The Simply quartet #4、長い間かかって、ようやくフィナーレですね〜! そして、ベドウィン家の面々の登場など、バログの愛読者なら色々と楽しめる内容でした。 早く、フライヤのロマンスとウルフのロマンスが読みたいものですが、一体いつになるやら・・・?(笑) さて、本作品の印象ですが、ロマンスの切なさやドキドキや熱さよりも、バログのストーリーテラーとしての力量を感じましたね〜。 確かに、クローディアとジョゼフのままならない恋の行方は、大人な深みもあってじんわりと切なくて良かったのです。 でも、正直言ってシリーズの他作品のような焦燥感とか熱とか、は少なめだったのでは? その分、リジーを取り巻く人々とのやり取りを通して、自分らしく生きることの本質を描いていて、純粋に物語として楽しめたと思います。 クローディアとフライヤとのやり取りや、ポーシャやチャーリーのどこまでも上流社会に染まりきった観念や、こっそりとクローディアの恋を応援しようとする女性陣や(笑)、そういう横糸が丹念に織り込まれていて、物語を最後まで面白くしてくれたと思います。 なんというか、あっと驚くような展開では無いのに、読む勢いが止まらないって感じでした。 それでもやっぱり、シリーズ4作の中ではどうしても大人し目な印象にはなってきますが・・・ |
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3作品読んで、それぞれの作家の今の勢いというか筆圧の差を、ひしひしと感じちゃいましたね〜。 ★「昼の顔、夜の顔」ローリー・フォスター ドキドキさせてくれたのは最初だけ。 後はとにかくナタリーの自信の無さと後ろ向きな発言の数々にイライラし通しでした(笑) ジェットよ、ナタリーの一体どこがそんなに良かったの?? 展開も、休暇を過ごす場所までも嵐で辿りつかず、ワンコと妹たちとの掛け合いに終始してなんともお粗末。 いやね・・・大好きな作家だけに、ついつい厳しい感想になっちゃいます! ★「プライベート・バカンス」スーザン・ドノヴァン 久しぶりのスーザン・ドノヴァン、あの「ヒロインを一目見て椅子から転げ落ちるヒーロー」が印象に残っていたけれど、3作の中で一番ロマンスとアバンチュールの真髄を描いてくれて、とっても楽しかった。 ゲイルとジェシーが恋に落ちかける1日ガイドツアーでのやり取りと魅かれあう引力のドキドキ、そしてゲイルのキュートな涙・・・ 大人な恋愛なんだけど、恋することの楽しさと熱を生き生きと描いていて、すごく心地よい読後感。 ★「誰にも言わないで」ヴィクトリア・ダール 彼女の作品は、1作目のヒストリカルがどうにも受け付けなくて苦手意識がすごく強かったんだけど、この短編のおかげでその印象が払拭された! 嬉しい裏切りと、今後への期待を一番感じた作品かな。 とにかく、笑っちゃうくらい「趣味のあった」このカップルの熱々な様子が・・・いやもう、大好きです♪ SMとしての肉体的快楽より、その行為の内側の心理をちゃんと描いていて、とても興味深い。 こういう野心的な作品を書くダール、次のMIRA文庫作品も絶対読むぞ!と今から楽しみです。 |
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RT BOOK REVIEWS 2009 Reviewers' Choice Award Winner HISTORICAL PARANORMAL なんだか、ブロックウェイに対する新しいイメージが、また1つ加わった新鮮な作品でした! あらすじを読んだだけだと、もっとじんわりとして落ち着いていながら濃厚なロマンスかなーと思っていたのですが、いい意味で裏切られた感じです。 とにかく、グレイの独白部分が笑える笑える!! それも、軽快でスパイスが効いていて、バサっと一刀両断の言い切りっぷりが・・・楽しかったです♪ アメリーに対してもグレイに対しても、自分の不思議な力のことを秘密にしておかなければいけなファニーのもどかしさが、そこから生まれるユーモラスな展開と絡まって、最後までテンポよく読めた感じ。 アメリーが少し子供っぽくてイラっとくる部分はあったけど、まあ彼女の相手はヘイデンなんで、もう2人で好きにしてちょーだいって感じでした(笑) 一方のグレイとファニーのロマンスは、もう大人なしっとり具合と初々しいドキドキ具合がマッチして、楽しめました。 ファニーを信じたいけど信じきれないグレイの悶々とした様子が、妙に少年っぽくてキュートだったし。 胸が切なくなるというムードはないけれど、カラっとしていてグレイとファニーの掛け合いを楽しめるところが良かったかな。 しかし、読んでいる時は一気なんだけど、意外に読み終わってからの余韻は少なかったかも・・・(笑) |
