないのよ!(爆)
熱いラブシーンも、モデルさんが演じているDVDかなんかを鑑賞している気にさせられた・・・。あんなに絶倫のリックなのに・・・熱く感じられないなんて。
ひょっとして、読みすぎてだんだん鈍感になっているのだろうか、私?!
はまって読めるものって、読みながら思わずページを閉じて「うひゃ~」ってなったり、本当に胃のあたりがズキンとしたりしませんか?
そんな瞬間を楽しみに読んでいるんだけどな~。
で、話はサムとリックに戻るけど、まずサムの「生業」に関してはきっと賛否両論ありだと思うんだけど、私はこの設定すごく期待していたのです。
けれど、サムがそこまで命をかける情熱の出所がぐっと伝わってこなかった。それに、そこまで有能なプロとしての技があんまり披露されないので、どうもその職業設定に違和感があってね~。
同じ泥棒でも、SDFの皆さん(笑)のようなのはすっごく楽しくて全然オッケーなんだけどな。
リックは、妻と友人に浮気されて離婚した過去のあるイギリス人。
傲慢だけどお茶目でフットワークが軽くてすごくセクシーで・・・だけど、、、これっていうツボのようなキャラじゃなかった。
普通に格好いい、感じ?
けれど、最後のオチにはやられたかも!これは、笑えた!

さて、乗り切れない本が続いた後で、ようやく壁の花最終話にとりかかってます♪
ああ、すごく居心地いいドキドキ感だわ!
で、週末はマッケナの短編も待っている・・・!

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【2007/05/18 Fri 09:02 】 | E | comment(0) | trackback(0) |
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