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お初作家のジェイド・リーの Wicked #1、あいたた、これはちょっと読むのが辛かった(笑) 小劇場の経営者シェールは、社会的地位が低かったために医者に騙された妹や母親の死のトラウマから、自分の子供たちに安心した将来を与えてくれるような上流階級に属する男性との結婚を望み、まだ若く落ち着きがあるとは言い難い貴族のキットの求婚を受け入れるけれど、キットの従兄のブランドンとの間に絆と情熱を感じていて、決して自分と結婚しようとしない彼を忘れようとしながら結局2人の間を行ったり来たり。 とにかく、ひたすらに展開が暗い・・・(笑) 暗いだけならいいけれど、じっとりと陰湿なムードが漂っている気がしてね〜。 終盤のキットの病気やら、ブランドンの妻の病気やら、、、とにかく、じめじめと夢のない展開に辟易となりました。 苦しく切ないとは違う、希望を感じられないムードなんですよね〜。 多分それは、結婚によって何としても社会的地位を手に入れようと、ありもしない希望を抱き続けてある意味まわりを振り回しているシェールに、ぜんぜん共感できなかったことも大きいかな。 意地悪で残酷な上流階級の面々の行動はもちろん頷ける部分はぜんぜん無いんだけど、一方そんな世界に固執して拒まれる度にグズグズとブランドンの胸で泣くシェールに、かなりイラっときました。 そして、そのブランドン自身も、妻としてインドの少女を止むに止まれぬ事情と高潔な心からとはいえ無理やりイギリスで暮させているわけでね・・・ この妻の問題の解決方法も、なんだか都合がいいというか、、、 とまあ、いろんな部分で納得するのが難しい展開だったわけだけど、ラストのあれも・・・(笑) まあ、あっさり殺したんじゃ後味悪いのかもしれませんが、私にはどっちでもよかったかな(鬼) |
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一応、読もうと思っていた2011年の新刊本をあらかた読み終えたので(笑)選んでみました!
しかし、昨年はなかなか読書する時間がとれず数をこなせなかったので、ジャンルを問わず海外ロマンス小説20冊ってことで・・・ 興味のある方は、下記より覗いてみてくださいね。 「My Sweet Frog Prince」 |
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ジュリー・アン・ロングの久しぶりの邦訳、楽しみにしていました。 私だけかもしれませんが、期待の高い作品を読むのに結構気力を使うので、なかなか読み始められないことが多いんですよね・・・(笑) ジュリー・アン・ロングも、彼女独特の雰囲気に浸るのに気合いを入れないといけないので(嫌々読んでいるわけでは決してないのに)年越しとなってしまいました。 そして、この作品でも恋が深まる過程を実に丹念に鮮烈に描いてくれて、満足度の高い読後感です。 ただ・・・私はこういう悪いという自覚のないままヒロインを振り回すヒーローがどうにも苦手なんで、ギデオンのことが好きになれたかというと、どうも微妙な感じです。 彼がそういう生き方を追い求めるバックグラウンドはとてもよくわかるし、そこからどうやって本当の自分自身を目覚めさせるのかがこの物語の醍醐味でもあるわけですが、自分自身の居心地悪い本当の気持ちに気づくたびにリリーを傷つける彼の行動は、読んでいてちょっと辛かったです。 なんだかんだと言い訳しながらも、結局はリリーと関係を持ち、挙句の果てに愛人として幸せにしたいと望む彼の言動は、リリーでなくても結構こたえるもんです(笑) もちろんギデオンも、最後にはリリーがいなくては人生の意味が無いことに気づき、自分の傲慢な考え方を猛省するわけだけど、これからはもっともっと謙虚になりなさいよー!と言ってやりたくなる私です。 ギデオンとリリーの内に秘めた思いを、絶妙のタイミングでそうとは知らずに言葉にしてくれるキルマーティンの名脇役っぷりが秀逸でした! それと、ラブシーンの甘さと熱、想いを深めるちょっとしたエピソードの数々が、やっぱりとても繊細で素敵でしたね〜。 ジュリー・アン・ロングは、実に繊細な作家だな〜と改めて感じました。 ただ、あまりにもストーリーが良くできていたので、先がわからないような高揚感はもう一つだったかも・・・です。 |
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新年明けまして・・・もう1週間が過ぎてしまいました! 御無沙汰でしたが、年末に読んだ作品のレヴューをようやく・・・(^^ゞ The PSY-CHANGELING Series #4、だんだん調子があがってきた感じ〜♪ 3作目の解凍系ヒーロー:ジャッドはなかなか良かったけど、やはり私は獣系のほうが好き(笑) チェンジリングの野生味と直観力に基づいた愛情表現が、いいですよね〜。 そんな中、サイ社会の中でも反対勢力が台頭してきたり、更にはあくまでバイ・プレイヤー的存在だったヒューマンにも新しい可能性が生まれたり・・・ シリーズの世界観はどんどん深まり、ますます続きが楽しみです! 猫好きの私としては(まあ、毛皮の四足動物は大概なんでも好きですが)「大きな悪い猫ちゃん」のクレイの、傲慢で男っぽい行動に出ながらも、タリンに「なでなで」されて大喜びの姿が本当に楽しかったです。 とにかく、猫科の動物は、生意気なんだけど憎めないからね・・・(笑) クレイとタリンの気持ちが、信頼の問題とかなんだかんだありながらも、最初から最後まで揺るがないところも、ストレスなく読めて良かったです。 タリンの原因不明の病気の正体も、すんなり納得できるもので、そのあたりも上手かったですね。 クレイとタリンの関係を軸にしながらも、シリーズで今後大いに活躍してくれそうなキャラが上手に配置されていて、楽しみが増えていく感じです。 シリーズ通しての設定や世界観がとても明確なんで、読む側もすんなりとその世界に入っていける、安心して楽しめるシリーズだなーと改めて実感です。 |
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今年最後のレヴューとなりました! ・・・が、最後にふさわしく?!かなり辛口コメントになりそう・・・(笑)なので、読みたくない方は気をつけて〜!! RT BOOK REVIEWS 2010 Reviewers' Choice Award Nominees Innovative Historical Romance、「最も革新的なヒストリカル・ロマンス」ということなのですが、読んでいる最中にずーーっと私の頭の中は「???」マークでいっぱいでしたわ。 「革新的」とは、設定だけ?? 娼婦として生活費を稼ぐ貴族のお嬢様ヒロインと、貴族社会とのつながり&借金の肩代わりのために高慢で残酷なお嬢様と結婚した平民のヒーローのロマンス。 娼婦を生業にしているという設定か、娼館での出会いから始まる恋がそうなのか、「革新的」とされる意味がどうも私にはピンとこないのですが、その設定云々を覗いてストーリーの展開は実に「古臭い」感じでした。 もうね、、、私のドキドキのスイッチは全く起動せず(笑) ヒーローのジェイムズはひたすら真面目で面白みが感じられないし(そのくせ、なぜかベッドの技には長けているって、どうなの?)ローズもイマイチ気概が感じられず・・・ とにかく、この2人に魅力を感じることができなかったのが「革新的」云々より大きな問題でございました(笑) 結局、ジェイムズがとっとと妻と離婚し、ローズは家の苦境を弟に告げれば良かったわけで、そのあたりの盛り上がりも全く無し。 そして、いい味出してくれるかと期待したジェイムズの妹の恋も、えーーってくらいあっけない。 っつか、あなたの社交界デヴューのために、兄ちゃんこんなに苦労してたんだよーん?! ってなわけで、逆の意味で突っ込みどころ満載の1冊でした、私にとっては・・・ 楽しく読まれた方、ごめんなさい。 あ、でも、ティモシーのロマンスはかなり興味あるかも〜。 さてさて、今年はちょっと読書ペースが上がらず、初邦訳作家をとりあえず読んでみる時間もなかなかとれず、、、といった感じでしたが、来年もマイペースで読みたいものをがんがん読もうと思っています。 書きなぐりのblogにお付き合いいただき、本当にありがとうございました! 皆様、良いお年を♪ |
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Elite Ops #4、だんだん、なんちゃってエリート作戦部隊っぽい内容になってきたような・・・(笑) 1作目は後半部分にアクションやらあって、その部分もわりと楽しめたんだけど、シリーズが進むにつれてどんどん「中身」の無い作戦内容に・・・ だってね〜、400ページ強あって、結局は身内の告白で黒幕がバレるという、、、 しかも、全然意外性が無いし! とにかく、展開が遅い(無い?!)のにも程があります(笑) まーねー、ローラ・リーらしいラブシーンのみを楽しめればそれはそれでいいのかもしれませんが、それもシリーズを追うごとにだんだんとマンネリ気味なのも否めないし。 延々ラブシーンでも、私は全く平気なんですが(爆)そのラブシーンはもっとジットリと熱く執拗であって欲しいのですよ! なんて、ローラ・リー好きでないと、この作品を楽しむのは難しいかも。 トラヴィスは有言実行の男で、静かな激しさがあってなかなか良かったのだけど、彼の過去のいきさつなんかをもっと差し込んで厚みをもたせて欲しかったかな。 リリーは記憶喪失という設定なんで、正直なんでもありな展開になってしまったから、彼女の真の強さのようなものがあまり現実味を帯びて感じられなかった。 後半はかなりグダグダですが、序盤のリリーとトラヴィスが自然と求めあうムードは、シリーズの中でも結構いい感じだっただけに、スピードに乗れなかったのが残念でしたね。 シリーズはこの後ニック、ジョーダンと続くようだけど、とにかくジョーダンのロマンスだけは気になるので早く出してください〜。 |
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The Legend of The Four Soldiers #2、期待に違わず、愛の渦巻きがホイトらしく、大変満足でございます! 程よく放蕩者で、上品におどけた仕草で周囲を笑わせる「道化師」のジャスパー、彼が戦争で受けた心の傷を誰よりも理解し、過去から歩み出て未来をみつめて欲しいと願うメリサンド。 広いベッドで眠ることができず、自分の本当の内面をむき出しにすることを恐れるジャスパーが、メリサンドの知的で媚びないけれど細やかな思いやりに接しながら、本来の生き生きとした顔を取り戻していく様子が、お決まりの流れではあっても切なくてじーんとする・・・。 やっぱり上手いな、ホイト!と実感。 メリサンド自身も、決してしとやかに育てられただけの「内気な」女性では無く、辛い恋から立ち直った経験を持っているために本当の人生の苦しさと楽しさを知っている、って感じが良かったですね。 ジャスパーとメリサンドのやり取りは、いろんな形で本当に楽しかった。 大人しいと思っていた妻が、実はベッドではすごーく情熱的だと知ったジャスパーの、若干のとまどいと思いがけない喜びの様子が、可愛かったですね〜。 新婚初夜にあっという間にことを終えられ「処女じゃなくて良かった」とつぶやくメリサンドが、笑えた! スコットランドに向かうあたりから、謎解きの部分も巧妙に絡んできて、そこらあたりがいい加減にならずに上手に展開するのも読んでいて楽しみが増したかな。 欠点だらけだからこそ、どうしようもなく美しい。 自分の殻を脱ぎ捨てて生身の男として迫ってくるジャスパーに対して、全身で愛を感じるメリサンドが漏らすこの言葉、わかっちゃいるけど改めて書かれると結構ガツンときました・・・! 飲み口は軽めだけど、後からじんわりと味わいが深まるワインのような、というとオサレすぎますかね?(笑) シリーズ次作は、これまた待ち遠しいマンローとヘレンのロマンスで、一応「美女と野獣」仕立てみたいな感じですけど、楽しみですね♪ |
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Brothers of the Absinthe Club #1〜3、この短編のテンポは、さくっと読むにはなかなかに楽しいです。 ★「ささげられた夜の乙女」 ラブシーンの大胆さはこれが一番でしょうね〜。 ただ、その分ロマンス部分はおざなりと言う感じです。 ひたすら房中にシーンが集中しているので(笑)まあ、恋が芽生えるというよりも繋がりが深くなっていく、という感じでしたね〜。 でも、シリーズ初回のインパクトとしては良かったのでは? ★「永遠の恋人たち」 お互いの体を霊の恋人に乗っ取られてベッドを共にする・・・という展開は、好き嫌いが大いに別れそうですが、私はまずまず楽しめました。 実は自分自身に戻って楽しみたいのに(笑)霊に先を越されてじれている2人が、なかなか面白かったです。 ★「思いがけない結婚」 ヒストリカルの王道、責任とって結婚ものは結構好きなんで、一番楽しかったですね。 何より、ロスのメロメロ具合がよかったし、お兄ちゃんティモシーとのやり取りも笑わせてもらいました。 知的で清純なヒロインがヒーローが驚くほど情熱的、というこれまたお約束な展開でも主人公2人が爽やかだったので、嫌みなく読めました。 さて、シリーズはあと3作品あるので、短編集がもう1冊出るのかな? 楽しみです♪ |
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Men Who Walk the Edge of Honor #1、なかなか地味目な感じですが(笑)この頃のロリさん作品の中では好感触でした。 格闘家とか傭兵っぽいのとか・・・そういう「マッチョ」な男がここのところヒーローに多いですよね、ロリさん。 私、マッチョな男は決して嫌いじゃないですが、ロリさんと言えば「秘めやかな約束」のような普通?のスマートな男が元気なヒロインに振り回されて・・・というパターンが大好きなもんで、そろそろ色男系も復活して欲しいなと思いますが(笑) さて、本作品のヒーロー:デアもどちらかというとマッチョ系。 やたらガタイがいいってわけではない描写でしたが、その有無を言わさぬ行動力は最近の流れそのままでしたね。 ただ、やたら無口で理解するのに苦労するタイプと違って、デアはすごくきめ細やかに女性を扱ってくれて、それでいておもねるところが無くてスマートだったな〜と。 傷ついたモリーを求めながら、求めすぎたりもせず頑なに拒みもせず、そのさじ加減がちょうど良かった。 特に前半部分、モリーを救出してモーテルから自宅へ向かうあたりの、驚きから不審、そしてかすかな信頼という流れがとてもスムーズで、やたらお互いに熱くなりすぎない感じが素直に読めた感じです。 確かに、ロリさんらしい熱はちょっと低めなんだけど、デアとモリーの2人がとても誠実で、そして普通の感覚で恋に落ちている感じがして、やんわりと楽しめたのが良かったですね。 まあちょっと、事件自体はお粗末で後半は退屈でしたが、そこにジェトとナタリーが登場して、それなりに楽しませてくれた感じです。 |
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久しぶりにキャンディス・キャンプの新刊、設定が私好みだったんで読んでみましたが、楽しかった♪ あの、アメリカ娘とイングランド貴族(その逆も)っていう設定、かなり好みなんですよね〜。 伝統と新進気鋭、常識と革新、その対比からくる可笑しさが加わると、ロマンスが楽しくなる気がします。 この作品は、歯に衣着せぬにもほどがある!ってくらい時代の先を行くアメリカン・レディのミランダの数々の「啖呵」を楽しむのをお勧めします! もうね・・・デヴィンが振り回されるのも仕方ないでしょう!(笑) ミランダに自分自身の欠点について容赦なく言い募られて、ぷんぷんしながらもどうしようもなく魅了されていくデヴィンの様子が、可笑しくて可笑しくて。 そして、われ知らずミランダに強烈に惹かれていることを友人たちに暴露してしまうデヴィンの様子が、本当にキュートでした♪ ミランダはデヴィンの中に隠された清らかな魂を発見し、彼こそ自分の愛する夫となる人だと早くから結論付け(そこがまた、すごい〜)デヴィンを生き生きとした人生の中に連れ戻そうと決意して行動するんだけど、そこの決然とした行動力と意志の強さ、反面でデヴィンを愛する気持ちに屈して彼に身をゆだねてしまいたいと切望する女らしさもちゃんと差し込まれていて、彼女の気持ちをとてもよく描写してあると思いました。 で、それ以上にデヴィンの心の変化、ミランダを愛するようになるまでの細やかな描写がとてもわかりやすく、丁寧で納得できたと思います。 後半部分、ちょっと盛り込みすぎだろ〜ってくらいあっと驚く謎が明らかになっていくのは、多少消化不良な気もするけれど、それを補って余りある中盤の充実ぶりだったと思います。 シリーズ2作目はリチャード、そして3作目は気になって仕方がないレイチェルとマイケルの夫婦再生、ということでシリーズの続きが楽しみです! |
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